cost

  • (動)(費用が)かかる
  • (動)(犠牲を)払わせる、奪う
  • (名)費用、経費、コスト
  • (名)犠牲、代償
UK/kɔst/

発音のコツ

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cost の母音はアメリカ英語では「ア」と「オ」の中間のような音になります。口を縦に少し開けて、喉の奥から「カースト」に近い音を出してください。イギリス英語では唇を丸めて短く「コスト」と発音します。最後の「st」は母音を入れず、息だけで「スト」と軽く添えるように発音しましょう。

活用形

三単現
costs
進行形(-ing)
costing
過去形
cost
現在形と同形です
過去分詞
cost
現在形と同形です
複数形
costs

コアイメージ

何かを得るために金銭、時間、労力などが「失われること」がコアイメージです。物の値段を言う時や、目的を達成するために必要な犠牲や代償を表現する時に使います。

costの意味・例文

動詞

他動詞

(費用が)かかる

to require the payment of a specified sum of money

日常会話

This jacket costs one hundred dollars.

このジャケットは100ドルします。

→

物の値段やサービスにかかる金額を伝える最も一般的な表現です。

ビジネス

The new marketing campaign will cost us a lot.

新しいマーケティングキャンペーンには多額の費用がかかるでしょう。

→

cost us のように、誰に費用がかかるかを目的語に取ることができます。

SNS・カジュアル

How much did your new phone cost?

新しいスマホ、いくらしたの?

→

金額を尋ねる際の定番フレーズです。

他動詞

(犠牲を)払わせる、奪う

to cause the loss or destruction of something

ニュース

The terrible mistake cost him his job.

そのひどいミスのせいで、彼は仕事を失いました。

→

cost + 人 + 犠牲 の形で「人に犠牲を払わせる」ことを表します。

日常会話

His careless driving almost cost us our lives.

彼の不注意な運転のせいで、私たちは危うく命を落とすところでした。

→

命や健康など、金銭以外の重大なものを失う場面でも使われます。

フォーマル

The delay cost the company a valuable opportunity.

その遅れのせいで、会社は貴重な機会を逃しました。

→

ビジネスにおいてチャンスや信頼を失う際にも適しています。

名詞

countable / uncountable

費用、経費、コスト

an amount that has to be paid or spent to buy or obtain something

ビジネス

We need to reduce our operating costs.

私たちは運営費を削減する必要があります。

→

ビジネスでは複数形の costs で「経費全般」を指すことが多いです。

ニュース

The cost of living has increased significantly this year.

今年は生活費が著しく上昇しました。

→

the cost of living(生活費)はニュースで頻出する表現です。

日常会話

Can you cover the cost of the dinner?

夕食の費用を負担してくれますか?

→

cover the cost で「費用をまかなう、負担する」という意味になります。

countable / uncountable

犠牲、代償

the effort, loss, or sacrifice necessary to achieve or obtain something

アカデミック

The environmental cost of this project is too high.

このプロジェクトの環境的代償は高すぎます。

→

環境や社会に与える悪影響を表現する際に使われます。

フォーマル

They achieved victory, but at a terrible cost.

彼らは勝利を収めましたが、ひどい犠牲を払いました。

→

at a cost で「犠牲を払って」というニュアンスになります。

日常会話

He worked hard, but his health was the cost.

彼は懸命に働きましたが、健康を代償にしました。

→

成功の裏にある個人的な犠牲を語る時に使えます。

語源

cost はラテン語の接頭辞 con-(共に)と stare(立つ)から成る constare に由来します。市場で売り手と買い手の条件が「共に立つ(一致する)」ことから、「値段がする」という意味に発展し、さらに時間や労力などの「犠牲」も表すようになりました。同じ stare(立つ)の語根を持つ関連語には、stand(立つ)があります。

派生語・ファミリー

形容詞costly

costの使い方

よく使う組み合わせ

cut costs (経費を削減する)cover the cost (費用を負担する)cost a fortune (大金がかかる)estimate the cost (費用を見積もる)at any cost (どんな犠牲を払っても)

使い分け

cost は何かを作る・得るためにかかる費用全体を、price は商品に付けられた具体的な販売価格を、expense は特定の目的のために消費される経費を指します。

“The total cost of the project is high.”

