abound
- (動)たくさんある、豊富にある
- (動)(〜で)満ちている
発音のコツ
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abound は後半の「bound」にアクセントを置きます。最初の「a」は口をリラックスさせて曖昧な「ア」と発音し、続く「bound」の母音 /aʊ/ は「ア」から「ウ」へ滑らかに変化させる二重母音です。「アバウンド」と平坦に読まず、「バ」を強く長めに発音して「ウ」で口をすぼめるのがポイントです。
活用形
- 三単現
- abounds
- 進行形(-ing)
- abounding
- 過去形
- abounded
- 過去分詞
- abounded
コアイメージ
水が波打って溢れ出るほど、数や量が豊富に存在することがコアイメージです。特定の場所や状況に、物や機会などがたくさんあると表現したい時に使います。
aboundの意味・例文
動詞
たくさんある、豊富にある
To exist in large numbers or amounts.
Rumors abound about the new smartphone.
新しいスマートフォンについての噂が飛び交っています。
噂や情報がたくさん存在している状況を表します。
Opportunities abound for those who work hard.
一生懸命働く人には機会が豊富にあります。
チャンスや可能性が多くあることを強調します。
Examples of this phenomenon abound in nature.
この現象の例は自然界にたくさんあります。
事例が数多く存在することを客観的に述べる表現です。
(〜で)満ちている
To have something in great numbers or quantities.
The coastal waters abound with marine life.
沿岸の海域は海洋生物で満ちています。
特定の場所に生き物などが満ちあふれている様子を表します。
This country abounds in natural resources.
この国は天然資源が豊富です。
国や地域が資源や特徴に恵まれていることを示します。
The old forest abounds with mystery and legends.
その古い森は謎と伝説に満ちています。
物理的なものだけでなく、抽象的な概念にも使えます。
語源
aboundは、ラテン語の接頭辞ab-(離れて)とundare(波打つ)から成り立っています。水が波打って器から溢れ出る様子から、豊富にあるという現在の意味に発展しました。同じunda(波)の語根を持つ関連語には、inundate(水浸しにする、殺到する)があります。
派生語・ファミリー
aboundの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
abound は特定の場所や状況に数や量が豊富に存在し、teem は生き物や人がうごめいて満ちあふれており、flourish は植物や事業などが力強く成長して繁栄している状態を表します。
よくある間違い
× The forest is abounded with wild animals. ○ The forest abounds with wild animals. → abound は自動詞なので受動態にはできません。そのまま能動態の形で使います。
× Japan abounds of natural hot springs. ○ Japan abounds in natural hot springs. → 「〜が豊富である」と言う時は、of ではなく in や with を使います。
コラム
豆知識
abound の語源には「波(unda)」が含まれています。スペイン語の「onda(波)」やフランス語の「onde(波)」も同じ語源から派生しました。水が絶え間なく波打って溢れ出る豊かな情景が、この単語の背景に隠されています。
リアルな使われ方
ネイティブは「噂が飛び交っている」と言いたい時に rumors abound という定型フレーズをよく使います。主語の直後に abound を置くだけで、情報が溢れ返っている状況を簡潔に伝えられる便利な表現です。
映画・音楽での使われ方
キリスト教文学や賛美歌において、grace abounds(恵みが満ちあふれる)という表現が頻繁に登場します。神の愛や許しが無限に存在することを示す言葉として、英語圏の文化的背景に深く根付いています。
イディオム・定型句
例には事欠かない、実例はたくさんある
“Examples abound of companies that failed to adapt.”
噂が飛び交っている
“Rumors abound that the CEO will resign soon.”
機会が豊富にある
“In the tech industry, opportunities abound for skilled engineers.”
aboundを使った会話例
オフィスの休憩スペースで同僚と
I heard we are expanding our business to Southeast Asia.
Yes, opportunities abound in that region right now.
That is exciting. Are we focusing on any specific country?
We are looking at Indonesia. The market abounds with potential customers.
Makes sense. But rumors abound that local competition is really tough.
True, but if we adapt well, our business will definitely flourish.
文化的背景
英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。フォーマルな響きがあるため、日常会話だけでなく、ニュース記事や学術論文、ビジネスレポートなどで「豊富さ」を客観的かつ知的に表現する際によく好まれます。
よくある質問
Q. abound とは?
物や機会が豊富に存在すること、またはある場所が何かで満ちていることを表す動詞です。『Opportunities abound here.(ここは機会が豊富だ)』のように使います。
Q. abound in と abound with の違いは?
どちらも「〜に満ちている」という意味で大きな違いはありません。傾向として、abound in は資源や特徴に、abound with は生き物や動くものに使われることが多いです。『The lake abounds with fish.』のように表現します。
Q. abound はビジネスシーンでも使われますか?
はい、ビジネスでもよく使われます。特に市場の可能性や事例の多さを強調する際に便利です。『Examples abound of successful startups.(成功したスタートアップの例はたくさんある)』のように使います。
Q. abound は進行形で使えますか?
状態を表す動詞なので、進行形で使われることはほとんどありません。現在の状態を示す場合は『The forest abounds with wildlife.(森は野生動物で満ちている)』のように現在形を使います。
Q. abound と abundant の関係は?
abundant は abound の形容詞形です。abound が「豊富にある」という動詞であるのに対し、abundant は「豊富な」という意味で名詞を修飾します。『We have an abundant supply of water.』のように使います。
CHECK QUIZ
Q: 「この川は魚で満ちている」の正しい英語は?
Q: 「湖に魚がうごめいて満ちあふれている」を表現するのに最適な動詞は?
Q: 「この国は天然資源が豊富だ」の空所に入る前置詞は? This country abounds ( ) natural resources.