rebut
- (動)反論する、反証する
発音のコツ
▶ 表示する▼ 閉じる
rebut は後ろの音節にアクセントがある「リバット(rɪbʌ́t)」です。最初の「re」は力を抜いて「リ」と短く発音し、後半の「but」の母音 /ʌ/ は口をあまり開けずに短く「ア」と強く発音します。最後の「t」は舌先を上の歯茎の裏に当てて息を止め、弱く破裂させます。
活用形
- 三単現
- rebuts
- 進行形(-ing)
- rebutting
- アクセントが後半にあるため、tを重ねて-ingを付けます
- 過去形
- rebutted
- tを重ねて-edを付けます
- 過去分詞
- rebutted
コアイメージ
相手の主張や非難に対して、証拠や論理を用いて誤りを指摘し、押し返すことがコアイメージです。議論や裁判などで、自分の正当性を主張したい時に使います。
rebutの意味・例文
動詞
反論する、反証する
To argue that a statement or claim is not true.
The politician was quick to rebut the allegations.
その政治家は疑惑に対して即座に反論しました。
rebut the allegations(疑惑に反論する)はニュースの定番表現です。
The CEO strongly rebutted the claims of financial mismanagement.
CEOは財務の不正管理という主張に強く反論しました。
批判や非難に対して公式に反発する際によく使われます。
The author rebuts the previous theory with new evidence.
著者は新しい証拠を用いてこれまでの理論に反論しています。
論文やディベートで客観的な証拠を挙げて反証する場面に適しています。
We have sufficient data to rebut their argument.
私たちには彼らの議論に反論するための十分なデータがあります。
論理やデータを用いて相手の主張を退けるニュアンスを持ちます。
語源
rebut は接頭辞 re-(再び、後ろへ)と古フランス語の boter(叩く、突く)から成り立っています。相手の主張を「打ち返す」「押し返す」という物理的なイメージから、現在の「反論する」という意味に発展しました。同じ boter(突く)の語根を持つ関連語には、button(ボタン:押し込むもの)があります。
派生語・ファミリー
rebutの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
rebut は証拠を挙げて反論を試みることを、refute は完全に論破し相手の誤りを証明しきったことを、deny は単に事実ではないと言下に否定することを表します。
よくある間違い
× He rebutted to the accusation. ○ He rebutted the accusation. → rebut は他動詞なので、直後に前置詞 to や against などを置かずに直接目的語をとります。
× I rebut that I made a mistake. ○ I deny that I made a mistake. → rebut は that 節をとらず、名詞(主張や非難)を目的語にします。that 節を否定する場合は deny を使います。
コラム
豆知識
rebut の語源にある「but」は、button(ボタン)や butt(頭突きする)と同じく「突く」「押し返す」という物理的な動作を表す言葉から来ています。言葉のやり取りにおいて、相手の主張を力強く物理的に「押し返す」イメージを持つと覚えやすいでしょう。
リアルな使われ方
ニュースや政治の文脈で、rebut the allegations(疑惑に反論する)というフレーズが頻繁に登場します。スキャンダルや批判に対して、公式な声明を出して身の潔白を主張する際の決まり文句としてネイティブによく使われます。
映画・音楽での使われ方
法廷ドラマや映画で、弁護士が相手側の証拠に対して異議を唱えるシーンで rebut や名詞の rebuttal がよく登場します。映画『ア・フュー・グッドメン』のような緊迫した軍事法廷の議論でも、証拠をもとに激しく反論し合う様子が見られます。
イディオム・定型句
一つ一つ反論する
“She rebutted the arguments point by point.”
推定を覆す、反証する
“It is hard to rebut a legal presumption.”
rebutを使った会話例
水曜の午後、会議室で同僚と
Did you read the competitor's press release?
Yes, they claimed our product is outdated. We must rebut it immediately.
Exactly. We should firmly deny their false information.
I am drafting a statement to rebut their argument point by point.
Make sure to include the new benchmark scores.
I will. That evidence is enough to completely refute their claims.
文化的背景
欧米の教育ではディベートが重視されており、相手の意見に対して感情的にならず論理的に rebut(反論)するスキルが不可欠とされています。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. rebut とは?
相手の主張や非難に対して、証拠や論理を用いて反論することです。『He rebutted the allegations.(彼は疑惑に反論した)』のように、ニュースやディベートで頻出します。
Q. rebut と refute の違いは?
rebut は反論を「試みる」行為そのものに焦点が当たります。一方の refute は反論が成功し、相手を「論破する」結果に焦点が当たります。『rebut the claim but fail to refute it(反論したが論破できなかった)』のように使い分けます。
Q. rebut は日常会話でよく使われますか?
日常会話よりも、ビジネス、裁判、政治、ディベートなどのフォーマルな場面で使われます。日常会話の口論で「言い返す」と言いたい時は『argue back』の方が自然です。
Q. rebut の名詞形は何ですか?
名詞形は rebuttal(反論)です。ディベートの用語としてよく知られており、『make a rebuttal(反論を行う)』や『right of rebuttal(反論権)』といった形で使われます。
Q. rebut の過去形や進行形のスペルはどうなりますか?
最後の t を重ねて、rebutted(過去形)、rebutting(進行形)となります。アクセントが後ろの音節(but)にあるため、子音字を重ねるルールが適用されます。『He is rebutting the claim.』のように綴ります。
CHECK QUIZ
Q: 反論を試みただけでなく、相手の誤りを完全に「論破した」状況に適した動詞は?
Q: 「私はその非難に反論した」の正しい英文は?
Q: rebut の過去形・過去分詞形の正しいスペルは?