improve

  • ()〜を向上させる、改善する
  • ()向上する、よくなる
UK/ɪmˈpruv/

発音のコツ

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improve は最初の母音「i」を短く発音し、後半の「prove」にアクセントを置きます。「v」は上の前歯を軽く下唇に当てて、隙間から息を出しながら濁らせます。また、「o」の部分は「ウー」と唇を丸めて長く伸ばすため、「インプルーヴ」と後半をしっかり響かせるのが自然に聞こえるコツです。

活用形

三単現
improves
進行形(-ing)
improving
過去形
improved
過去分詞
improved

コアイメージ

現状からより良い状態へと価値や質を高めることがコアイメージです。スキルや状況、製品などを今よりも良くしたい、または自然に良くなる時に使います。

improveの意味・例文

動詞

他動詞

〜を向上させる、改善する

To make something better than it was before.

日常会話

I practice every day to improve my English pronunciation.

私は英語の発音を向上させるために毎日練習しています。

スキルや能力を高める際によく使われます。

ビジネス

We must improve the quality of our products.

私たちは製品の品質を改善しなければなりません。

品質やサービスの向上を表す定番の表現です。

アカデミック

The new policy will improve the educational system.

新しい政策は教育システムを改善するでしょう。

制度や仕組みをより良くする文脈で適しています。

自動詞

向上する、よくなる

To become better in quality or condition.

ニュース

The economic situation has improved significantly this year.

今年の経済状況は大幅に好転しました。

状況が自然と良い方向へ向かうことを表します。

日常会話

Her health is slowly improving after the surgery.

手術後、彼女の健康状態はゆっくりと良くなっています。

病気や体調が回復してきている時に使われます。

SNS・カジュアル

The weather improved just in time for the picnic.

ピクニックにちょうど間に合うように天気がよくなりました。

天候が回復したことを伝えるのにも便利です。

語源

improveは、古フランス語の接頭辞 en-(〜にする)と prou(利益)が組み合わさって生まれました。「利益をもたらす状態にする」という成り立ちから、土地の価値を高める意味を経て、現在のように「質や状態を良くする」という意味に発展しました。同じ prou(利益)の語根を持つ関連語には、profit(利益)があります。

派生語・ファミリー

形容詞improvable
名詞improver

improveの使い方

よく使う組み合わせ

improve the quality (品質を向上させる)improve communication (コミュニケーションを改善する)significantly improve (大幅に向上する)improve performance (パフォーマンスを向上させる)continue to improve (向上し続ける)

使い分け

improve は現状の欠点や不満を補い全体的に良くし、enhance はすでに良いものの価値や魅力をさらに高め、upgrade は古いものを新しいバージョンや上位の等級に引き上げます。

We need to improve our customer service.

良くない点を見直して全体の質を上げるニュアンスです。

The soft lighting will enhance the romantic atmosphere.

すでにある魅力や特徴をさらに際立たせるニュアンスです。

I decided to upgrade my smartphone to the latest model.

機器やサービスを上位のものに更新するニュアンスです。

よくある間違い

× My English was improved. ○ My English improved. → improve は自動詞として「(主語が)向上する」という意味を持つため、自身のスキルが上達した場合は受動態にせずそのまま使います。

× I want to improve up my grades. ○ I want to improve my grades. → improve は他動詞なので、前置詞などを挟まずに直接目的語を置きます。up などの副詞を添える必要はありません。

コラム

豆知識

improve は元々、16世紀のイギリスで「荒れ地を開拓して利益を生む土地にする」という農業や不動産の文脈で使われていました。そこから派生して、土地だけでなく人間のスキルや状況など、あらゆるものを「価値あるものに引き上げる」という意味で広く日常的に使われるようになりました。

リアルな使われ方

ネイティブは商品のパッケージや広告で「new and improved(新パッケージ・改良版)」というフレーズをよく使います。全く新しいわけではなく、既存の良さを残しつつ欠点を直したことをアピールする際の決まり文句です。スーパーマーケットの棚を見るとすぐに見つかります。

映画・音楽での使われ方

ザ・ビートルズの有名な楽曲『Getting Better』では、状況が次第に良くなっていく様子が歌われていますが、日常会話でも「It's improving.」と「It's getting better.」はほぼ同じ意味で使われます。カジュアルな場面では get better も好まれます。

イディオム・定型句

定型句new and improved

新しく改良された

Try our new and improved recipe for dinner.

定型句improve on

〜に改良を加える、〜をしのぐ

We must improve on last year's sales figures.

イディオムimprove the shining hour

時間を有効に使う

He decided to improve the shining hour by reading.

improveを使った会話例

月曜の朝、オフィスで同僚と

A

How can we improve customer satisfaction this quarter?

B

We should upgrade our software to fix the current bugs.

A

That makes sense. The system's stability has not improved lately.

B

Exactly. If we do that, we can also enhance the user interface.

A

Great idea. I will ask the tech team if they can improve on the current design.

B

Let's aim to release the new and improved version next month.

文化的背景

英語圏のビジネスや教育の場では、現状維持よりも「常に改善を続ける(continuous improvement)」姿勢が非常に高く評価されます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。

よくある質問

Q. improve とは?

現状からより良い状態へと質や価値を高めることです。『We need to improve our service.(サービスを改善する必要がある)』のように、日常会話からビジネスまで幅広く使われます。

Q. improve と develop の違いは?

improve は既にあるものを「より良くする」ことに重点があります。一方の develop はゼロから新しいものを「開発する・発展させる」ニュアンスがあり、『develop a new product(新製品を開発する)』のように使います。

Q. improve は受け身で使うべきですか?

状況が自然に良くなる場合は、受け身ではなく自動詞としてそのまま使うのが自然です。『The weather has improved.(天気が良くなった)』のように、主語自体が変化する時に便利です。

Q. improve をビジネスでより強調して言い換えると?

大幅な改善や最適化を強調したい場合は optimize(最適化する)や refine(洗練させる)が使えます。『We optimized the process.(プロセスを最適化した)』とすると、より専門的な響きになります。

Q. improve の名詞形を使った便利な表現はありますか?

improvement を使った『room for improvement(改善の余地)』が非常によく使われます。『There is always room for improvement.(常に改善の余地はある)』はビジネスでの定番フレーズです。

CHECK QUIZ

Q: 「既存の機能に新しい機能を追加して上位版にする」最適な動詞は?

Q: 「彼の健康状態が良くなった」の自然な表現は?

Q: 「今年のデザインは昨年のものをしのいでいる」の自然な表現は?