employ
- (動)雇う、雇用する
- (動)(技術や方法を)用いる
発音のコツ
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employ の発音は /ɪmˈplɔɪ/ です。最初の母音 /ɪ/ は口をリラックスさせて「イ」と短く発音します。アクセントは後半の /plɔɪ/ にあり、「プロィ」と「オ」から「イ」へ滑らかに二重母音を響かせます。日本語の「エンプロイ」のように「エ」を強く発音したり、平坦なイントネーションにならないよう注意しましょう。
活用形
- 三単現
- employs
- 進行形(-ing)
- employing
- 過去形
- employed
- 過去分詞
- employed
コアイメージ
人を仕事に就かせて対価を払うこと、または目的のために何かを役立てることがコアイメージです。企業が人を正式に採用する時や、特定の手法や技術を活用する時に使います。
employの意味・例文
動詞
雇う、雇用する
To give work to someone and pay them for it.
Our company plans to employ fifty new engineers this year.
我が社は今年、50人の新しいエンジニアを雇用する予定です。
企業が正式かつ継続的に人を雇う際によく使われます。
The factory employs over a thousand local residents.
その工場は1000人以上の地元住民を雇用しています。
規模の大きな雇用状況を説明するのに適しています。
She is currently employed as a graphic designer.
彼女は現在、グラフィックデザイナーとして雇われています。
be employed as で「〜として働いている」という状態を表します。
(技術や方法を)用いる
To make use of a method, skill, or object for a particular purpose.
The researchers employed a new technique to gather data.
研究者たちはデータを収集するために新しい手法を用いました。
論文やレポートで「手法を採用する」と言う時の定番表現です。
We must employ every available strategy to increase sales.
売上を伸ばすために、利用可能なあらゆる戦略を用いなければなりません。
目的達成のために手段を講じるフォーマルな響きがあります。
The author employs a unique narrative style in this novel.
著者はこの小説で独特の語り口を用いています。
芸術や文学における表現手法の使用を指す際にも使えます。
語源
employ はラテン語の in-(中に)と plicare(折る、巻き込む)が合わさった implicare に由来します。人を仕事や任務に「巻き込む」という成り立ちから、現在の「雇う」や「用いる」という意味に発展しました。同じ plicare(折る)の語根を持つ関連語には、imply(ほのめかす)があります。
派生語・ファミリー
employの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
employ は継続的・正式な雇用や技術の使用を、hire は賃金を払って一時的・短期的に雇うことを、utilize はあるものを本来の目的以外も含めて効果的に活用することを表します。
よくある間違い
× We decided to employ him to a manager. ○ We decided to employ him as a manager. → 「〜として雇う」は employ someone as... の形を取ります。to は使いません。
× I employed a pen to write the letter. ○ I used a pen to write the letter. → employ を「使う」の意味で用いるのはフォーマルな文脈です。日常的な道具には use を使います。
コラム
豆知識
employ の語源はラテン語の implicare(巻き込む)に遡ります。ある人を仕事や任務に「巻き込む」状態が、やがて「雇う」という意味へと変化しました。同じ語根を持つ単語には、imply(ほのめかす)や apply(適用する)などがあり、すべて「折り重ねる・巻き込む」というイメージを共有しています。
リアルな使われ方
ネイティブは「自営業」を自己紹介で伝える際、I am self-employed. とよく言います。フリーランスや個人事業主が自身の働き方を説明する時の定番フレーズであり、ビジネスシーンやカジュアルな会話の両方で頻繁に登場します。
映画・音楽での使われ方
2006年の映画『Employee of the Month(邦題:エンプロイー・オブ・ザ・マンス)』は、スーパーマーケットの「今月の優秀従業員」を目指して奮闘するコメディです。派生語の employee(従業員)は、日常会話やビジネスにおいて employ と同じくらい重要な単語です。
イディオム・定型句
〜に雇われて
“He had been in the employ of the government for ten years.”
〜に時間を費やす、従事する
“She employs herself in gardening on weekends.”
employを使った会話例
オフィスの会議室で、プロジェクトの進め方について
We need to hire some temporary staff for the upcoming event.
Actually, I think we should employ a new full-time coordinator instead.
Are you sure? That would mean a long-term commitment.
Yes. We can employ their expertise to improve our overall event management.
I see. So we would utilize their skills throughout the year.
Exactly. It is a better strategy than just bringing people in for a few days.
文化的背景
欧米では日本のような終身雇用制度が一般的ではなく、能力や成果に応じて柔軟に employ されたり、逆に fire(解雇)されたりする労働市場が形成されています。ビジネス英語では日常的に使われるため、英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. employ とは?
人を仕事に就かせて給料を払うこと、または目的のために技術や方法を用いることです。『The firm employs 500 people.(その会社は500人を雇用している)』のように使います。
Q. employ と hire の違いは?
employ は長期的な雇用契約に基づく正式な採用を指す傾向があります。一方、hire は『hire a taxi(タクシーを拾う)』のように一時的・短期的なサービスや労働力に賃金を払う場面でよく使われます。
Q. 人以外を目的語にできますか?
はい、可能です。ビジネスや学術的な文脈では、技術・方法・戦略などを「用いる」という意味で使われます。『employ a new strategy(新しい戦略を採用する)』は論文やレポートで頻出する表現です。
Q. employ の派生語にはどのようなものがありますか?
雇い主を指す employer、従業員を指す employee、雇用という状態を指す employment があります。『He is a full-time employee.(彼は正社員です)』のように、ビジネスシーンで欠かせない単語群です。
Q. 「自営業」を英語で何と言いますか?
self-employed と表現します。フリーランスや個人事業主が自己紹介をする際、『I am self-employed.(私は自営業です)』のように言うのが最も自然で一般的なフレーズです。
CHECK QUIZ
Q: 水漏れ修理のために配管工を「一日だけ雇う」時に最適な動詞は?
Q: 「彼女はマーケティングマネージャーとして雇われた」の自然な表現は?
Q: 「The author employs a unique style.」の employs の意味は?