entitle
- (動)権利を与える、資格を与える
- (動)タイトルをつける
発音のコツ
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entitle は第2音節の「ti」にアクセントを置きます。ここを「タイ」と二重母音でしっかり発音してください。最初の「en」は力を抜いて短く発音し、最後の「tle」は舌先を上の歯茎につけて「トゥル」と軽く弾くように音を出します。母音をほとんど入れず「エンタイトル」と平坦にならないよう注意しましょう。
活用形
- 三単現
- entitles
- 進行形(-ing)
- entitling
- 過去形
- entitled
- 過去分詞
- entitled
コアイメージ
ある人に特定の資格や権利を公式に与えることがコアイメージです。契約や法律、会員制度などで、誰かに正当な権利が与えられる時に使います。
entitleの意味・例文
動詞
権利を与える、資格を与える
To give someone the right to do or have something.
This membership entitles you to a free drink.
このメンバーシップで無料のドリンクを一杯もらえる権利が与えられます。
サービスや特典を受ける資格を表す定番の表現です。
The law entitles employees to paid leave.
その法律により、従業員に有給休暇を取る権利が与えられます。
法律や規則に基づく正当な権利を説明する際に使います。
Being a student entitles you to a discount.
学生であることで割引を受ける資格が与えられます。
特定の身分や条件がもたらす権利を示します。
Everyone is entitled to their own opinion.
誰もが自分の意見を持つ権利があります。
受け身の形で「〜する権利がある」と表現することが非常に多いです。
タイトルをつける
To give a title to a book, poem, or piece of music.
She published a book entitled "My Journey".
彼女は「私の旅」というタイトルの本を出版しました。
過去分詞の entitled で「〜と題された」という意味になります。
He wrote a paper entitled "The Future of AI".
彼は「AIの未来」と題された論文を書きました。
論文やレポートの正式なタイトルを紹介する際に便利です。
The documentary is entitled "Planet Earth".
そのドキュメンタリーは「プラネット・アース」と名付けられています。
映像作品や番組の名称を伝える時にも使われます。
語源
entitle は、接頭辞 en-(〜の状態にする、与える)と title(称号、権利)から成り立っています。かつて人に称号や肩書きを与えたことから、「特定の資格や権利を与える」という意味に発展しました。同じ en-(与える、〜にする)の接頭辞を持つ関連語には、encourage(勇気を与える)があります。
派生語・ファミリー
entitleの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
entitle は正当な権利や資格を与えること、allow は個人的な基準で許可すること、authorize は公的機関が権限や認可を与えることを表します。
よくある間違い
× I am entitled to receiving a refund. ○ I am entitled to receive a refund. → be entitled to の to は不定詞として機能することが多いため、直後には動詞の原形を置くのが一般的です。
× I read a book entitled of history. ○ I read a book entitled "History". → entitled を「〜と題された」という意味で使う場合、直後に直接タイトルを置きます。前置詞は不要です。
コラム
豆知識
entitle は元々、本や文書に「タイトル(title)をつける」という意味で使われていました。そこから 15 世紀頃に「人に称号や地位を与える」という意味に広がり、現代の「権利や資格を与える」という用法に定着しました。
リアルな使われ方
日常会話や SNS では、形容詞の entitled が「特権意識を持っていて傲慢だ」というネガティブな意味で頻繁に使われます。「Karen is so entitled.」のように、自分だけが特別扱いされて当然だと勘違いしている人物を批判する際の実用的なスラング的表現です。
映画・音楽での使われ方
映画やドラマで、特権階級の若者や富裕層を描く作品では「sense of entitlement(特権意識)」というフレーズがテーマとして頻繁に登場します。社会的な格差や人間の心理を描写する上で、この言葉は重要なキーワードとして扱われます。
イディオム・定型句
特権意識を持っている
“He feels entitled to special treatment.”
特権意識、当然の権利だという思い込み
“She has a strong sense of entitlement.”
自分の意見を持つ権利がある
“You are entitled to your opinion.”
entitleを使った会話例
オフィスの休憩室で同僚と
Are we entitled to extra vacation days this year?
Yes, employees with five years of service are entitled to them.
That's great. I thought the company would just allow us to roll over unused days.
No, it's a permanent change. The policy is outlined in a document entitled "Benefits 2024".
I will read it later. Some people already feel entitled to take time off next week.
They need to get it authorized by their managers first.
文化的背景
欧米社会では個人の権利が強く意識されるため、契約や職場のルールにおいて be entitled to(〜の権利がある)という表現が日常的かつ非常に頻繁に使われます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. entitle とは?
ある人に特定の資格や権利を公式に与えることです。『The ticket entitles you to a free drink.(そのチケットで無料のドリンクをもらえる)』のように、正当な権利を示す際に頻出します。
Q. entitle と allow の違いは?
entitle は法律やルールに基づく正当な権利を与えることを指します。一方 allow は、誰かが単に許可を与えることを意味し、『My boss allowed me to go home.(上司が帰宅を許可した)』のように使います。
Q. be entitled to はどう使いますか?
「〜する権利がある」「〜を受け取る資格がある」という意味で、受け身の形でよく使います。『You are entitled to a refund.(あなたには返金を受ける権利があります)』のように、顧客や従業員の権利を説明する際に便利です。
Q. entitled がネガティブな意味で使われることはありますか?
はい、形容詞として「特権意識がある」「傲慢な」という意味で日常会話によく登場します。『He is so entitled.(彼は自分を特別扱いされて当然だと思っている)』のように、批判的な文脈で使われます。
Q. entitle は本や映画のタイトルにも関係しますか?
はい、「〜というタイトルをつける」という意味があります。過去分詞形の entitled を使って、『I read a book entitled "Future".(私は「未来」と題された本を読んだ)』のように表現します。
CHECK QUIZ
Q: 「He feels entitled.」のニュアンスとして最も適切なものは?
Q: 顧客が「返金を受ける正当な権利がある」と伝えるのに最適な動詞は?
Q: 「私はその手当を受け取る資格がある」の自然な表現は?