careful
- (形)注意深い、慎重な
- (形)(〜しないように)気をつける
発音のコツ
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careful の発音は、最初は口を横に少し引いて「ケ」と出し、舌を丸めながら「ア」と「ル」の中間のような「r」の音に繋げます。後半の「ful」は「フル」とハッキリ発音せず、唇を軽く噛んで「f」の摩擦音を出した後、曖昧な母音で「ル」と弱く添えるだけにするとネイティブらしい発音になります。
活用形
- 比較級
- carefuller
- まれな形。通常は more careful を用いる
- 最上級
- carefullest
- まれな形。通常は most careful を用いる
コアイメージ
危険や間違いを避けるために、細部まで注意を払うことがコアイメージです。安全を確保したい時や、ミスなく慎重に物事を進めたい時に使います。
carefulの意味・例文
形容詞
注意深い、慎重な
Making sure of avoiding potential danger, mishap, or harm.
Be careful when you cross the busy street.
交通量の多い道を渡る時は気をつけてください。
危険を避けるための最も一般的な使い方です。
We need to be careful with this confidential data.
この機密データの扱いには注意を払う必要があります。
be careful with 〜 で「〜の扱いに気を配る」という意味になります。
The scientist made a careful observation of the cells.
科学者は細胞の入念な観察を行いました。
動作や調査などが「念入りな」状態を表す時にも使います。
(〜しないように)気をつける
Taking care or making sure that something happens or does not happen.
I am careful not to wake the sleeping baby.
私は眠っている赤ちゃんを起こさないように気をつけています。
careful not to do で「〜しないよう気をつける」と表現します。
He is careful to double-check all his important emails.
彼はすべての重要なメールを必ず再確認するようにしています。
careful to do で「忘れずに〜するよう気をつける」という意味になります。
She is always careful about what she eats everyday.
彼女はいつも毎日食べるものに気を使っています。
careful about 〜 で「〜について配慮する」という意味を表します。
語源
careful は、名詞の care(古英語で「憂い」「心配」)に、接尾辞の -ful(〜に満ちた)が組み合わさってできました。もともとは心配や気遣いで心がいっぱいである状態を表していましたが、そこから危険や間違いを避けるための「注意深い」「慎重な」という意味に発展しました。同じ -ful を持つ関連語には helpful(役に立つ)があります。
派生語・ファミリー
carefulの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
careful は危険やミスを避けるために注意を払い、cautious はリスクや失敗を恐れてより警戒心が強く、meticulous は細部まで徹底的にこだわって極めて念入りに作業を進めるという違いがあります。
よくある間違い
× Please be careful of this knife. ○ Please be careful with this knife. → 道具の扱いには with を使います。of は対象が危険な時に使います。
× I am careful to not slip. ○ I am careful not to slip. → 不定詞の否定は not to do の順になります。to not do は不自然です。
コラム
豆知識
careful はもともと「悲しみや心配で心が満たされている」というネガティブな意味で使われていました。中世の文献では「悲痛な」という意味合いが強かったのですが、時代が下るにつれて「心配だからこそ注意を払う」というポジティブな行動へと意味が変化していったのは興味深い歴史です。
リアルな使われ方
ネイティブは相手に警告する際、単に Be careful. だけでなく Be careful out there.(外は気をつけてね)という表現をよく使います。天候が悪い日や、治安の悪い場所へ向かう友人に対して、日常会話で自然に相手を気遣う実用的なフレーズです。
映画・音楽での使われ方
ピンク・フロイドの有名な楽曲に『Careful with That Axe, Eugene(ユージン、斧に気をつけろ)』があります。この曲では careful が持つ「危険に対する警告」のニュアンスが不気味な雰囲気とともに見事に表現されており、サイケデリック・ロックの名曲として知られています。
イディオム・定型句
いくら用心してもしすぎることはない
“You can never be too careful when driving at night.”
願い事には気をつけろ(叶うかもしれないから)
“Be careful what you wish for, it might come true.”
金銭面で堅実である、無駄遣いをしない
“She has always been very careful with her money.”
carefulを使った会話例
引越しの作業中、新しいアパートで
Can you help me move this large mirror?
Sure. We need to be careful with the fragile edges.
Yes, I am being extremely careful not to scratch the floor.
You can never be too careful when moving these items.
Exactly. My last roommate was a bit careless.
I will be meticulous, I promise. Let's lift it on three.
文化的背景
英語圏では別れ際に Be careful! と声をかけることがよくあります。これは本当に危険が迫っているわけではなく、日本語の「気をつけて帰ってね」や「お元気で」と同じような親愛の情を示す日常的な挨拶として広く使われます。
よくある質問
Q. careful とは?
危険や間違いを避けるために、細部まで注意を払うことを表す形容詞です。『Be careful on your way home.(帰り道は気をつけて)』のように、日常会話で相手を気遣う時によく使います。
Q. careful と cautious の違いは?
careful はミスを防ぐための一般的な注意深さを表します。一方の cautious は、リスクや危険を警戒してより慎重になっている状態であり、『He is cautious about new ideas.(彼は新しいアイデアに慎重だ)』のように使います。
Q. careful の後に続く前置詞はどう使い分けますか?
道具の扱いには with、危険な対象には of、配慮する内容には about を使います。『be careful with the glass(グラスの扱いに気をつける)』のように、状況に応じて前置詞を変えるのがポイントです。
Q. careful の名詞形や副詞形は何ですか?
副詞形は carefully(注意深く)、名詞形は carefulness(慎重さ)です。『Please read the instructions carefully.(説明書を注意深く読んでください)』はビジネスや試験で頻出する指示の表現です。
Q. careful はビジネスメールでも使えますか?
はい、使えます。ただし、相手に注意を促す時は直接的になりすぎないよう工夫が必要です。『Please be careful when handling this data.(このデータの取り扱いにはご注意ください)』のように丁寧な表現を心がけましょう。
CHECK QUIZ
Q: 「彼はリスクを恐れて新しい投資に慎重だ」の自然な表現は?
Q: 「このカメラの扱いには気をつけて」の自然な表現は?
Q: 「Be careful what you wish for.」の意味は?