pretend
- (動)ふりをする、装う
- (動)ごっこ遊びをする
- (動)偽って主張する
- (形)架空の、偽物の
発音のコツ
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pretend は後半の「tend」にアクセントを置きます。最初の「pre」は「プリ」と「プレ」の中間のような曖昧な音で短く発音し、「tend」の「e」はしっかりと「エ」の口の形を作ります。最後の「d」は強く弾かず、弱く言い捨てるようにすると自然に聞こえます。
活用形
- 三単現
- pretends
- 進行形(-ing)
- pretending
- 過去形
- pretended
- 過去分詞
- pretended
コアイメージ
事実ではないことを本当のように見せかけることがコアイメージです。遊びで何かのふりをする時や、本心を隠して振る舞う時に使います。
pretendの意味・例文
動詞
ふりをする、装う
To behave in a particular way to make others believe something untrue.
He pretended to be asleep when his mother entered the room.
彼は母親が部屋に入ってきた時、寝たふりをしました。
pretend to be で「〜であるふりをする」という定番の形です。
We cannot pretend that the problem does not exist.
その問題が存在しないふりをすることはできません。
that 節を使って状況全体を装うこともできます。
I pretended not to notice him at the party.
パーティーで彼に気づかないふりをしました。
pretend not to do で「〜しないふりをする」となります。
ごっこ遊びをする
To behave as if something is true, especially in a children's game.
The children are pretending to be dinosaurs.
子供たちは恐竜のふりをして遊んでいます。
子供の想像力豊かな遊びを表現するのによく使います。
Let's pretend we are on a tropical island.
南の島にいるふりをして楽しもう。
Let's pretend で「〜ということにしよう」と提案できます。
Play allows children to pretend and develop social skills.
遊びによって子供たちはふりをし、社会性を発達させることができます。
心理学や教育の文脈でも登場する用法です。
偽って主張する
To claim that something is true when it is not.
The man pretended to be a police officer.
その男は警察官だと偽って主張しました。
詐欺や身分詐称の文脈で使われます。
He pretended to have a master's degree in economics.
彼は経済学の修士号を持っていると偽りました。
経歴や事実を偽る際にも使えます。
She does not pretend to understand all the legal details.
彼女は法的な詳細をすべて理解しているふりはしません。
否定形で「〜だと主張するつもりはない」と謙遜や事実の提示に使います。
形容詞
架空の、偽物の
Imaginary or not real, used especially by children in play.
They paid for the toy with pretend money.
彼らはそのおもちゃを偽物のお金で買いました。
子供の遊びで使うおもちゃのお金などを指します。
I had a pretend argument with my best friend.
親友とふざけて喧嘩のふりをしました。
本気ではない、冗談半分の出来事に使います。
Drink this pretend tea from my empty cup.
私の空のカップからこの架空のお茶を飲んで。
名詞の前に置いて「ごっこの〜」という意味を加えます。
語源
pretend は接頭辞 pre-(前に)と tendere(伸ばす)から成り立っています。自分を前に押し出して主張する、つまり「口実を設ける」という成り立ちから、現在の「ふりをする」という意味に発展しました。同じ tendere(伸ばす)の語根を持つ関連語には、extend(延長する)があります。
派生語・ファミリー
pretendの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
pretend は事実でないことを本当のように振る舞い、fake は本物に見せかけるために偽造・偽装し、feign は病気や感情などを意図的に装う硬い表現です。
よくある間違い
× He pretended not knowing the truth. ○ He pretended not to know the truth. → pretend は不定詞(to do)を目的語にとります。動名詞(-ing)は使えません。
× She pretended asleep. ○ She pretended to be asleep. → 形容詞や名詞を続ける場合は、pretend の直後に to be が必要です。
コラム
豆知識
歴史上、王位継承権がないのに王位を主張する人物を「The Pretender(王位僭称者)」と呼びました。ここでの pretend は「ふりをする」というより、語源の「前に押し出して主張する」という本来の意味が強く残っている例です。
リアルな使われ方
ネイティブは「Fake it till you make it(うまくいくまで、できるふりをしろ)」という表現を好んで使います。自信がない時でも、まずはできるふり(pretend)をして行動することで、最終的に本物の自信や実力が身につくというポジティブな考え方です。
映画・音楽での使われ方
1955 年に大ヒットしたザ・プラターズの楽曲『The Great Pretender』は、失恋の悲しみを隠して平気なふりをする男の心境を歌った名曲です。タイトルの The Great Pretender は「偉大なるふりをする者(見栄っ張り)」を意味しています。
イディオム・定型句
ごっこ遊びをする
“The children love to play pretend.”
違うふりをする、そうではないと偽る
“He knew the truth, but pretended otherwise.”
pretendを使った会話例
月曜の朝、オフィスで同僚と
I am so nervous about the presentation today.
Just pretend to be confident, even if you are not.
It is hard to pretend when the CEO is watching.
I know, but sometimes you have to fake it till you make it.
You are right. I will pretend that I am talking to friends.
That is the spirit! Do not let them see your nerves.
文化的背景
英語圏では子供の「ごっこ遊び」を play pretend と呼び、想像力を育む重要な遊びとして肯定的に捉えられています。一方で大人に対して使う場合、「現実逃避」や「偽善」といったネガティブな響きを持つこともあります。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. pretend とは?
事実ではないことを本当のように見せかけることです。『He pretended to be asleep.(彼は寝たふりをした)』のように、遊びや本心を隠す場面で使います。
Q. pretend の後に動詞を置くには?
必ず to 不定詞を使います。『pretend to read(読んでいるふりをする)』のように表現し、-ing 形は使えません。否定の場合は『pretend not to know(知らないふりをする)』と not を to の前に置きます。
Q. pretend と fake の違いは?
pretend は行動や態度で「ふりをする」ことに重点があり、fake は物や状況を「本物のように偽造する」ことに重点があります。『fake a smile(作り笑いをする)』のように使い分けます。
Q. pretend は大人の行動にも使えますか?
はい、日常会話からビジネスまで幅広く使われます。『Let's not pretend everything is fine.(すべて順調なふりをするのはやめよう)』のように、問題を直視しない態度を指摘する際によく登場します。
Q. pretend は名詞の前で形容詞として使えますか?
はい、特に口語で「架空の」「ごっこの」という意味で使われます。『They played with pretend money.(彼らはおもちゃのお金で遊んだ)』のように、子供の遊びに関連してよく使われます。
CHECK QUIZ
Q: 「気分が悪いと偽って学校を休んだ」をフォーマルに表す動詞は?
Q: 「彼は私のメッセージに気づかないふりをした」の正しい英語は?
Q: 「play pretend」の文脈として最も適切な状況はどれ?