nurture
- (動)育てる、育む
- (名)養育、環境要因
発音のコツ
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nurture は最初の「nur」にアクセントを置きます。唇を少し丸めて「ナー」と発音しながら、舌を丸めて「r」の音を作ります。続く「ture」は「チャー」と発音しますが、ここでも最後に「r」の音を残すように舌を引きます。「ナチュレ」のようにカタカナ読みにならないよう、二つの「r」の音を意識してください。
活用形
- 三単現
- nurtures
- 進行形(-ing)
- nurturing
- 過去形
- nurtured
- 過去分詞
- nurtured
コアイメージ
愛情や手間をかけて成長を助け、守り育てることがコアイメージです。子どもや植物だけでなく、才能や人間関係を大切に育む時に使います。
nurtureの意味・例文
動詞
育てる、育む
To care for and protect someone or something while they are growing.
Parents try to nurture their children in a loving environment.
親は愛情あふれる環境で子どもを育てようとします。
子どもを愛情深く育てる場面でよく使われます。
It is important to nurture good relationships with our clients.
顧客と良好な関係を育むことが重要です。
信頼関係や人脈を築き上げる際にも適しています。
Teachers play a key role to nurture young talents.
教師は若い才能を育成する重要な役割を担っています。
才能やスキルを伸ばすという文脈で頻出します。
The government aims to nurture new industries for economic growth.
政府は経済成長のために新産業を育成することを目指しています。
産業やビジネスを支援し成長させる意味で使われます。
名詞
養育、環境要因
The environmental factors that influence a person's development.
The debate over nature versus nurture continues in psychology.
心理学では、遺伝か環境かの議論が続いています。
nature(遺伝・生まれ)と対比される専門用語です。
Good nurture is essential for a child's healthy growth.
良好な養育は子どもの健やかな成長に不可欠です。
育った環境や育て方そのものを指します。
The report emphasized the importance of early childhood nurture.
その報告書は幼児期の養育の重要性を強調しました。
教育や福祉の文脈で使われることが多いです。
語源
nurture はラテン語の nutritura(授乳、養育)に由来し、語根の nutr- には「養う」「栄養を与える」という意味が含まれています。ここから、ただ大きくするだけでなく、愛情や栄養を与えて大切に育てるという意味に発展しました。同じ語根を持つ関連語には、nutrient(栄養素)があります。
派生語・ファミリー
nurtureの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
nurture は愛情や手間をかけて成長を助け、foster は特定の感情や環境を促進・奨励し、raise は子どもや動物を物理的に大きく育て上げます。
よくある間違い
× The company wants to nurture the budget. ○ The company wants to increase the budget. → nurture は成長や発展を助ける対象に使います。単なる数値の増加には使いません。
× I was nurtured in Tokyo. ○ I was raised in Tokyo. → 出身地や物理的な成長を言う場合は raise を使います。nurture では不自然です。
コラム
豆知識
語源のラテン語 nutritura は「授乳する」という意味を持っていました。赤ちゃんに母乳を与えるという物理的な栄養補給が、やがて愛情を与えて精神的に成長させるという広い意味へと進化しました。nurse(看護師、乳母)も同じ語源から生まれた言葉です。
リアルな使われ方
ビジネスシーンでは lead nurturing(リードナーチャリング)というマーケティング用語がよく使われます。これは、見込み客(リード)に対して有益な情報を提供し続け、購買意欲を高めていく「顧客育成」のプロセスを指します。
映画・音楽での使われ方
2017年の映画『The Zookeeper's Wife(邦題:ユダヤ人を救った動物園)』では、主人公が動物たちを愛情深く nurture する姿が描かれます。この「守り育てる」という姿勢が、後に多くの人命を救う行動へと繋がる重要なテーマになっています。
イディオム・定型句
遺伝と環境、氏と育ち
“Human behavior is shaped by both nature and nurture.”
夢を育む、夢を温める
“She has nurtured a dream of becoming a doctor.”
信念を抱き続ける
“He nurtured a belief that hard work pays off.”
nurtureを使った会話例
月曜の朝、オフィスで同僚と
How is the new mentoring program going?
It is going well. We are trying to nurture the skills of our junior staff.
That is great. It takes time to foster a good learning environment.
Exactly. We also want to nurture a strong relationship between mentors and mentees.
Do you think this will help them take on bigger roles?
Yes, if we nurture them properly, they will definitely succeed.
I agree. Proper nurture is key to their professional growth.
I will keep you updated on their progress.
文化的背景
英語圏の心理学や教育学では、「nature vs. nurture(遺伝か環境か)」という議論が古くから存在します。人間の性格や能力が生まれつきのものか、育った環境によるものかを探る重要なテーマとして、日常会話でもよく言及されます。
よくある質問
Q. nurture とは?
愛情や手間をかけて成長を助け、大切に育てることです。『We must nurture young talents.(若い才能を育成しなければならない)』のように、人や能力を育む場面で使います。
Q. nurture と raise の違いは?
raise は子どもを物理的に大きく育て上げることに焦点があります。一方の nurture は愛情や精神的なサポートを与えて成長を促す点に重点があり、『nurture a relationship(関係を育む)』のように抽象的なものにも使えます。
Q. nurture はビジネスでも使えますか?
はい、関係構築や人材育成の文脈で頻繁に使われます。『We need to nurture our new employees.(新入社員を育成する必要がある)』のように、時間と手間をかけて成長を支援するニュアンスが伝わります。
Q. nurture が使えない場面はありますか?
予算や売上などの単なる数値を増やす場面では使えません。数値には increase を使い、nurture は『nurture a culture of trust(信頼の文化を育む)』のように、質的な成長や発展を伴う対象に使います。
Q. nurture を別の単語で言い換えると?
感情や環境を促進するという意味では foster に言い換えられます。『The manager fostered a positive work environment.(マネージャーは前向きな職場環境を促進した)』のように、組織文化などによく使われます。
CHECK QUIZ
Q: 「私は東京で育ちました」と言う時の自然な動詞は?
Q: 心理学における「nature vs. nurture」の nurture が意味するものは?
Q: 「顧客との良好な関係を育む」の自然な表現は?