furthermore

  • ()その上、さらに
UK/ˌfɜrːðərˈmɔr/

発音のコツ

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furthermore は最初の「fur」に第一アクセント、最後の「more」に第二アクセントがあります。「fə́r」は下唇を軽く噛んで「フ」と息を出し、舌を丸めながら「アー」と伸ばします。「ðər」は舌先を上下の歯で軽く挟んで濁らせ、最後の「mɔ́r」は口を丸く開けて「モア」と響かせます。全体的に長めの単語なので、リズムよく発音しましょう。

コアイメージ

前に述べた内容に、さらに重要で決定的な情報を付け加えることがコアイメージです。議論や意見を補強し、相手への説得力を高めたい時に使います。

furthermoreの意味・例文

副詞

その上、さらに

in addition to what has just been said

ビジネス

The new system is faster; furthermore, it costs less.

新しいシステムはより速く、さらにコストもかかりません。

利点や欠点を論理的に積み上げる場面で活躍します。

アカデミック

The study is flawed. Furthermore, the sample size is too small.

その研究には欠陥があります。その上、サンプルサイズも小さすぎます。

論文やレポートで主張を強く裏付ける際に適しています。

フォーマル

He is highly qualified, and furthermore, he is available immediately.

彼は非常に有能であり、さらにすぐに対応可能です。

and furthermore の形で使われることもよくあります。

語源

furthermore は further(さらに先へ)と more(もっと)を組み合わせた単語です。議論を「さらに先へ進める」という further の概念に、量を足す more を重ねることで、すでに述べた意見に決定的な情報を上乗せして補強する意味に発展しました。同じ further を持つ関連語には、furthermost(最も遠い)があります。

派生語・ファミリー

形容詞further
副詞further
動詞further

furthermoreの使い方

よく使う組み合わせ

and furthermore (さらにその上)state furthermore (さらに述べる)argue furthermore (さらに主張する)note furthermore (さらに指摘する)show furthermore (さらに示す)

使い分け

furthermore は前述の内容に論理的な情報を追加し、moreover はさらに重要で決定的な理由を付け加え、besides は別の観点から追加の理由や言い訳を添えます。

The plan is effective; furthermore, it is cheap.

論理的な追加情報として説得力を高めるニュアンスです。

The system is secure; moreover, it is extremely fast.

前述の内容よりさらに重要で決定的な情報を足すニュアンスです。

I am not hungry; besides, I have no money.

別の観点からの追加理由や言い訳を添えるニュアンスです。

よくある間違い

× The system is efficient and cheap furthermore. ○ The system is efficient, and furthermore, it is cheap. → furthermore は文頭や and の直後に置いて情報を追加します。文末に置くのは不自然です。

× It is cold today furthermore it is raining. ○ It is cold today; furthermore, it is raining. → furthermore は副詞なので、文をつなぐ時はセミコロンやピリオドの後に置き、直後にカンマを打ちます。

コラム

豆知識

furthermore は 15 世紀頃から使われ始めた言葉です。「さらに遠くへ」という物理的な前進を意味する further に、「もっと」という量を表す more が合体しました。文字通り「議論をさらに先へ、もっと深く進める」という成り立ちが、現在の論理的な追加情報へとつながっています。

リアルな使われ方

ネイティブはプレゼンやディベートで、相手を説得する切り札を出す時に furthermore を使います。単なる情報の羅列ではなく、「まだあるんですよ、さらに重要なことが」と聞き手の注意を強く惹きつける効果的なディスコースマーカー(談話標識)として機能します。

映画・音楽での使われ方

海外ドラマ『スーツ(Suits)』などの法律事務所を舞台にした作品では、弁護士が証拠を積み上げて相手を論破するシーンで furthermore が効果的に使われます。フォーマルで説得力のある響きが、キャラクターの知性やプロフェッショナリズムを際立たせる役割を果たしています。

イディオム・定型句

定型句and furthermore

さらにその上、おまけに

He was late, and furthermore, he forgot his presentation.

定型句go on to say furthermore

さらに続けて述べる

She went on to say furthermore that the plan was flawed.

furthermoreを使った会話例

オフィスの会議室で新しいソフトウェアについて話し合う同僚

A

The new software is easy to use; furthermore, it is highly secure.

B

That sounds great. Moreover, the licensing fee is within our budget.

A

Exactly. And furthermore, it integrates well with our current database.

B

Are there any downsides to this system at all?

A

Not really. Besides, the customer support is available 24/7.

B

Perfect. Let's proceed with the purchase this afternoon.

文化的背景

furthermore は学術論文やビジネスレポート、公式なスピーチなど、格式高い場面で好まれる表現です。説得力を持たせて議論を展開する際に重宝されますが、友人同士の気軽な会話で使うと堅苦しく聞こえるため注意が必要です。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。

よくある質問

Q. furthermore とは?

前に述べた内容に、重要で決定的な情報を追加することを表す副詞です。『The plan is risky; furthermore, it is expensive.(その計画は危険で、さらに高額だ)』のように、ビジネスや論文で意見を補強する際に使います。

Q. furthermore と in addition の違いは?

in addition は単に情報を並列で追加するのに対し、furthermore は前述の内容を論理的に補強し、より説得力を持たせるニュアンスがあります。『Furthermore, we need time.』のように使うと主張が強くなります。

Q. furthermore は日常会話で使いますか?

非常にフォーマルな響きがあるため、日常会話ではあまり使われません。友人同士のカジュアルな場面では『Besides, it is raining.(それに雨も降っているし)』のように besides や also を使うのが自然です。

Q. furthermore の正しい位置や句読点の使い方は?

文頭に置いてカンマで区切るか、セミコロンの後に置くのが基本です。『It is cold; furthermore, it is windy.』のように、独立した2つの文を論理的につなぐ接続副詞として機能します。

Q. furthermore を言い換えると?

さらに決定的な情報を足す場合は moreover に、よりカジュアルに述べる場合は what is more に言い換えられます。『Moreover, the results are clear.(その上、結果は明白だ)』のように文脈に合わせて使い分けます。

CHECK QUIZ

Q: 友人との会話で「行きたくないし、それに雨も降ってる」と言う時の自然な表現は?

Q: furthermore を使って2つの文を正しくつないでいるのはどれ?