trust
- (動)信頼する、信用する
- (名)信頼、信用
- (名)信託、預り金
発音のコツ
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trust は最初の「tr」の音がポイントです。舌先を上の歯茎の裏に当てて「t」の音の構えを作りながら、すぐに舌を丸めて「r」の音を出します。日本語の「トラスト」のように「ト」と母音を入れず、「チュ」に近い音から滑らかに繋げてください。母音の「u」は短く「ア」と発音し、最後の「st」は息だけで軽く添えます。
活用形
- 三単現
- trusts
- 進行形(-ing)
- trusting
- 過去形
- trusted
- 過去分詞
- trusted
- 複数形
- trusts
コアイメージ
対象の能力や誠実さを疑いなく信じ、頼りにすることがコアイメージです。人や情報が間違いなく正しいと確信して身を委ねる時に使います。
trustの意味・例文
動詞
信頼する、信用する
To believe that someone is good and honest and will not harm you.
I completely trust my best friend.
親友を全面的に信頼しています。
人を心の底から信じる時の基本的な使い方です。
We can trust them to deliver the products on time.
彼らが期日通りに製品を納品すると信用できます。
trust A to do で「Aが〜すると信用する」を表します。
Do not trust everything you read on the internet.
ネットで読んだことをすべて鵜呑みにしてはいけません。
情報の信憑性を疑う際にも否定形でよく使われます。
名詞
信頼、信用
A strong belief in the honesty, goodness, or ability of someone or something.
Building trust with clients takes a lot of time.
顧客との信頼を築くには多くの時間がかかります。
build trust(信頼を築く)はビジネスで頻出の表現です。
The relationship is based on mutual trust.
その関係は相互の信頼に基づいています。
mutual trust(相互信頼)というコロケーションも重要です。
The scandal damaged public trust in the government.
そのスキャンダルは政府に対する国民の信用を傷つけました。
public trust(国民の信用)はニュースでよく見かけます。
信託、預り金
A legal arrangement in which a person or organization controls property or money.
He set up a trust for his children's education.
彼は子供たちの教育のために信託を設定しました。
set up a trust で「信託を設定する」という意味になります。
The funds are held in trust until she turns eighteen.
その資金は彼女が18歳になるまで信託として保管されます。
in trust(信託して、預かって)という定型表現です。
The family business is managed by a trust.
その家族経営の企業は信託機関によって管理されています。
法的・金融的な文脈で資産を管理する組織も指します。
語源
古ノルド語の「traust(信頼、保護)」が語源とされています。ここから「確固たる強さ」という概念が生まれ、中英語を経て「人や物事の誠実さを信じる」という現在の意味へと発展しました。同じく「強さ」や「真実」に関連する語根を持つ言葉には、true(真実の)があり、どちらも揺るぎない確信を共有しています。
派生語・ファミリー
trustの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
trust は相手の誠実さへの実用的な信頼を、faith は証拠がなくても深く信じる精神的な信念を、confidence は能力や成功に対する客観的な確信を表します。
よくある間違い
× I trust to him completely. ○ I trust him completely. → trust は他動詞なので、人を目的語にする場合、前置詞は不要です。
× He is a safety person. ○ He is a trustworthy person. → 人が「信頼できる」と言う場合は形容詞の trustworthy を使います。
コラム
豆知識
アメリカのすべての紙幣や硬貨には「In God We Trust(我ら神を信ず)」という国家のモットーが刻まれています。これは南北戦争時の1864年に初めて硬貨に採用され、現在でもアメリカのアイデンティティの一部として広く知られています。
リアルな使われ方
ネイティブは会話の中で相手を説得したり、安心させたりする時に「Trust me.(私を信じて/本当だから)」とよく言います。単に自分を信頼してほしい時だけでなく、「絶対にそうなるって」と意見を強調する際のカジュアルな決まり文句として非常に便利です。
映画・音楽での使われ方
映画『アラジン』の有名なシーンで、アラジンがジャスミンに手を差し伸べて「Do you trust me?(僕を信じるかい?)」と問いかけます。この短いフレーズは、未知の世界へ飛び込む勇気と、相手への絶対的な信頼を象徴するロマンチックなセリフとして愛されています。
イディオム・定型句
直感を信じる、自分の感覚に従う
“You should trust your gut when making this decision.”
証拠なしに信じる、鵜呑みにする
“I had to take his explanation on trust.”
実証済みの、信頼して任せられる
“We use a tried and trusted method.”
trustを使った会話例
プロジェクトの引き継ぎ会議で
I will trust you with this new project while I am away.
Thank you. I appreciate you putting your confidence in me.
I know you have a tried and trusted approach to problem-solving.
I will do my best not to break that trust.
Just trust your gut if you face any unexpected issues.
Got it. I will keep you updated every week.
文化的背景
欧米のビジネス文化では、「Trust is earned, not given(信頼は与えられるものではなく、勝ち取るもの)」という考え方が根強くあります。最初から無条件に相手を信頼するのではなく、実績や誠実な行動を通じて段階的に構築していくものと見なされます。
よくある質問
Q. trust とは?
対象の誠実さや能力を疑いなく信じ、頼りにすることです。『I completely trust my team.(私はチームを全面的に信頼しています)』のように、人や組織に対する確信を表す際によく使われます。
Q. trust と believe の違いは?
believe は言っている内容が真実だと思うことですが、trust は相手の人間性や誠実さそのものを信じて頼る深い関係性を示します。『I trust him.(彼自身を信頼している)』のように使います。
Q. 「あなたを信じている」と言いたい時は?
日常会話では『I trust you.』が最も自然で強力な表現です。もし相手の能力や成功を確信していると伝えたい場合は、『I have confidence in you.』を使うとビジネスでも適切に響きます。
Q. trust に前置詞は必要ですか?
人を直接信頼する場合は他動詞なので前置詞は不要で『trust him』となります。ただし、人に物事を任せる場合は『trust him with the money(彼にそのお金を託す)』のように with を伴います。
Q. trust を使ったよくあるフレーズは?
『trust issues(人を信じられない問題)』という表現がSNSや日常会話でよく使われます。『He has trust issues.』のように、過去の経験から他者を疑ってしまう心理状態を指します。
CHECK QUIZ
Q: 「彼女は自分のリーダーシップのスキルに自信を持っている」の自然な表現は?
Q: 「近所の人に留守中のペットを託す」を英語にする際、正しい前置詞は? I trusted my neighbor ( ) my pet.
Q: 「trust issues」というフレーズが表す状態として最も適切なものは?