toast

  • ()トースト、焼いたパン
  • ()乾杯、乾杯の辞
  • ()(パンなどを)焼く、あぶる
  • ()〜に乾杯する
UK/tʰoʊst/

発音のコツ

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toast は「トースト」と平坦に伸ばすのではなく、「トウスト」と二重母音 /oʊ/ を意識して発音します。唇を丸めて「オ」と出し、すぼめながら「ウ」へ滑らかに変化させます。最後の /st/ は声帯を震わせず、息の音だけで「スト」と軽く添えるように切るのがコツです。

活用形

三単現
toasts
進行形(-ing)
toasting
過去形
toasted
過去分詞
toasted
複数形
toasts
乾杯の意味で使う場合のみ可算

コアイメージ

熱を加えて表面をこんがり焼くこと、またはそのように焼いたパンがコアイメージです。朝食のパンを指す時や、グラスを掲げて誰かを祝福する時に使います。

toastの意味・例文

名詞

不可算

トースト、焼いたパン

Sliced bread browned on both sides by exposure to radiant heat.

日常会話

I usually have a slice of toast with butter.

私はたいていバターを塗ったトーストを1枚食べます。

toast は不可算名詞なので a slice of を使います。

SNS・カジュアル

Avocado toast is my favorite weekend brunch.

アボカドトーストは私のお気に入りの週末ブランチです。

カフェメニューなどでよく使われる組み合わせです。

ニュース

The price of bread for toast has increased recently.

最近、トースト用パンの価格が上昇しています。

焼いて食べる用途の食パンを指します。

可算

乾杯、乾杯の辞

An act of raising glasses and drinking in honor of a person or thing.

フォーマル

He proposed a toast to the happy couple.

彼は幸せなカップルに乾杯の音頭をとりました。

propose a toast で「乾杯の音頭をとる」という定番表現です。

ビジネス

Let's drink a toast to our new partnership.

私たちの新しい提携に乾杯しましょう。

drink a toast もよく使われるフレーズです。

日常会話

We raised our glasses for a quick toast.

私たちは短い乾杯のためにグラスを掲げました。

祝賀の席での具体的な行為を表します。

動詞

他動詞

(パンなどを)焼く、あぶる

To cook or brown food, especially bread, by exposing it to a grill or fire.

日常会話

Could you toast the bagels for me?

私のためにベーグルを焼いてくれませんか?

パンなどの表面をこんがり焼く動作を指します。

SNS・カジュアル

We toasted marshmallows over the campfire.

私たちはキャンプファイヤーでマシュマロをあぶりました。

パン以外にも火であぶるものに使えます。

口語・スラング

I like my bread lightly toasted.

私はパンを軽く焼いたのが好きです。

lightly や well を伴って焼き加減を表現します。

他動詞

〜に乾杯する

To drink to the health or honor of someone or something.

ビジネス

We should toast our recent success.

私たちの最近の成功に乾杯するべきです。

成功や健康を祝う対象を目的語にとります。

日常会話

They toasted the bride and groom.

彼らは新郎新婦に乾杯しました。

人物を直接目的語にして祝意を示します。

フォーマル

I would like to toast to your future endeavors.

あなたの今後のご活躍に乾杯したいと思います。

toast to 〜 と前置詞を伴う形も一般的です。

語源

toast はラテン語で「焼く、焦がす」を意味する torrere の過去分詞 tostus が語源です。中世ヨーロッパでは、ワインの酸味を消すために焼いたパン(トースト)をグラスに入れる習慣があり、そこから「乾杯」という意味に発展しました。同じ語根を持つ関連語には、torrid(焼け付くような)があります。

派生語・ファミリー

名詞toaster
形容詞toasty

toastの使い方

よく使う組み合わせ

a piece of toast (1枚のトースト)make a toast (乾杯の音頭をとる)propose a toast (乾杯を提案する)toast a slice of bread (パンを1枚焼く)the toast of the town (街の評判の的)

使い分け

toast は特定の対象の成功を祝って杯を上げる公式な行為を、salute は敬意を表す公式な挨拶や礼を、cheers は乾杯の瞬間に交わすカジュアルな掛け声を指します。

Let's toast to our new project.

