simulate
- (動)模擬実験する、再現する
- (動)ふりをする、装う
- (動)模倣する、似せる
発音のコツ
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simulate の発音は /símjʊlèɪt/ です。最初の「si」は「スィ」と短く鋭く発音します。続く「mu」は「ミュ」と唇を少し丸め、最後の「late」は「レイト」と「エィ」の二重母音をしっかり響かせましょう。カタカナの「シミュレート」のように平坦にならないよう、最初の「si」にアクセントを置くのがコツです。
活用形
- 三単現
- simulates
- 進行形(-ing)
- simulating
- 過去形
- simulated
- 過去分詞
- simulated
コアイメージ
本物そっくりにモデルを作り出し、現実の状況を再現することがコアイメージです。コンピュータでの予測や、本物のように見せかけたい時に使います。
simulateの意味・例文
動詞
模擬実験する、再現する
To create a model of a situation or system to understand how it works.
We use software to simulate real-world conditions.
ソフトウェアを使って現実世界の条件をシミュレーションします。
システムや環境を仮想的に作り出す最も一般的な用法です。
The scientists simulated the effects of the earthquake.
科学者たちは地震の影響を模擬実験しました。
科学的な予測や分析のために状況を再現する時に使います。
The training program simulates an actual flight.
その訓練プログラムは実際の飛行を再現します。
訓練やテストのために本番と同じ状況を作る場面で頻出します。
ふりをする、装う
To pretend to have a feeling or illness.
He tried to simulate interest in her story.
彼は彼女の話に興味があるふりをしようとしました。
実際には持っていない感情を表面上だけ取り繕うニュアンスです。
The player simulated an injury to get a penalty.
その選手はペナルティを得るために怪我を装いました。
スポーツのダイブ(わざと転ぶ行為)などを表現する際にも使われます。
She simulated sleep when her mother came in.
母親が入ってきた時、彼女は眠っているふりをしました。
状態を偽装するという意味で、やや硬い表現として使われます。
模倣する、似せる
To look or act like something else.
Insects often simulate dead leaves to hide from predators.
昆虫は捕食者から隠れるために枯れ葉を模倣することがよくあります。
生物が擬態して他のものに似せる生態を説明する時に使います。
The artificial material is designed to simulate human skin.
その人工素材は人間の肌に似せるように設計されています。
人工物が天然の性質に近づくよう作られていることを示します。
The simulated leather looks exactly like the real thing.
その模造革は本物とそっくりに見えます。
過去分詞の形容詞的用法で「模造の」という意味になります。
語源
simulate はラテン語の simulare(真似る、似せる)に由来します。本物に「似せる」という成り立ちから、現在の「シミュレーションする」「装う」といった意味に発展しました。同じ similis(似ている)という語根を持つ関連語には、similar(似ている)や simultaneous(同時の)があります。
派生語・ファミリー
simulateの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
simulate は実際の状況やモデルを科学的・意図的に再現し、imitate は人の行動や声などをそのまま真似て、pretend は実際とは違う状態や感情を言葉や態度で装います。
よくある間違い
× I want to simulate about the future. ○ I want to simulate the future. → simulate は他動詞なので、直後に前置詞を置かずに目的語をとります。
× He simulated to be sick. ○ He simulated illness. → simulate は to 不定詞を目的語にとりません。名詞を直接置くか pretend to be を使います。
コラム
豆知識
宇宙開発や航空業界では、実際の失敗が命取りになるため、シミュレーション技術が不可欠です。アポロ計画の時代から、NASA は宇宙飛行士の訓練に高度なシミュレーターを導入し、あらゆる緊急事態を simulate してきました。
リアルな使われ方
ビジネスシーンでは、新しい戦略や製品を導入する前に「run a simulation(シミュレーションを実行する)」というフレーズがよく使われます。リスクを最小限に抑えるための重要なプロセスとして、会議などで頻出します。
映画・音楽での使われ方
映画『マトリックス(The Matrix)』は、人類がコンピュータによって作られた simulated reality(仮想現実)の中で生きているという設定で大ヒットしました。現実とシミュレーションの境界を問う SF 作品の代表格です。
イディオム・定型句
シミュレーションを実行する
“We need to run a simulation before the launch.”
仮想現実、シミュレーテッド・リアリティ
“They believe we live in a simulated reality.”
フライトシミュレーター
“Pilots train in a flight simulator for hours.”
simulateを使った会話例
水曜の午後、プロジェクトのテスト準備で
Are we ready to simulate the new system launch?
Almost. I want to pretend I am a user and test the login first.
Good idea. We need to simulate heavy web traffic as well.
I will run a simulation with 10,000 virtual users.
Perfect. If the simulated environment holds up, we are good to go.
I just hope we don't have to simulate a system crash!
文化的背景
IT 業界や科学の分野で「シミュレーション」という言葉は日本語でも定着していますが、英語の simulate は「感情や病気を装う」「素材を本物に似せる(模造する)」という文脈でも頻繁に使われます。幅広い場面で活躍する単語です。
よくある質問
Q. simulate とは?
本物そっくりにモデルを作り出し、現実の状況を再現することです。『We simulate the weather.(天候をシミュレーションする)』のように、コンピュータでの予測や訓練の文脈で頻出します。
Q. simulate と pretend の違いは?
simulate は状況やモデルを意図的に再現することに重点があり、pretend は態度や言葉で事実を偽ることに重点があります。『pretend to be happy(幸せなふりをする)』のように、感情を装う時は pretend が一般的です。
Q. 日常会話で「装う」という意味で使われますか?
はい、使われますが、やや硬い表現になります。『simulate interest(興味があるふりをする)』のように、実際にはない感情や状態を表面上だけ取り繕うニュアンスを持たせたい時に適しています。
Q. 名詞形や形容詞形はどのように使われますか?
名詞形は simulation(模擬実験)、形容詞形は simulated(模造の)となります。『simulated leather(模造革)』のように、本物に似せて作られた人工物を指す時に形容詞形がよく使われます。
Q. simulate を簡単な言葉で言い換えると?
「真似る」という意味であれば copy や imitate に、「装う」という意味であれば fake に言い換えられます。『He faked an injury.(彼は怪我を装った)』は日常会話で自然な表現です。
CHECK QUIZ
Q: 「彼は病気のふりをした」と言う時、空欄に入る自然な語は?
Q: 「新しい環境をシミュレーションする」の正しい英語は?
Q: 「simulated leather」の意味として正しいのは?