difference

  • ()違い、相違点
  • ()意見の相違、不和
  • ()差額、差引
UK/dɪfərəns/

発音のコツ

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difference は最初の「di」にアクセントを置きます。「ディ」と強く発音した後、真ん中の「fer」はほとんど音を出さず「f」から直接「r」へつなぐイメージで短く発音します。最後の「ence」は「əns」と力を抜いて曖昧に終わらせます。日本語の「ディファレンス」のようにすべて同じ強さで平坦に発音しないよう注意してください。

活用形

複数形
differences

コアイメージ

2つ以上の物事を比べたとき、同じではない部分やズレがあることがコアイメージです。物事の特徴を比較したり、意見が食い違っている状況を説明したりする時に使います。

differenceの意味・例文

名詞

countable / uncountable

違い、相違点

A point or way in which people or things are not the same.

日常会話

There is a big difference between the two cars.

その2台の車には大きな違いがあります。

物理的・抽象的な違いを表す最も一般的な表現です。

ビジネス

We need to understand the difference in customer needs.

顧客ニーズの違いを理解する必要があります。

特定の分野の違いは in を使って表します。

アカデミック

The study highlights a significant difference in the results.

その研究は結果における有意な差を強調しています。

データや結果の差を示す際にも頻出します。

SNS・カジュアル

I cannot tell the difference at all.

私には違いが全く分かりません。

tell the difference で「違いを見分ける」という意味になります。

可算

意見の相違、不和

A disagreement, quarrel, or dispute.

ビジネス

We had a minor difference of opinion.

私たちはちょっとした意見の相違がありました。

difference of opinion は見解のズレを示す定型表現です。

ニュース

They settled their differences outside of court.

彼らは法廷外で意見の相違を解決しました。

複数形で「対立」や「不和」を表すことがよくあります。

フォーマル

The two parties must resolve their differences soon.

両党はすぐに不和を解消しなければなりません。

resolve differences で「対立を解消する」となります。

countable / uncountable

差額、差引

The remainder left after subtraction of one value from another.

ビジネス

Our company will pay the difference in price.

私たちの会社が価格の差額を支払います。

金額や数量の引き算の結果を表します。

日常会話

You can keep the difference.

お釣り(差額)は取っておいてください。

支払額と料金の差額、つまりお釣りを指す便利な表現です。

ニュース

The government funded the difference in the budget.

政府は予算の差額に資金を拠出しました。

不足分や余剰分を埋める文脈で使われます。

語源

difference は接頭辞 dis-(離れて)と ferre(運ぶ)から成り立っています。別々の方向へ運ばれる様子から、「一致しないこと」「異なること」という現在の意味に発展しました。同じ ferre(運ぶ)の語根を持つ関連語には、trans-(越えて)と結びついた transfer(移動させる、移管する)があります。

派生語・ファミリー

形容詞different
動詞differ

differenceの使い方

よく使う組み合わせ

make a difference (違いを生む)tell the difference (違いを見分ける)a big difference (大きな違い)a subtle difference (微妙な違い)the difference between (〜の間の違い)

使い分け

difference は一般的な違いを、distinction は意図的に区別された明確な違いを、discrepancy は本来一致するべきもの同士の矛盾や食い違いを表します。

What is the difference between these two?

物理的または抽象的な一般的な相違点を示します。

It is important to make a distinction.

基準を設けて意図的に線引きされた明確な違いを示します。

There is a discrepancy in the accounts.

データや証言など、一致するはずのものの間の矛盾を示します。

よくある間違い

× There is a big difference of price. ○ There is a big difference in price. → 分野や側面における違いを表す時は、of ではなく in を使います。

× I cannot distinguish the difference. ○ I cannot tell the difference. → 「違いが分かる」と言う時は tell を使います。distinguish と difference は意味が重複して不自然です。

コラム

豆知識

difference の語源であるラテン語の differre は、「離れて(dis-)運ぶ(ferre)」という意味です。2つのものが別々の方向に運ばれていく様子から、「違い」や「不和」という意味が生まれました。意見がすれ違って「仲違い」するイメージもここから来ています。

リアルな使われ方

ネイティブは買い物やレストランで割り勘にする時、「You can keep the difference.(お釣りは取っておいて)」と言います。ここでの difference は支払った額と実際の料金の「差額」を意味し、チップを渡す時の非常にスマートな決まり文句です。

映画・音楽での使われ方

1959年にダイナ・ワシントンが歌って大ヒットしたジャズの名曲に『What a Difference a Day Makes(1日がもたらす大きな違い)』があります。たった1日でも人生が大きく変わることを歌ったロマンチックな曲で、difference のポジティブな響きを感じられます。

イディオム・定型句

定型句make a difference

違いを生む、重要である

Your support will make a big difference to our project.

イディオムsplit the difference

妥協する、間をとる

Let's split the difference and agree on fifty dollars.

定型句a world of difference

天地の差、大違い

There is a world of difference between the two ideas.

differenceを使った会話例

火曜の午後、オフィスで同僚と

A

Have you noticed any difference in the new software?

B

Yes, there is a subtle difference in the user interface.

A

I agree. Does it make a big difference in your daily work?

B

Actually, it saves me a lot of time.

A

That's great. I couldn't tell the difference at first.

B

Once you get used to it, you will see a world of difference.

文化的背景

「Make a difference(世界をより良くする)」という表現は、欧米のボランティア活動や企業の理念で非常に頻繁に使われます。誰かの行動が社会にポジティブな影響を与えることを称賛する、英語圏の価値観を反映した言葉です。

よくある質問

Q. difference とは?

2つ以上のものを比べたときに、同じではない部分のことです。『What is the difference?(何が違うのですか?)』のように、日常会話からビジネスまで幅広く使われます。

Q. make a difference とはどういう意味ですか?

「違いを生む」から転じて、「影響を与える」「重要である」という意味になります。『Your help made a big difference.(あなたの助けが大きな違いを生みました)』のように、感謝や成果を伝える時によく使います。

Q. difference の後にはどんな前置詞が続きますか?

比較する対象を示す時は between を使い、どの側面が違うかを示す時は in を使います。『the difference in age between them(彼らの間の年齢差)』のように組み合わせて使うこともできます。

Q. difference と gap の違いは?

difference は単なる「違い」ですが、gap は埋めるべき「隔たり」や「格差」というニュアンスを含みます。『close the generation gap(世代間のギャップを埋める)』のように、問題点として扱われることが多いです。

Q. split the difference とはどういう意味ですか?

金額や条件の交渉で「間をとる」「妥協する」という意味の定型フレーズです。『Let's split the difference.(間をとりましょう)』のように、お互いが譲り合って合意する場面で便利な表現です。

CHECK QUIZ

Q: 「2つの商品の価格の違い」の自然な表現は?

Q: 「私には本物と偽物の違いが分からない」の自然な動詞は?

Q: 会計の帳簿に「矛盾・食い違い」がある状況に最適な単語は?