特定の対象の成功を祈って杯を上げるニュアンスです。

We salute the brave soldiers.

敬意を表して公式に称えるニュアンスです。

Cheers to the weekend!

グラスを合わせる瞬間の気軽な掛け声として使います。

よくある間違い

× I ate two toasts for breakfast. ○ I ate two pieces of toast for breakfast. → 食べ物の toast は不可算名詞です。数える時は a piece of や a slice of を使います。

× Let's toast for his success. ○ Let's toast to his success. → 「〜に乾杯する」と言う時は前置詞 to を使います。for ではないので注意しましょう。

コラム

豆知識

語源の面白エピソードとして、昔のヨーロッパではワインの酸味を和らげたり風味付けのために、スパイスをまぶして焼いたパン(トースト)をグラスに入れる習慣がありました。グラスの底に沈んだパンを主賓が食べることから、「乾杯」という行為そのものを toast と呼ぶようになりました。

リアルな使われ方

日常会話やSNSでよく耳にするスラングが be toast です。「もうダメだ」「終わった」という意味で、完全に焼かれて黒焦げになったパンに例えています。『If I am late again, I'm toast.(また遅刻したら終わりだ)』のように、ピンチの状況でネイティブが頻繁に使う表現です。

映画・音楽での使われ方

2004年のゾンビコメディ映画『ショーン・オブ・ザ・デッド(Shaun of the Dead)』など、数々の映画で絶体絶命のピンチに陥ったキャラクターが「We're toast!(俺たちはもうおしまいだ!)」と叫ぶシーンが登場します。緊迫感とユーモアを同時に表現できる便利なフレーズです。

イディオム・定型句

イディオムthe toast of the town

街の評判の的、大人気の人

She became the toast of the town after the movie.

イディオムbe toast

終わっている、もうダメだ

If the boss finds out, I am toast.

定型句as warm as toast

ぽかぽかしてとても暖かい

The house is as warm as toast.

toastを使った会話例

金曜の夜、レストランでの同僚とのディナー

A

It's been a long week. Let's make a toast.

B

Good idea. Should we toast to our successful project?

A

Yes! Cheers to the team's hard work.

B

By the way, if we didn't meet the deadline, we would be toast now.

A

Exactly. We really managed to avoid a disaster.

B

Let's order some food. I'm craving some garlic toast.

A

Sounds great. I'll ask the waiter to bring some.

文化的背景

欧米のフォーマルなディナーや結婚式では、スピーチの後にグラスを掲げて乾杯する「propose a toast」が重要な儀式とされています。食べ物のトーストは朝食の定番で、イギリスではベイクドビーンズを乗せて食べる習慣が広く親しまれています。

よくある質問

Q. toast とは?

熱を加えて表面をこんがり焼くこと、または焼いたパンのことです。また『Let's make a toast.(乾杯しよう)』のように、グラスを掲げて誰かを祝福する「乾杯」の意味でも頻繁に使われます。

Q. トースト(パン)は数えられますか?

食べ物としての toast は不可算名詞なので数えられません。『I ate two pieces of toast.(トーストを2枚食べた)』のように、a piece of や a slice of を使って数えます。

Q. 「乾杯する」と言う時の定番フレーズは?

名詞を使って『propose a toast(乾杯の音頭をとる)』や『make a toast(乾杯する)』とするのが定番です。動詞として『Let's toast to our success!(成功に乾杯しよう)』と言うこともできます。

Q. スラングの「be toast」とはどういう意味ですか?

「もう終わりだ」「絶体絶命だ」という意味です。『If I fail this exam, I'm toast.(この試験に落ちたら終わりだ)』のように、完全に焼かれて黒焦げになったパンに例えて使われます。

Q. toast と cheers の違いは?

toast は特定の対象の健康や成功を祝って杯を上げる正式な行為やスピーチを指します。一方の cheers は『Cheers!(乾杯!)』のように、グラスを合わせる瞬間に交わすカジュアルな掛け声です。

CHECK QUIZ

Q: 「You're toast!」と言われた時の意味として最も適切なのは?

Q: 「朝食にトーストを2枚食べました」の正しい英語は?

Q: 「彼の昇進に乾杯しよう」の空欄に入る前置詞は? Let's toast ( ) his promotion.