pain

  • ()(体の)痛み
  • ()(心の)苦痛、悲しみ
  • ()厄介な人、面倒なこと
  • ()苦しませる、悲しませる
UK/peɪn/

発音のコツ

▶ 表示する

pain は「ペイン」と発音しますが、カタカナの「ペ」とは異なります。最初の「p」は唇をしっかり閉じてから息を強く破裂させて発音します。続く母音「ei」は「エ」から「イ」へ滑らかに変化する二重母音です。最後の「n」は舌先を上の前歯の裏にピタッと当てて、鼻から音を抜くように響かせて終わります。

活用形

三単現
pains
進行形(-ing)
paining
過去形
pained
過去分詞
pained
複数形
pains
努力や苦労(take pains など)を表す際によく使われます

コアイメージ

肉体的または精神的な苦痛がコアイメージです。怪我や病気による体の痛みや、悲しみなどの心の痛みを伝える時に使います。

painの意味・例文

名詞

countable / uncountable

(体の)痛み

Physical suffering or discomfort caused by illness or injury.

日常会話

I have a sharp pain in my stomach.

お腹に鋭い痛みがあります。

sharp pain は「鋭い痛み」を表す定番の組み合わせです。

アカデミック

The doctor prescribed medication to relieve the pain.

医師は痛みを和らげるために薬を処方しました。

relieve the pain で「痛みを和らげる」という意味になります。

ニュース

Many patients experience chronic back pain.

多くの患者が慢性的な腰痛を経験しています。

慢性的な痛みを表す際は chronic を使います。

不可算

(心の)苦痛、悲しみ

Mental or emotional suffering or distress.

日常会話

Time will heal the pain of losing him.

彼を失った心の痛みは時間が癒やしてくれるでしょう。

heal the pain で「心の痛みを癒やす」と表現します。

SNS・カジュアル

I cannot hide my emotional pain anymore.

もう自分の精神的な苦痛を隠すことができません。

精神的な辛さを率直に表現する時に使います。

ビジネス

The economic downturn caused great pain to small businesses.

経済の低迷は中小企業に大きな苦痛をもたらしました。

組織や社会における打撃や苦しみも表せます。

可算

厄介な人、面倒なこと

An annoying or tedious person or thing.

口語・スラング

Doing taxes every year is such a pain.

毎年税金の計算をするのは本当に面倒です。

a pain だけで「面倒なこと」を表す口語表現です。

SNS・カジュアル

My little brother can be a real pain sometimes.

私の弟は時々本当に厄介者になります。

人に対して使うと「うっとうしい人」という意味になります。

日常会話

It is a pain to clean the entire house.

家全体を掃除するのは骨が折れます。

It is a pain to do... で「〜するのは面倒だ」となります。

動詞

他動詞

苦しませる、悲しませる

To cause mental or physical suffering to someone.

フォーマル

It pains me to see you in such a difficult situation.

あなたがそのような困難な状況にいるのを見るのは心が痛みます。

It pains me to do で「〜するのは心が痛む」という表現です。

ニュース

The news of the accident deeply pained the local community.

その事故のニュースは地域社会を深く悲しませました。

出来事が人に精神的な苦痛を与える際に使われます。

日常会話

Her harsh words still pain him.

彼女のきつい言葉は今でも彼を苦しませています。

精神的ダメージを与え続ける状況を表します。

語源

pain の語源は、ラテン語の poena(罰)にさかのぼります。かつては罪に対する罰を受けることによる苦しみを表していましたが、そこから肉体的・精神的な「痛み」という現在の意味へと発展しました。同じく「罰」を語源に持つ関連語には、スポーツなどでもよく使われる penalty(罰則)や punish(罰する)があります。

派生語・ファミリー

形容詞painful
形容詞painless
副詞painfully

painの使い方

よく使う組み合わせ

feel pain (痛みを感じる)relieve pain (痛みを和らげる)chronic pain (慢性的な痛み)sharp pain (鋭い痛み)emotional pain (精神的な苦痛)

使い分け

pain は怪我や病気による突発的で強い痛みを、ache は体の内部から続く鈍い痛みを、hurt は怪我や感情的な傷による痛む状態を表します。

I felt a sudden sharp pain in my chest.

