synthesize
- (動)統合する、総合する
- (動)合成する、作り出す
発音のコツ
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synthesize は最初の「sɪn」にアクセントを置きます。続く「th」は、上下の歯で舌先を軽く挟み、隙間から息を摩擦させて「θ」の音を出します。後半の「size(saɪz)」は「アイ」としっかり二重母音を発音し、最後は喉を震わせる有声音の「z」で終わります。カタカナの「シンセサイズ」のように平坦にならないよう注意しましょう。
活用形
- 三単現
- synthesizes
- 進行形(-ing)
- synthesizing
- 過去形
- synthesized
- 過去分詞
- synthesized
コアイメージ
複数の異なる要素を一つにまとめ上げ、新しい全体を作り出すことがコアイメージです。化学的な物質の合成や、様々な情報やアイデアを統合して結論を導き出す時に使います。
synthesizeの意味・例文
動詞
統合する、総合する
To combine different ideas or facts into a single idea or whole.
Students must synthesize information from various sources.
学生は様々な情報源からの情報を統合しなければなりません。
複数の文献やデータを一つにまとめる際によく使われます。
We need to synthesize the feedback into a clear report.
フィードバックを統合して分かりやすい報告書にする必要があります。
情報を整理して一つの成果物にまとめる状況で適しています。
The committee synthesized the proposals to create a new policy.
委員会は新しい方針を作るために提案を総合しました。
異なる意見や案を一つに集約する場面で使われます。
合成する、作り出す
To produce a substance by means of chemical or biological reactions.
Scientists synthesized a new protein in the laboratory.
科学者たちは実験室で新しいタンパク質を合成しました。
科学技術や実験の文脈で頻出する用法です。
The company successfully synthesized a cheaper alternative to the drug.
その企業は薬のより安価な代替品を合成することに成功しました。
新薬や新素材の開発を報じる際によく登場します。
The keyboard can synthesize the sounds of various instruments.
そのキーボードは様々な楽器の音を合成できます。
物質だけでなく、音声やデジタルデータの合成にも使われます。
語源
synthesize は接頭辞 syn-(一緒に)と thesis(置くこと)、動詞を作る接尾辞 -ize(〜にする)から成り立っています。複数の要素を「一緒に置く」という成り立ちから、それらを結合して新しい全体を作り出す「合成する」という意味へ発展しました。同じ syn-(一緒に)を持つ関連語には、synchronize(同期する)があります。
派生語・ファミリー
synthesizeの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
synthesize は複数の要素を溶け合わせて全く新しいものを作り、combine は単に二つ以上のものを一つにまとめ、integrate はある要素をより大きな全体の中に組み込みます。
よくある間違い
× We must synthesis the data. ○ We must synthesize the data. → synthesis は名詞です。動詞として使う場合は synthesize になります。
× Let's synthesize about the data. ○ Let's synthesize the data. → synthesize は他動詞なので、直後に前置詞を置かずに目的語をとります。
コラム
豆知識
楽器の「シンセサイザー(synthesizer)」は、電気信号を「合成(synthesize)」して様々な楽器の音や自然界にない新しい音を作り出すことから名付けられました。音楽の歴史を変えたこの画期的な楽器の名前を通じて、複数の要素を組み合わせて新しいものを生み出すという単語のコアイメージを掴むことができます。
リアルな使われ方
学術論文やビジネスのレポートでは、単なる情報の羅列ではなく、自分なりの結論を導き出すために synthesize information(情報を統合する)というプロセスが非常に重視されます。ネイティブの知的生産や論理的思考において、新しい価値を生み出すために欠かせない重要な概念として日常的に使われます。
映画・音楽での使われ方
1982年のSF映画『ブレードランナー(Blade Runner)』などでは、人工的に合成された人間そっくりの存在が登場します。こうした作品の背景にある「synthetic(合成の)」という形容詞も、synthesize から派生した重要な単語です。人工物や化学繊維を表す際によく使われます。
イディオム・定型句
Aを統合してBにする
“She synthesized the findings into a report.”
新しく合成された
“They tested the newly synthesized compound.”
synthesizeを使った会話例
大学の図書館で、グループ課題の打ち合わせ
How is your research going for the final project?
I found many articles, but it is hard to synthesize all this information.
I know what you mean. We need to combine the key points into one presentation.
Exactly. I will finish the synthesis of my notes tonight.
Great. Then we can integrate your summary into the final slides tomorrow.
Sounds good. Let's meet in the afternoon to review the newly synthesized draft.
文化的背景
アメリカ英語では synthesize と綴りますが、イギリス英語では synthesise と綴るのが一般的です。発音や意味に違いはありません。学術論文やビジネスレポートなど、論理的な思考が求められる場面でどの地域でも広く使われる重要な単語です。
よくある質問
Q. synthesize とは?
複数の要素を結合して新しい全体を作り出すことです。『They synthesized the data into a report.(データを報告書に統合した)』のように、情報や物質をまとめる時に使います。
Q. synthesize は日常会話で使いますか?
主に学術やビジネスのフォーマルな場面で使われます。日常会話では『We should combine our ideas.(アイデアを合わせよう)』のように、より簡単な combine を使うのが一般的です。
Q. synthesize と integrate の違いは?
synthesize は複数の要素を混ぜて全く新しいものを作ります。一方の integrate は『integrate the new system(新システムを統合する)』のように、既存の全体に新要素を組み込むことを指します。
Q. synthesize の名詞形と形容詞形は?
名詞形は synthesis(合成・統合)、形容詞形は synthetic(合成の)です。『synthetic rubber(合成ゴム)』のように、人工的に作られたものを表す際によく登場します。
Q. synthesize は音楽の文脈でも使われますか?
はい、電子的に音を作り出す意味で使われます。『The keyboard can synthesize various sounds.』のように言い、楽器の「シンセサイザー」もこの単語が語源です。
CHECK QUIZ
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