abundance
- (名)豊富、大量
- (名)裕福、豊かさ
発音のコツ
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abundance は2音節目の「bun」にアクセントを置きます。「ア・バン・ダンス」と平坦に読まず、最初の「a」は力を抜いた曖昧な音(シュワー)にし、「bun」で「バ」と強く短く発音します。最後の「dance」は「ダンス」より「ドゥンス」に近く、母音を弱めて「d」から「n」「s」へと滑らかに繋げてください。
活用形
- 複数形
- abundances
- 主に科学分野で「存在比」などを表す場合に使われます
コアイメージ
数や量が非常に多く、満ちあふれている状態がコアイメージです。資源や才能、選択肢などが十分にあり、豊かさを強調したい時に使います。
abundanceの意味・例文
名詞
豊富、大量
A very large quantity of something.
We have an abundance of fresh vegetables this summer.
この夏は新鮮な野菜が豊富にあります。
物理的な量や数が非常に多いことを表す最も一般的な表現です。
The report shows an abundance of opportunities in the market.
その報告書は市場に大量の機会があることを示しています。
ビジネスにおいて、機会や選択肢が豊富にあることを強調します。
There is an abundance of evidence supporting this theory.
この理論を裏付ける証拠は豊富にあります。
学術的な文脈で、証拠やデータが十分に揃っていることを示します。
The forest is home to wildlife in abundance.
その森には野生動物が豊富に生息しています。
自然界の動植物が豊かに生息している様子を伝える際にも使えます。
裕福、豊かさ
The situation in which there is more than enough of everything, especially money.
She grew up in a time of economic abundance.
彼女は経済的に豊かな時代に育ちました。
経済的な豊かさや、物が十分に足りている時代背景を説明します。
We want to share our abundance with those in need.
私たちの豊かさを困っている人たちと分かち合いたいです。
自分が持っている富や余裕を他者と分かち合うというニュアンスです。
True abundance is not just about having money.
本当の豊かさとは、単にお金を持っていることだけではありません。
物質的な豊かさだけでなく、精神的なゆとりを表す際にも使われます。
語源
abundance は、接頭辞 ab-(〜から離れて)と undare(波打つ)が組み合わさったラテン語 abundantia に由来します。波が次々と押し寄せるように、物が溢れんばかりに存在する様子から「豊富」という意味に発展しました。同じ undare(波打つ)の語根を持つ関連語には、inundate(水浸しにする)があります。
派生語・ファミリー
abundanceの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
abundance は物が溢れるほど大量にある状態を、plenty は必要な分が十分にある状態を、wealth は特にお金や価値あるものが豊富であることを表します。
よくある間違い
× There are an abundance of apples. ○ There is an abundance of apples. → an abundance of は一つのまとまりとして扱うため、後ろが複数形でも動詞は単数形になります。
× I have abundance of time. ○ I have an abundance of time. → abundance を「大量の〜」という意味で使う場合、通常は冠詞を伴って an abundance of とします。
コラム
豆知識
abundance の語源であるラテン語の undare(波打つ)は、スペイン語の onda(波)や英語の sound(音波)の語源にも関係しています。波が豊かに打ち寄せるイメージが、現代の「物が溢れるほどある」という意味に繋がっているのは非常に興味深いです。
リアルな使われ方
ニュースやビジネス文書では、リスクを避けるための定型句として out of an abundance of caution(念には念を入れて)が頻出します。台風での休校や、製品の自主回収を発表する際など、安全を最優先した措置であることを強調するのに便利な表現です。
映画・音楽での使われ方
1997年の映画『タイタニック(Titanic)』の時代背景など、貴族の豪華な生活を描く際に wealth and abundance(富と豊かさ)という表現がよく使われます。持つ者と持たざる者の対比を描く作品において、豊かさを象徴するキーワードとして登場します。
イディオム・定型句
心に満ちあふれている思いが自然と口に出る
“The mouth speaks out of the abundance of the heart.”
念には念を入れて、大事をとって
“The event was canceled out of an abundance of caution.”
豊富に、あり余るほど
“Food and drinks were supplied in abundance.”
abundanceを使った会話例
月曜の朝、オフィスで同僚と
Why was the server maintenance scheduled for the weekend?
We did it out of an abundance of caution to avoid disrupting work.
That makes sense. We have an abundance of data to process today.
Exactly. Is there plenty of storage space left on the new server?
Yes, it has a wealth of space. We will not run out anytime soon.
Great. Let's get started before the requests arrive in abundance.
文化的背景
英語圏では「Abundance mindset(豊かさのマインドセット)」という概念がビジネスや自己啓発でよく語られます。これは「世界には全員が成功するのに十分な機会や資源がある」という前向きな考え方を指し、英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. abundance とは?
数や量が非常に多く、溢れんばかりに存在することです。『We have an abundance of resources.(私たちには豊富な資源がある)』のように、ポジティブな豊かさを表す場面で頻出します。
Q. abundance と abundant の違いは?
abundance は「豊富」を意味する名詞で、abundant は「豊富な」を意味する形容詞です。『an abundant supply of water(豊富な水の供給)』のように、名詞を修飾する際は形容詞を使います。
Q. an abundance of の後の動詞は単数形ですか?
はい、基本的には単数形扱いです。『There is an abundance of opportunities.(豊富な機会がある)』のように、後ろに複数形の名詞が来ても、一つのまとまりに焦点を当てるため is を使います。
Q. abundance を使ったビジネス表現はありますか?
『out of an abundance of caution(念には念を入れて)』という表現がよく使われます。『We closed the office out of an abundance of caution.』のように、リスク管理の文脈で便利です。
Q. abundance をよりカジュアルに言い換えると?
日常会話では a lot of や plenty of がよく使われます。『There is an abundance of food.』は『There is plenty of food.(食べ物は十分にある)』と言い換えると自然な響きになります。
CHECK QUIZ
Q: 「彼はこの分野の『豊富な』知識を持っている」の自然な表現は?
Q: 「The school was closed out of an abundance of ( ).」の空欄に入るのは?
Q: 「This region is ( ) in natural resources.」の空欄に入るのは?