controversy

  • ()論争、物議
UK/ˈkɑntrəˌvɜrsi/

発音のコツ

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アメリカ英語では第一音節「カ」にアクセントを置きます(カントラヴァースィ)。「v」は上の歯で下唇を軽く押さえて振動させます。続く「r」は舌を丸めて口蓋につけないように「ヴァー」と響かせてください。イギリス英語では第二音節「ト」にアクセントが来る点にも注意しましょう。

活用形

複数形
controversies

コアイメージ

意見が真っ向から対立し、社会的な議論や物議を醸すことがコアイメージです。公的な問題やスキャンダルなどで世論が分かれる時に使います。

controversyの意味・例文

名詞

countable / uncountable

論争、物議

A prolonged public dispute, debate, or contention.

ニュース

The new policy caused a huge controversy.

その新政策は大きな物議を醸しました。

cause a controversy はニュースで頻出する表現です。

アカデミック

There is an ongoing controversy over the origin of the universe.

宇宙の起源をめぐる論争が続いています。

controversy over で「〜に関する論争」を表します。

ビジネス

The company tried to avoid controversy regarding its environmental impact.

その企業は環境への影響に関する論争を避けようとしました。

avoid controversy で「論争を避ける」という定型句になります。

語源

controversy は接頭辞 contra-(反対に)と versus(向いた)から成り立っています。意見が反対の方向を向いて対立している状態から、現在の「論争」という意味に発展しました。同じ versus(向いた)の語根を持つ関連語には、reverse(逆にする)があります。

派生語・ファミリー

形容詞controversial
副詞controversially

controversyの使い方

よく使う組み合わせ

cause a controversy (物議を醸す)spark a controversy (論争を引き起こす)avoid controversy (論争を避ける)a subject of controversy (論争の的)fierce controversy (激しい論争)

使い分け

controversy は社会を巻き込む長期的な論争、dispute は特定の当事者間の具体的な問題に関する争い、argument は日常的な口論や議論を表します。

The political scandal sparked a huge controversy.

社会規模の大きな物議や対立のニュアンスです。

The workers are in a dispute with the management.

労使間などの具体的な争いのニュアンスです。

I had a heated argument with my friend.

個人間の日常的な口論のニュアンスです。

よくある間違い

× There is a controversy about the new law. ○ There is a controversy over the new law. → 「〜をめぐる論争」と言う場合、前置詞は about よりも over を使うのが一般的です。

× He made a controversy by his comment. ○ He caused a controversy by his comment. → 「論争を引き起こす」は make ではなく cause や spark を使います。

コラム

豆知識

語源の contra(反対に)と versus(向いた)は、スポーツの「A 対 B」を表す vs.(versus)と同じ語根です。双方が向き合って対立している構図を想像すると、この単語の持つ「対立・論争」のイメージが掴みやすくなります。

リアルな使われ方

ニュース報道では、意図的に意見を二分させるような話題を controversial issue(物議を醸す問題)と呼びます。政治、宗教、環境問題など、人によって正義が異なるテーマに対してネイティブがよく使う表現です。

映画・音楽での使われ方

2004年のドキュメンタリー映画『Fahrenheit 9/11(華氏911)』は、アメリカの政治に対する鋭い批判を描き、公開当時に大きな controversy を巻き起こしました。社会的な議論を生む作品を語る際によく登場する単語です。

イディオム・定型句

定型句court controversy

わざと物議を醸す

He tends to court controversy.

定型句beyond controversy

議論の余地なく

The results are beyond controversy.

定型句steer clear of controversy

論争を避ける

She tried to steer clear of controversy.

controversyを使った会話例

オフィスでの休憩中

A

Did you see the news about the CEO's tweet?

B

Yes, it is causing a huge controversy online.

A

I think he should steer clear of controversy right now.

B

Exactly. It might become a major dispute with the shareholders.

A

Do you think he will delete the controversial post?

B

Probably, but the damage has already been done.

文化的背景

アメリカ英語では第一音節にアクセントを置きますが、イギリス英語では第二音節に置くのが一般的です。政治や環境問題など、社会的に意見が分かれるテーマを議論する際に、どの地域でもニュースや日常会話で広く使われます。

よくある質問

Q. controversy とは?

意見が真っ向から対立し、社会的な議論や物議を醸す状態のことです。『The decision caused a huge controversy.(その決定は大きな物議を醸した)』のようにニュースで頻出します。

Q. controversy と debate の違いは?

controversy は感情的な対立や社会的な物議を含みます。一方の debate はルールに基づいた理性的な討論を指し、『a political debate(政治討論会)』のように使われます。

Q. controversy はどんな前置詞と相性が良いですか?

「〜をめぐる論争」と言う場合、前置詞 over や surrounding をよく使います。『the controversy over the new tax(新税をめぐる論争)』のように表現します。

Q. controversy をカジュアルに言うと?

日常の揉め事や騒動なら drama に言い換えることができます。『I don't want any drama.(揉め事はごめんだ)』のように、SNSや若者の会話でよく使われます。

Q. controversy から派生した単語はありますか?

形容詞の controversial(論争の的となる、物議を醸す)が有名です。『a controversial topic(物議を醸す話題)』のように、意見が分かれるテーマを指す際によく使います。

CHECK QUIZ

Q: 労働者と経営者の間の「具体的な争い」に最適な名詞は?

Q: 「その計画をめぐる論争」の自然な表現は?

Q: 「彼らはわざと物議を醸そうとしている」という意味の court を使った表現は?