reluctant
- (形)〜したがらない
- (形)気の進まない、しぶしぶの
発音のコツ
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reluctant は真ん中の「luc(lʌc)」にアクセントを置きます。最初の「re」は口をリラックスさせて「リ」と発音し、「luc」で舌を前歯の裏につけてはっきりと「ラ」と「ア」の中間の音を出します。最後の「tant」は力を抜き、語尾の「t」は息を吐くだけで弱く発音すると自然です。カタカナの「リラクタント」と平坦にならないよう注意しましょう。
コアイメージ
心の中で抵抗を感じて、しぶしぶ行動する様子がコアイメージです。やりたくないことを頼まれたり、気乗りしない状況でどうにか応じる時に使います。
reluctantの意味・例文
形容詞
〜したがらない
Unwilling and hesitant to do something.
She is reluctant to ask for help.
彼女は助けを求めるのを嫌がっています。
助けを求めることに抵抗がある心理を表します。
The manager was reluctant to approve the budget.
マネージャーはその予算を承認したがらなかった。
決断に躊躇しているビジネスシーンで使えます。
The government is reluctant to change the policy.
政府はその方針を変更することに消極的です。
組織が行動を起こしたがらない状況にも適しています。
気の進まない、しぶしぶの
Showing doubt or unwillingness.
He gave a reluctant smile.
彼はしぶしぶ笑顔を見せました。
感情が伴っていない無理な表情を表します。
The student made a reluctant admission of guilt.
その学生はしぶしぶ罪を認めました。
嫌々ながら事実を受け入れる場面で使われます。
They reached a reluctant agreement.
彼らはしぶしぶ合意に達しました。
完全に納得していない状態での同意を示します。
語源
reluctant は、接頭辞 re-(逆らって)とラテン語の luctari(もがく、闘う)から成り立っています。何かに逆らってもがく様子から、行動することへの内面的な抵抗や、しぶしぶ従う「気の進まない」という意味に発展しました。同じ luctari(闘う)を語根に持つ関連語には、ineluctable(避けられない)があります。
派生語・ファミリー
reluctantの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
reluctant は内面的な抵抗からしぶしぶ従う様子、hesitant は自信や確信がなくためらう様子、unwilling は明確な意志を持ってやりたがらない様子を表します。
よくある間違い
× I am reluctant about going there. ○ I am reluctant to go there. → reluctant は「to + 動詞の原形」を伴い、これから行う動作への抵抗を表します。
× The boy is reluctant brushing his teeth. ○ The boy is reluctant to brush his teeth. → reluctant は動名詞ではなく to 不定詞をとるのが一般的なルールです。
コラム
豆知識
reluctant の語源にある luctari(もがく、闘う)は、プロレスなどの格闘技を意味するスペイン語のルチャリブレ(Lucha Libre)と同じルーツを持っています。心の中で自分の感情と闘っている様子を想像すると、意味がすんなり理解できます。
リアルな使われ方
ネイティブは、相手からの誘いを断りたいけれど角を立てたくない時に、この単語を使います。例えば「I'm reluctant to say no, but...(断りたくはないのですが…)」と前置きすることで、相手への配慮を示すクッション言葉として機能します。
映画・音楽での使われ方
2012 年の映画『The Reluctant Fundamentalist(邦題:ミッシング・ポイント)』は、テロ事件をきっかけに意図せず過激な思想に巻き込まれていくエリート青年の葛藤を描いた作品です。タイトルに「不本意な」というニュアンスが込められています。
イディオム・定型句
望まずして英雄になった人
“He became a reluctant hero after saving the cat.”
不本意ながら相手を高く評価する人
“Even his rivals became his reluctant admirers.”
しぶしぶの合意
“They finally reached a reluctant agreement.”
reluctantを使った会話例
月曜の朝、オフィスで同僚と
Did you talk to the manager about the new schedule?
Yes, but he was reluctant to approve the changes.
He is always hesitant when it comes to trying new things.
Exactly. He gave a reluctant nod at the end, though.
That is a start. We just need to show him the benefits.
I agree. I will prepare a presentation to convince him.
文化的背景
アメリカやイギリスのビジネスシーンでは、明確な意志を示すことが好まれます。そのため、reluctant(しぶしぶ)な態度は消極的だと受け取られやすいため、使う場面には注意が必要です。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. reluctant とは?
心の中で抵抗を感じて、しぶしぶ行動する様子を表す形容詞です。『He was reluctant to leave.(彼は帰りたがらなかった)』のように、気乗りしない状況で使います。
Q. reluctant と hesitant の違いは?
reluctant はやりたくないという「内面的な抵抗」に焦点があり、hesitant は自信がなくて「ためらう」ことに焦点があります。『I am hesitant to try.』は失敗を恐れて迷っている状態です。
Q. reluctant の後ろには何が来ますか?
一般的に「to + 動詞の原形」が続き、これから行う動作への抵抗を表します。『She is reluctant to share her personal information.(彼女は個人情報を共有したがらない)』のように使います。
Q. reluctant をより強い言葉で言い換えると?
強い拒絶や明確な意志を示す場合は unwilling に言い換えられます。『He is unwilling to compromise.(彼は妥協する気が全くない)』とすると、しぶしぶ応じる余地がなくなります。
Q. reluctant の名詞形や副詞形は?
名詞形は reluctance(気が進まないこと)、副詞形は reluctantly(しぶしぶ)です。『He reluctantly agreed.(彼はしぶしぶ同意した)』は日常会話でも頻出する表現です。
CHECK QUIZ
Q: 「彼は絶対に妥協する気がない」を表すのに最適な形容詞は?
Q: 「彼女は真実を話したがらない」の自然な表現は?