→ 全体としてかかる費用や代償のニュアンスです。

“What is the price of this car?”

→ 買い手が支払う具体的な金額のニュアンスです。

“Travel expenses will be paid by the company.”

→ 業務や生活で発生する特定の支出のニュアンスです。

よくある間違い

× The book was cost 10 dollars. ○ The book cost 10 dollars. → cost はそれ自体で「〜の費用がかかる」という状態を表すため、受動態では使いません。

× The repair costed me a lot. ○ The repair cost me a lot. → 費用がかかる意味での cost は、過去形も過去分詞形も cost のまま不規則変化します。

コラム

豆知識

cost の語源はラテン語の constare(共に立つ)です。古代ローマの市場で、売り手の言い値と買い手の希望額が「一致した(共に立った)」時に取引が成立したことから、「値段がする」という意味が生まれました。

リアルな使われ方

日常会話では「It cost me a fortune.(大金がかかった)」のように、me などの人を目的語に取る形がよく使われます。単に値段を言うだけでなく、「私のお財布にダメージを与えた」というニュアンスを込めたい時に便利です。

映画・音楽での使われ方

2004年の映画『アビエイター(The Aviator)』では、主人公のハワード・ヒューズが映画制作において「Damn the expense! Get it done at all costs!(費用なんて気にするな!何としてもやり遂げろ!)」と叫ぶシーンがあり、彼の執念が表現されています。

イディオム・定型句

ことわざManners cost nothing.

礼儀はタダ(礼儀正しくして損はない)

“Always be polite to customers; manners cost nothing.”

イディオムcost an arm and a leg

莫大なお金がかかる

“This designer bag cost an arm and a leg.”

定型句at all costs

何としても、どんな犠牲を払っても

“We must win this game at all costs.”

costを使った会話例

月曜の朝、オフィスで同僚と

A

Did you see the invoice for the new software?

B

Yes, it costs a lot more than I expected.

A

We need to cut costs this quarter.

B

I agree. The operating expenses are getting out of hand.

A

Do you think we should cancel the subscription?

B

No, we must keep it at all costs. It saves us time.

A

True. Time is money, but we should still negotiate the price.

B

Good idea. I will call the vendor this afternoon.

文化的背景

欧米のビジネスシーンでは、cost(費用)と investment(投資)を明確に区別する傾向があります。単なる出費は削減すべき対象として cost と呼ばれますが、将来の利益や成長を生む支出は investment と呼ばれ、前向きに評価されます。

よくある質問

Q. cost とは?

何かを得るために金銭、時間、労力などが「かかる」こと、またはその「費用」や「犠牲」を指します。『The ticket costs 50 dollars.(チケットは50ドルします)』のように使います。

Q. cost と charge の違いは?

cost は物やサービス自体が「〜の費用を要する」ことを表します。一方の charge は人が相手に対して「料金を請求する」行為であり、『They charge 10 dollars for delivery.(彼らは配達に10ドル請求する)』のように使います。

Q. cost はどんな文型をとりますか?

SVOO(主語+動詞+人+金額/犠牲)の文型をよくとります。『It cost me 100 dollars.(私に100ドルかかった)』や『The mistake cost him his job.(そのミスは彼の仕事を奪った)』のように、誰にどんな負担を強いたかを表せます。

Q. ビジネスで cost はどのように使われますか?

名詞として「コスト、経費」の意味で頻出します。『We need to cut costs.(コストを削減する必要がある)』や『operating costs(運営費)』など、利益を圧迫する費用全般を指す際に不可欠な単語です。

Q. cost を使った有名なイディオムは?

『cost an arm and a leg(莫大なお金がかかる)』がよく使われます。『This car cost an arm and a leg.』のように、直訳の「腕と脚を犠牲にする」ほど高価であるというユーモアを交えた表現です。

CHECK QUIZ

Q: 「この車は去年1万ドルした」の正しい英語は?

Q: 「ホテルからキャンセル料を請求された」の自然な表現は?

Q: 「The mistake cost him his job.」の意味は?