subsidiary
- (名)子会社
- (形)補助的な、付随する
発音のコツ
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subsidiary は /səbˈsɪdiəri/ または /səbˈsɪdʒəri/ と発音します。アクセントは2音節目の「sɪ」に置きます。「スィ」と短く強く発音し、続く「di-a」は「ディ・ア」または「ジャ」と繋げて滑らかに発音しましょう。カタカナの「サブシディアリー」のように最初の「サ」を強く読まないよう注意してください。
活用形
- 複数形
- subsidiaries
コアイメージ
主となる大きなものに「付随している、従属している」状態がコアイメージです。ビジネスシーンで親会社に従属する「子会社」を指す時や、メインではない「補助的な」物事を表す時に使います。
subsidiaryの意味・例文
名詞
子会社
A company that is owned or controlled by another larger company.
Our company is a subsidiary of a large tech corporation.
私たちの会社は大手IT企業の子会社です。
be a subsidiary of で「〜の子会社である」と表現します。
The automaker plans to establish a new subsidiary in India.
その自動車メーカーはインドに新しい子会社を設立する計画です。
establish a subsidiary (子会社を設立する) は頻出フレーズです。
All subsidiaries must report their financial results to the headquarters.
すべての子会社は財務結果を本社に報告しなければなりません。
複数形 subsidiaries として、複数の子会社を束ねる文脈で使われます。
形容詞
補助的な、付随する
Less important than but related or supplementary to something.
These findings are of subsidiary importance to the main research.
これらの発見は、主たる研究に対して補助的な重要性しかありません。
of subsidiary importance で「二次的な重要性」を表します。
He played a subsidiary role in the development of the software.
彼はそのソフトウェアの開発において補助的な役割を果たしました。
play a subsidiary role (補助的な役割を果たす) という定型的な表現です。
The committee will discuss subsidiary issues after the main agenda.
委員会は主要な議題の後に付随する問題を議論します。
メインの事柄に対して「付随する、二次的な」事柄を指します。
語源
subsidiary は、ラテン語の sub-(下に)と sedere(座る)から成り立っています。「メインの下に座って控えている」という成り立ちから、主たるものを補佐する「補助的な」や「子会社」という意味に発展しました。同じ sedere(座る)の語根を持つ関連語には、sedentary(座りっぱなしの)があります。
派生語・ファミリー
subsidiaryの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
subsidiary は親会社に支配権を握られている別法人、branch は同じ法人内の支店や支社、affiliate は資本関係が一部ある提携企業や関連会社を指します。
よくある間違い
× I work at a branch of Toyota. ○ I work at a subsidiary of Toyota. → 別法人として設立された子会社には subsidiary を使います。branch は同一法人内の支店です。
× The company is a parent subsidiary. ○ The company is a wholly owned subsidiary. → 100%出資の子会社は wholly owned subsidiary と言います。parent と subsidiary は対義関係にあります。
コラム
豆知識
ラテン語の sub-(下に)と sedere(座る)に由来し、古代ローマ軍で後方に「控えている」予備の兵士を subsidiarii と呼んだことが語源です。ここから「補助の」「子会社」という意味に広がりました。ビジネスにおいて後方支援を行うイメージと重なります。
リアルな使われ方
ビジネスニュースや企業の合併・買収の文脈で wholly owned subsidiary(完全子会社)という表現が頻出します。ある企業が別の企業を完全に傘下に収め、株式を100%保有した際に必ず登場する実用的な定型フレーズです。
映画・音楽での使われ方
大企業を舞台にしたドラマ『サクセッション(Succession)』のような作品では、巨大コングロマリットが多数の subsidiary を抱える様子が描かれます。子会社の売却や買収を巡る権力闘争を通じて、ビジネス英語のリアルな響きを学ぶことができます。
イディオム・定型句
完全子会社
“The firm became a wholly owned subsidiary last year.”
補助的な役割を果たす
“She was happy to play a subsidiary role.”
海外子会社、現地法人
“They are expanding their foreign subsidiaries.”
subsidiaryを使った会話例
月曜の朝、オフィスで同僚と
Did you hear that we are opening a new subsidiary in Europe?
Yes, I did. Will it be a wholly owned subsidiary?
Exactly. It is not just a branch, but a separate legal entity.
That makes sense. Will our team play a subsidiary role in their operations?
For now, yes. The headquarters will handle the main decisions.
I see. It is a big step for our global expansion.
文化的背景
ビジネスのグローバル化に伴い、多国籍企業が世界中に subsidiary を設立するのは一般的な戦略です。親会社との法的・税務的な違いから、支店を表す branch ではなく subsidiary という言葉が厳密に使い分けられます。
よくある質問
Q. subsidiary とは?
主となるものに従属している状態を指し、ビジネスでは「子会社」、一般的には「補助的な」という意味で使われます。『I work for a subsidiary.(私は子会社で働いています)』のように使います。
Q. subsidiary と branch の違いは?
subsidiary(子会社)は親会社とは別の法人格を持ちますが、branch(支店)は同一法人内の事業所を指します。『open a new branch(新しい支店を開設する)』のように使い分けます。
Q. subsidiary は形容詞としても使えますか?
はい、「補助的な、付随する」という意味の形容詞としても使えます。『It is of subsidiary importance.(それは二次的な重要性しかない)』のように、メインではない事柄を表す際に便利です。
Q. 「完全子会社」は英語で何と言いますか?
親会社が株式を100%保有している完全子会社は wholly owned subsidiary と言います。『It is a wholly owned subsidiary.』はビジネスニュースや企業情報で非常によく見かける表現です。
Q. subsidiary と subsidy はどのような関係ですか?
どちらも「補助」を意味する語源から派生していますが、subsidiary が「子会社・補助的な」を指すのに対し、subsidy は「助成金・補助金」を意味します。『The government provides a subsidy.(政府が補助金を提供する)』のように使います。
CHECK QUIZ
Q: 「東京に新しい『支店』を開設した」と言う場合の自然な表現は?
Q: 「This project is of subsidiary importance.」の意味として最も適切なものは?
Q: 100%出資の「完全子会社」を意味する表現は?