let
- (動)〜させる、許可する
- (動)〜しましょう、させてください
- (動)(〜の状態に)する
発音のコツ
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let の最初の子音は、舌先を上の前歯の裏の歯茎にしっかり当てて「l」の音を出します。続く母音は日本語の「エ」よりも口を少し広く開けて短く発音してください。最後の「t」は舌先を歯茎に当てて息を止めますが、文末や子音の前では音を飲み込んで発音しない(ストップt)ことがよくあるため注意しましょう。
活用形
- 三単現
- lets
- 進行形(-ing)
- letting
- 過去形
- let
- 過去分詞
- let
コアイメージ
相手の望むままにさせたり、自然な流れを妨げないことがコアイメージです。相手に何かを許可する時や、自分から手伝いなどを提案する時に使います。
letの意味・例文
動詞
〜させる、許可する
To allow someone to do something.
My parents do not let me stay out late.
両親は私が夜遅くまで外出するのを許してくれません。
相手がやりたいことを妨げずに許可するニュアンスです。
Please let me know if you need any help.
何か助けが必要であれば私にお知らせください。
ビジネスメールでも頻繁に使われる定番の表現です。
The security guard let the visitors pass the gate.
警備員は訪問者がゲートを通過するのを許可しました。
物理的に通行や入場を許す場面でも使われます。
〜しましょう、させてください
Used to make a suggestion or offer help.
Let's go out for dinner tonight.
今夜は外食に行きましょう。
Let's は let us の短縮形で、相手を誘う時に使います。
Let me introduce our new team member.
私たちの新しいチームメンバーを紹介させてください。
自分から申し出て行動を起こす時の丁寧な表現です。
First, let us examine the historical background.
まず、歴史的背景を検証してみましょう。
論文や講義で議論の順序を提示する際に適しています。
(〜の状態に)する
To allow someone or something to move to a particular place.
Open the window and let some fresh air in.
窓を開けて新鮮な空気を中に入れてください。
空気や光などを中に入れるという物理的な動きを表します。
Someone knocked on the door, so I let him in.
誰かがドアをノックしたので、彼を中に入れました。
人を家や部屋の中に招き入れる場面で使います。
The company had to let him go due to restructuring.
会社はリストラのため彼を解雇せざるを得ませんでした。
let someone go は「解雇する」の遠回しな表現です。
語源
let の語源は、古英語の lætan(許す、残す)にさかのぼります。もともとは「手放す」「そのままにしておく」という意味を持っていました。そこから「相手のやりたいようにさせる」「自然の流れを妨げない」という現在の許可の意味へと発展しました。同じ語根を持つ関連語には、late(遅い)があります。
派生語・ファミリー
letの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
let は相手の望みを妨げないカジュアルな許可、allow は権限を持つ者が許可を与える一般的な表現、permit は規則や法律に基づくフォーマルな許可を表します。
よくある間違い
× My boss let me to go home early. ○ My boss let me go home early. → let は使役動詞のため、目的語の直後には to を伴わない原形の動詞が続きます。
× I was let go home early. ○ I was allowed to go home early. → let は原則として受動態で使えません。許可されたと言う場合は allow を使います。
コラム
豆知識
テニスの試合でサーブがネットに当たって相手コートに入った時のやり直しを「レット」と呼びますが、これも let が語源です。古英語の「妨げる」という意味が残った名詞用法で、「プレーが妨げられた」ことを意味しています。
リアルな使われ方
ネイティブは相手に何かを知らせる時に let you know を非常に頻繁に使います。I will tell you よりも柔らかく、「分かったら教えるね」というカジュアルで親切な響きがあるため、ビジネスでも日常会話でも定番の表現です。
映画・音楽での使われ方
ディズニー映画『アナと雪の女王』の主題歌『Let It Go』は世界中で大ヒットしました。このフレーズには「ありのままで」「手放す」という意味があり、過去のしがらみや抑圧から自分を解放する心情が見事に表現されています。
イディオム・定型句
寝た子を起こすな
“You should let sleeping dogs lie.”
〜は言うまでもなく
“I cannot afford a bicycle, let alone a car.”
うっかり秘密を漏らす
“He accidentally let the cat out of the bag.”
うっぷんを晴らす
“I went to the gym to let off steam.”
letを使った会話例
金曜の夕方、オフィスで同僚と
I need to finish this report, but I am so tired.
Let me help you with the data entry.
Are you sure? The boss didn't allow us to work overtime.
It is okay. He lets me stay longer if it is urgent.
Thanks a lot. I will let you know when I finish my part.
Sounds good. Let's finish this quickly and go home.
文化的背景
イギリスでは「部屋を貸す」という意味で let が日常的に使われ、街中で「To Let(貸室あり)」という看板をよく見かけます。アメリカでは rent が一般的ですが、許可や提案の意味では英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. let とは?
相手の望むままにさせたり、妨げないことを表す動詞です。『Please let me know.(私にお知らせください)』のように、相手に許可を求めたり提案したりする際によく使います。
Q. let と make の使役動詞の違いは?
let は本人がやりたいことを許可するニュアンスです。一方の make は本人の意志に関わらず強制的にさせる違いがあります。『He made me do it.(彼に無理やりやらされた)』のように使います。
Q. Let me 〜 とはどういう意味ですか?
「私に〜させてください」という申し出や許可を求める表現です。『Let me help you.(手伝わせてください)』のように、ビジネスから日常会話まで幅広く使われる便利なフレーズです。
Q. let を使う時の文法的な注意点は?
let の後には「人+動詞の原形」が続き、to は不要です。また『I was allowed to go.』のように、自分が許可された側になる場合は let ではなく allow の受動態を使います。
Q. let it go とはどういう意味ですか?
「そのままにしておく」「手放す」という意味です。『You should let it go.(もう気にしないほうがいいよ)』のように、執着や怒りを手放して前に進むよう促す時によく使われます。
CHECK QUIZ
Q: 「彼らは私を早く帰らせてくれた」の正しい英文は?
Q: 法律や規則で公式に「許可されている」ことを示すのに最適な動詞は?
Q: 「Let's call it a day.」の意味として最も適切なものは?