突発的で激しい痛みや、一般的な痛みを表します。

I have a terrible stomach ache.

頭痛や腹痛など、体の一部で持続する鈍い痛みに使います。

My left knee still hurts.

動詞として使われ、怪我をした箇所が痛む状態を指します。

よくある間違い

× I have a head pain. ○ I have a headache. → 頭痛や腹痛などの持続的な痛みには ache を使い、headache のように1語で表します。

× My back is paining. ○ My back hurts. → 「〜が痛い」と体の部位を主語にする場合は、pain ではなく動詞の hurt を使います。

コラム

豆知識

pain の語源がラテン語の「罰」であることは、古代人が病気や怪我を「神からの罰」と考えていたことに由来します。現代でも、激しい痛みを伴う出来事を「罰ゲームのようだ」と感じることがありますが、言葉の成り立ちにその感覚がそのまま残っているのは非常に興味深い点です。

リアルな使われ方

ネイティブは日常会話で、面倒なことや厄介な人を a pain と呼びます。さらに強調したい時は a pain in the neck(首の痛み)や a pain in the butt(お尻の痛み)というイディオムを使います。物理的な痛みだけでなく、精神的なイライラも「痛み」として表現する生きた実例です。

映画・音楽での使われ方

Imagine Dragons の大ヒット曲『Believer』のサビでは、「Pain! You made me a believer(痛みよ!お前が俺を信じる者に変えた)」と力強く歌われています。人生の苦難や精神的な苦痛を乗り越えて強くなるという、pain の持つ深く感情的な側面が見事に表現された一曲です。

イディオム・定型句

ことわざNo pain, no gain.

痛みなくして得るものなし

You have to practice every day. No pain, no gain.

イディオムa pain in the neck

厄介な人、面倒なこと

Dealing with customer complaints is a pain in the neck.

定型句take pains

苦労する、骨を折る

She took great pains to organize the event.

painを使った会話例

月曜の朝、オフィスで同僚と

A

Are you okay? You look like you are in pain.

B

My lower back hurts a lot today.

A

Did you lift something heavy over the weekend?

B

Yes, helping my friend move was a real pain in the neck.

A

You should take some medicine to relieve the pain.

B

I will. I hope this dull ache goes away soon.

A

Remember, no pain, no gain, right?

B

I do not need this kind of gain.

文化的背景

英語圏の医療現場では、痛みの度合いを「On a scale of 1 to 10, how bad is your pain?(1から10の段階で痛みの強さはどれくらいですか?)」と数値化して尋ねるのが一般的です。

よくある質問

Q. pain とは?

怪我や病気による体の痛みや、精神的な苦痛を表す名詞です。『I have a pain in my back.(腰に痛みがある)』のように、日常会話や医療の場面で頻繁に使われます。

Q. pain と ache の違いは?

pain は突発的で鋭い痛みを含み、ache は鈍く長く続く痛みを指します。『I have a dull ache.(鈍い痛みがある)』のように、ache は特定部位の慢性的な痛みに使われます。

Q. pain を使って「面倒くさい」と表現できますか?

はい、口語表現としてよく使われます。『It is a pain to do laundry.(洗濯するのは面倒だ)』のように、気が進まない作業や厄介な人に対して使えます。

Q. take pains とはどのような意味ですか?

目的を達成するために「多大な努力をする」「骨を折る」という意味の熟語です。『He took pains to explain it.(彼は苦労してそれを説明した)』のように使います。

Q. 「痛みを和らげる」は英語でどう言いますか?

動詞の relieve を使って表現するのが一般的です。『This medicine will relieve the pain.(この薬は痛みを和らげます)』のように、医療現場や市販薬の説明でよく見かけます。

CHECK QUIZ

Q: 「頭痛がする」と言いたい時の自然な表現は?

Q: 「痛みを和らげる」の自然な英語表現は?

Q: 「He is a pain in the neck.」の意味は?