allow
- (動)許可する、認める
- (動)可能にする
- (動)見込む、割り当てる
発音のコツ
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allow は最初の「a」を弱く短い曖昧母音(シュワー)で発音します。アクセントは後半の「low」にあり、「ロウ」ではなく口を大きく開けてからすぼめる「ラウ(/laʊ/)」という二重母音になります。カタカナの「アロウ」と平坦に読まず、「ァラゥ」のように後半を強調すると自然に聞こえます。
活用形
- 三単現
- allows
- 進行形(-ing)
- allowing
- 過去形
- allowed
- 過去分詞
- allowed
コアイメージ
障害や制限を取り除き、相手が望む行動を可能にすることがコアイメージです。ルールや権限に基づいて、誰かに何かを許可する時に使います。
allowの意味・例文
動詞
許可する、認める
To give permission for someone to do something.
My parents do not allow me to stay out late.
両親は私が夜遅くまで外出するのを許してくれません。
allow 人 to do の形で日常的に最もよく使われます。
The company allows employees to work from home twice a week.
会社は従業員に週2回の在宅勤務を認めています。
組織のルールや制度に基づく許可を表します。
The professor allows students to use calculators during the exam.
教授は試験中の電卓の使用を学生に許可しています。
学校や試験における規則の文脈で頻出します。
可能にする
To make it possible for something to happen or exist.
This new software allows us to analyze data faster.
この新しいソフトウェアのおかげで、より早くデータを分析できます。
道具やシステムが何かを可能にする時に使います。
The new bridge allows easier access to the island.
新しい橋によって、その島へのアクセスが容易になります。
物理的な条件が状況を改善する文脈に適しています。
This ticket allows unlimited travel on local trains.
このチケットで普通列車が乗り放題になります。
チケットやパスが与える権利を説明する際に便利です。
見込む、割り当てる
To set aside time, money, or space for a particular purpose.
Please allow up to 28 days for delivery.
配送には最大28日間を見込んでおいてください。
配送や手続きに必要な所要時間を伝える定型表現です。
You should allow an hour for the transfer at the airport.
空港での乗り継ぎには1時間を見込んでおくべきです。
時間やお金に余裕を持たせることを促す時に使います。
The budget allows $500 for purchasing new reference books.
予算には新しい参考書を購入するための500ドルが割り当てられています。
語源の「割り当てる」に最も近い使い方です。
語源
allow は接頭辞 ad-(〜へ)とラテン語の locare(配置する)や laudare(称賛する)が結びついて生まれました。もともとは「価値を認めて割り当てる」という意味でしたが、そこから「行動を認める」「許可する」という現在の意味に発展しました。同じ locare(配置する)の語根を持つ関連語には、allocate(割り当てる)があります。
派生語・ファミリー
allowの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
allow は一般的なルールによる許可を、permit は法的・公的で厳格な許可を、let は妨げずに自由にさせるカジュアルな許可を表します。
よくある間違い
× My parents allowed me go to the party. ○ My parents allowed me to go to the party. → allow の後には「目的語+to 不定詞」を置き、原形不定詞は使いません。
× Do they allow to smoke here? ○ Do they allow smoking here? → 目的語をとらずに直接動詞を続ける場合、to 不定詞ではなく動名詞(-ing)を使います。
コラム
豆知識
海外の子供たちがもらう「お小遣い」は英語で allowance と呼ばれます。これは動詞 allow の「割り当てる」という語義から派生した名詞で、親が子供に対して一定額を「許可して与える」という成り立ちを持っています。
リアルな使われ方
日常会話では、文の頭に Allow me to 〜 と置いて「〜させてください」と丁寧にお願いする表現がよく使われます。Let me 〜 より少しフォーマルな響きがあり、ビジネスのプレゼンやスピーチの導入などで活躍する実用的なフレーズです。
映画・音楽での使われ方
2002年の映画『オースティン・パワーズ ゴールドメンバー』をはじめ、多くの映画やドラマで Allow me to introduce myself.(自己紹介させてください)というセリフが登場します。自信に満ちたキャラクターが初対面で使う定番のフレーズです。
イディオム・定型句
〜を考慮に入れる、〜を見込む
“We must allow for unexpected delays.”
私がやりましょう、私にさせてください
“Allow me to carry your bags.”
〜を大目に見る、〜を考慮して手加減する
“You have to make allowances for his lack of experience.”
allowを使った会話例
プロジェクトの予算ミーティングで
Does the new budget allow us to hire more staff?
Yes, it enables us to add two more engineers this quarter.
That is great. We also need to allow for unexpected expenses.
I agree. The director will not permit any overspending.
Could you handle the initial budget draft?
Allow me. I will send it to you by tomorrow morning.
文化的背景
欧米では、誰かのためにドアを開けてあげたり、重い荷物を持ってあげたりする際、「私がやりますよ」という意味でスマートに Allow me. と声をかける紳士的な習慣があります。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. allow とは?
障害や制限を取り除き、相手が望む行動を可能にすることです。『The rules allow us to work from home.(ルールにより在宅勤務が許可されている)』のように使います。
Q. allow と let の違いは?
let は「相手のやりたいようにさせる」というカジュアルなニュアンスです。『My boss let me go home early.(上司が早く帰らせてくれた)』のように、日常会話で頻出します。
Q. allow の後ろにはどんな形が続きますか?
allow の直後に人を置き、その後に to 不定詞を続ける形が基本です。『My parents allowed me to travel alone.(両親は私の一人旅を許してくれた)』のように使います。
Q. allow for とはどういう意味ですか?
「〜を考慮に入れる」「〜を見込んでおく」という意味の熟語です。『We must allow for delays.(遅延を考慮に入れなければならない)』のように、計画を立てる際によく使われます。
Q. allow をフォーマルに言い換えると?
公的・法的な許可を強調する場合は permit が適しています。『Photography is not permitted here.(ここでの撮影は許可されていません)』のように、掲示物などで使われます。
CHECK QUIZ
Q: 標識で「この建物内での喫煙は許可されていません」と公式に伝える動詞は?
Q: 「彼らは私たちが早く帰るのを許可してくれた」の正しい英語は?
Q: 「渋滞を考慮して早めに出発しよう」の自然な表現は?
