painful
- (形)痛い、苦痛な
- (形)辛い、悲痛な
- (形)骨の折れる、困難な
発音のコツ
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painful は最初の母音「eɪ」にアクセントを置きます。口を横に引きながら「エ」と発音し、スムーズに「イ」を添えてください。「ペン」と単母音で短く切らないよう注意しましょう。後半の「ful」は、上の前歯を下唇に軽く当てて息を摩擦させる「f」の音から、曖昧な母音を挟んで舌先を上の歯茎の裏につける「l」へと滑らかに繋げます。
コアイメージ
肉体的・精神的に強い痛みや苦痛を伴うことがコアイメージです。怪我などの物理的な痛みだけでなく、辛い経験や苦渋の決断を表現したい時に使います。
painfulの意味・例文
形容詞
痛い、苦痛な
causing physical pain
The old man has a painful knee.
その老人は膝に痛みを抱えています。
体の一部が痛むことを表す最も一般的な表現です。
The medical procedure can be quite painful.
その医療処置はかなり痛みを伴うことがあります。
治療や手術の痛みを表す際にも使われます。
The athlete suffered a painful injury during the match.
その選手は試合中に痛ましい怪我を負いました。
スポーツなどで負った深刻な怪我を表現します。
辛い、悲痛な
causing emotional or mental suffering
It was a painful experience for everyone involved.
それは関係者全員にとって辛い経験でした。
精神的に辛く悲しい出来事を表します。
Reading his old messages is too painful.
彼の古いメッセージを読むのは辛すぎます。
過去の失恋や悲しい記憶を振り返る場面で使います。
The families heard the painful truth about the accident.
家族は事故についての悲痛な真実を聞かされました。
受け入れがたい厳しい事実を伝える際に適しています。
骨の折れる、困難な
causing difficulty or hard work
We had to make a painful decision to cut costs.
私たちはコスト削減のために苦渋の決断を下さなければなりませんでした。
避けては通れない厳しい選択を表すビジネス定型句です。
The negotiation process was slow and painful.
交渉の過程は遅々として進まず、骨の折れるものでした。
多大な労力や忍耐を必要とする状況を示します。
Rebuilding the economy will be a painful process.
経済の再建は困難を極める過程になるでしょう。
a painful process で「苦痛を伴う過程」を表します。
語源
painful は名詞 pain(痛み)と接尾辞 -ful(〜に満ちた)から成り立っています。pain の語源はラテン語の poena(罰)に遡ります。古代の人々にとって、病気や怪我による痛みは「神からの罰」であると捉えられていた歴史的な背景から、現在の意味に発展しました。同じ語根を持つ関連語には、penalty(罰則)があります。
派生語・ファミリー
painfulの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
painful は肉体的・精神的に強い苦痛を伴うことを、sore は炎症や筋肉痛などで触れるとヒリヒリ痛むことを、aching は鈍い痛みが持続していることを表します。
よくある間違い
× I have a painful in my stomach. ○ I have a pain in my stomach. → painful は形容詞であり、名詞として「痛み」を表す場合は pain を使います。
× I am painful. ○ I am in pain. → painful は「苦痛を与える」という意味を持つため、自分が痛い時は I am in pain と表現します。
コラム
豆知識
painful の語源に含まれる pain は、ラテン語の poena(罰)に由来します。古代の人々にとって、病気や怪我による痛みは「神からの罰」であると捉えられていた歴史的な背景が、この単語に隠されています。現代でも、痛みと罰が言語的に結びついているのは興味深い点です。
リアルな使われ方
ネイティブは気まずい状況やひどい失敗を目の当たりにした時、「It's painful to watch.(見ていて痛々しい)」とよく言います。スポーツの惨敗や、スピーチでの大失敗など、共感性羞恥を感じる場面での定番フレーズとして日常的に使われます。
映画・音楽での使われ方
2000年代に人気を博した医療ドラマ『Dr. HOUSE(ドクター・ハウス)』では、主人公の天才医師が常に右足の痛みに苦しんでおり、その painful な状態が彼の皮肉屋な性格や人間関係に大きな影響を与えている様子が描かれています。
イディオム・定型句
辛い記憶を呼び起こすもの
“The scar is a painful reminder of the accident.”
見ていて痛々しい、直視できない
“His poor performance was painful to watch.”
やむを得ない苦渋の選択
“Layoffs were a painful necessity for the company.”
painfulを使った会話例
月曜の朝、オフィスで同僚と
How was your weekend? You look a bit tired.
I went hiking, but now I have a sore back.
Oh no. Is it painful when you stand up?
Yes, very. It is a painful reminder that I lack exercise.
You should take it easy. We have a huge project starting today.
I know. The budget cuts were a painful necessity, but we will manage.
Right. Let me know if you are in pain and need a break.
Thanks. I will try not to make my walking painful to watch.
文化的背景
英語圏では、肉体的な痛みだけでなく、気まずい沈黙や質の低いパフォーマンスなど「心理的に耐えがたい状況」に対しても painful を日常的に使います。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. painful とは?
肉体的または精神的に、強い痛みや苦痛を伴うことを表す形容詞です。『It was a painful experience.(それは辛い経験だった)』のように、怪我や悲しい出来事に対して使います。
Q. painful と sore の違いは?
painful は強い苦痛全般を表しますが、sore は炎症や筋肉痛などで「触れるとヒリヒリ痛む」状態を指します。『I have a sore throat.(喉が痛い)』のように風邪の症状などでよく使います。
Q. painful は人を主語にして使えますか?
人を主語にして『I am painful.』と言うと「私が苦痛を与える存在だ」という不自然な意味になります。自分が痛い時は『I am in pain.』や『My head hurts.』と表現します。
Q. painful を感情的な場面で言い換えると?
精神的な辛さを強調する場合、heartbreaking や distressing に言い換えられます。『The news was heartbreaking.(その知らせは胸が張り裂けるようだった)』のように、より深い悲しみを伝えられます。
Q. painful はビジネスでも使われますか?
はい、困難な状況や苦渋の決断を表す際によく使われます。『We made a painful decision.(私たちは苦渋の決断を下した)』のように、リストラや予算削減などの厳しい局面で頻出します。
CHECK QUIZ
Q: 風邪を引いて「喉がヒリヒリ痛む」状態を表す自然な表現は?
Q: 「I am in pain.」の正しい意味は?