negligent
- (形)怠慢な、不注意な
- (形)過失のある
発音のコツ
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最初の「ne」にアクセントを置き、唇を横に引きながら強く「ネ」と発音します。続く「gli」は力を抜き、舌先を上の歯茎につけて「リ」と軽く添えます。最後の「gent(dʒənt)」は口を少し突き出しながら有声音の「ヂ」を出し、曖昧な母音で「ヂャント」のように短く切るのがコツです。「ネグリジェント」と平坦に読まないよう注意しましょう。
コアイメージ
本来果たすべき義務や注意を怠っている状態がコアイメージです。職務や責任に対して不注意であったり、怠慢であったりする状況を非難する時に使います。
negligentの意味・例文
形容詞
怠慢な、不注意な
Failing to take proper care in doing something.
The manager was negligent in his duties.
マネージャーは職務に怠慢でした。
in one's duties は職務怠慢を表す定番の表現です。
The researcher was negligent about recording the data.
研究者はデータの記録に不注意でした。
be negligent about 〜 で「〜について不注意だ」と表します。
He was negligent of his health.
彼は自分の健康に無頓着でした。
be negligent of 〜 で「〜に無頓着だ」という意味になります。
過失のある
Legally responsible for causing harm by carelessness.
The company was found negligent in the accident.
その会社は事故において過失があるとみなされました。
事故や損害に対する法的責任を問う文脈で使われます。
The landlord was sued for being negligent.
家主は過失があったとして提訴されました。
訴訟の理由として頻出する法律用語としての使い方です。
The jury decided the driver was criminally negligent.
陪審は運転手に重大な過失があると判断しました。
criminally negligent(刑事過失のある)という定型表現です。
語源
negligent は接頭辞 neg-(否定、〜ない)と legere(選ぶ、集める、注意を払う)から成り立っています。注意を向けるべきものを選び取らない、つまり「注意を払わない」という成り立ちから、現在の「怠慢な」という意味に発展しました。同じ legere(選ぶ)の語根を持つ関連語には、elect(選出する)があります。
派生語・ファミリー
negligentの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
negligent は果たすべき義務や法的責任を怠ることを、careless は注意不足でうっかり軽いミスをすることを、reckless は結果の危険性を承知の上で無謀な行動をとることを表します。
よくある間違い
× He was negligent of his duties. ○ He was negligent in his duties. → 職務や行動を怠る場合は in を使います。of は物事に対して使います。
× His negligent caused it. ○ His negligence caused it. → negligent は形容詞です。名詞として使う場合は negligence になります。
コラム
豆知識
negligent の語根 legere(選ぶ、集める)は、intelligent(知性のある)や elegant(優雅な)にも含まれています。注意を払うべきものを「選ばない(neg-)」から怠慢になり、優れたものを「選び出す(inter- / e-)」から知性や優雅さに繋がるという、語源の対比が面白い単語です。
リアルな使われ方
ネイティブが実際にビジネスで使う場合、単なるミスを超えて「本来やるべき義務を怠った」と厳しく非難するニュアンスを持ちます。例えば be negligent in communicating(連絡を怠る)のように使い、相手の責任感を問う強い響きを持つため、使う場面には注意が必要です。
映画・音楽での使われ方
法廷ドラマや警察ものの海外ドラマ(例えば『Law & Order』や『Suits』など)では、criminally negligent(刑事的過失のある)というフレーズが頻出します。誰かの怠慢が原因で事故や事件が起きた際、その責任を追及する緊迫したシーンで必ず登場する重要な法律用語です。
イディオム・定型句
刑事的過失のある
“The jury found him criminally negligent.”
重大な過失がある
“The doctor was grossly negligent in his treatment.”
前方不注意運転
“He was charged with negligent driving.”
negligentを使った会話例
金曜の夕方、オフィスで同僚と
Did you hear about the data leak incident in the other department?
Yes. It seems the security team was negligent in their daily monitoring.
That is such a careless mistake for professionals.
Exactly. They were considered grossly negligent by the management.
Will anyone be fired over this negligence?
Probably. We must be diligent and not repeat the same error.
文化的背景
negligent は日常会話よりも、ビジネスでの職務怠慢や法的責任を問うフォーマルな場面で好まれる単語です。アメリカなどの訴訟社会では過失の概念が重要視されるため、ニュースや契約書で頻繁に目にします。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. negligent とは?
本来果たすべき義務や注意を怠っている状態を表す形容詞です。『He was negligent in his duties.(彼は職務に怠慢だった)』のように、責任を果たしていないことを非難する時に使います。
Q. negligent と careless の違いは?
careless はうっかりした不注意による軽いミスを表します。一方の negligent は、果たすべき義務や法的責任を怠る重いニュアンスを持ち、『negligent behavior(怠慢な行為)』のように使います。
Q. negligent はどんな場面で使われますか?
職務怠慢を指摘するビジネスシーンや、過失責任を問う法律・ニュースの文脈でよく使われます。『The company was found negligent.(会社に過失があると認められた)』は裁判報道の定番表現です。
Q. negligent の名詞形は何ですか?
名詞形は negligence(怠慢、過失)です。『medical negligence(医療過誤)』や『professional negligence(業務上過失)』のように、専門的な義務違反を表す際によく使われる重要な単語です。
Q. negligent を日常会話で言い換えると?
よりカジュアルに「無責任な」と言いたい場合は irresponsible に言い換えられます。『It was irresponsible of you.(あなたの無責任だった)』のように日常的に使えます。
CHECK QUIZ
Q: 「数学のテストでうっかりミスをした」と言うのに適した形容詞は?
Q: 「彼は職務に怠慢だった」の自然な表現は?
Q: 「grossly negligent」の正しい意味は?