might

  • ()〜かもしれない
  • ()〜してみてはどうですか
  • ()力、強さ、権力
UK/maɪt/

発音のコツ

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might は母音の「aɪ」にアクセントを置きます。「ア」をはっきり発音し、スムーズに「イ」へ移行する二重母音を意識してください。語尾の「t」は舌先を上前歯の裏につけて息を止め、軽く破裂させます。文中で使われる際は「t」の音が閉鎖音になり聞こえなくなることが多いので、「マイト」とカタカナで強く言い切らないよう注意しましょう。

活用形

複数形
mights
通常は不可算名詞だが、稀に複数形として使われる

コアイメージ

何かが起こる可能性があることや、内に秘めた大きな力がコアイメージです。不確実な推量や控えめな提案をする時、または圧倒的な力を表現する時に使います。

mightの意味・例文

動詞

auxiliary

〜かもしれない

used to express possibility or probability

日常会話

It might rain later, so bring an umbrella.

後で雨が降るかもしれないので、傘を持ってきてください。

可能性が低い(20〜30%程度)控えめな推量を表します。

ビジネス

The project might take longer than we expected.

そのプロジェクトは予想以上に時間がかかるかもしれません。

断定を避けて柔らかく伝えるビジネスの定番表現です。

ニュース

The new policy might affect local businesses.

新しい政策は地元企業に影響を与える可能性があります。

不確実な将来の動向を報じる際によく使われます。

auxiliary

〜してみてはどうですか

used to make a polite suggestion or request

日常会話

You might want to check the schedule again.

もう一度スケジュールを確認したほうがいいかもしれません。

might want to で相手に控えめなアドバイスや提案をします。

ビジネス

We might ask for your assistance on this issue.

この件に関して、あなたのご協力をお願いするかもしれません。

遠回しで丁寧な依頼をする時に役立つ表現です。

アカデミック

You might consider reading this research paper.

この研究論文を読むことを検討してみてはいかがでしょうか。

相手の意思を尊重しながら選択肢を提示するニュアンスです。

名詞

不可算

力、強さ、権力

great and impressive power or strength

ニュース

The country displayed its military might during the parade.

その国はパレードで軍事力を見せつけました。

圧倒的な軍事力や経済力を表現するフォーマルな用法です。

フォーマル

She fought against the disease with all her might.

彼女は持てるすべての力を振り絞って病気と闘いました。

with all one's might(全力で)という定型句でよく使われます。

アカデミック

The economic might of the nation has grown significantly.

その国の経済力は著しく成長しました。

国家や組織が持つ強大な影響力を指します。

語源

might は古英語の meahte(may の過去形)から成り立っています。もともとは「能力がある」「力がある」という意味でした。そこから「力」を表す名詞や、控えめな「可能性」を示す助動詞へと意味が発展し、現代では独立した助動詞として定着しました。同じ語根を持つ関連語には、may(〜かもしれない)があります。

派生語・ファミリー

形容詞mighty
副詞mightily
名詞mightiness

mightの使い方

よく使う組み合わせ

military might (軍事力)economic might (経済力)just might work (うまくいくかもしれない)might be a good idea (良い考えかもしれない)show one's might (力を見せつける)

使い分け

might は may よりも可能性が低く控えめな推量を表し、may は五分五分程度の客観的な可能性を、could は気象条件などから理論的に起こり得る可能性を表します。

It might rain tomorrow.

可能性は低いが起こり得るという控えめな推量のニュアンスです。

It may rain tomorrow.

五分五分程度の可能性で、やや客観的で硬いニュアンスです。

It could rain tomorrow.

気象条件などから理論的に起こり得るというニュアンスです。

よくある間違い

× He might to come to the party. ○ He might come to the party. → might は助動詞なので、直後には to を置かずに動詞の原形を続けます。

× It might rained yesterday. ○ It might have rained yesterday. → 過去の推量を表す場合は「might + 動詞の過去形」ではなく「might have + 過去分詞」を使います。

コラム

豆知識

might が may の過去形であることはよく知られていますが、現代英語では独立した助動詞として定着しています。もともと「力」を意味する古英語の meahte に由来しており、名詞として「力」や「権力」を表す用法にその名残を色濃く残しています。

リアルな使われ方

ネイティブは「I might be wrong, but...(間違っているかもしれませんが…)」というフレーズをよく使います。相手の意見に反論する際や、自分の意見を控えめに伝える時のクッション言葉として、ビジネスでも日常会話でも非常に便利な表現です。

映画・音楽での使われ方

映画『スター・ウォーズ』シリーズなどで強大な勢力を表す際に「military might(軍事力)」という表現がよく登場します。また、アメコミヒーローの『マイティ・ソー(The Mighty Thor)』の「mighty」も、この might(力)から派生した形容詞です。

イディオム・定型句

ことわざMight is right.

力は正義なり

History often shows that might is right.

イディオムmight as well

〜したほうがいい、〜するも同然だ

We might as well start now.

イディオムwith all one's might

全力で

He pulled the rope with all his might.

イディオムpigs might fly

あり得ないことだ

He might pay you back, and pigs might fly.

mightを使った会話例

金曜の夕方、オフィスで同僚と

A

Are you going to the company party tonight?

B

I haven't decided yet. I might go if I finish my work early.

A

You should come! It could be a lot of fun.

B

True, I might as well join you guys for a drink.

A

Great! Let's finish this report with all our might.

B

Agreed. We might even impress the boss if we submit it today.

A

Exactly. Our hard work just might pay off.

B

Let's focus then. I'll send you the data right now.

文化的背景

控えめな推量や丁寧な提案を表す might は、イギリス英語で特によく使われる傾向があります。アメリカ英語でも日常的に使われますが、イギリス英語の方がより遠回しで丁寧なニュアンスを好む文化が反映されています。

よくある質問

Q. might とは?

何かが起こる低い可能性や、控えめな提案を表す助動詞です。『It might rain.(雨が降るかもしれない)』のように、不確実な事柄を述べる時に使います。また、名詞として「力」を意味することもあります。

Q. might と may の違いは?

可能性の高さが異なります。may は五分五分程度の可能性ですが、might はそれよりも低い(20-30%程度)推量を表します。『It might work.』と言うと「うまくいく自信はあまりないが、可能性はある」というニュアンスになります。

Q. might は過去形ですか?

歴史的には may の過去形ですが、現代英語では現在や未来の控えめな推量を表す独立した助動詞として使われます。過去の推量を表す場合は『He might have left.(彼は出発したかもしれない)』のように have + 過去分詞を続けます。

Q. might as well はどう使いますか?

他に良い選択肢がないため「〜したほうがいい」と消極的に提案する時に使います。『We might as well go home.(家に帰ったほうがましだ)』のように、日常会話で非常に頻出するイディオムです。

Q. might を「力」という意味で使う場面は?

軍事力や経済力など、圧倒的な強さを表現するフォーマルな場面で使われます。『military might(軍事力)』や『with all my might(全力で)』といった定型表現でよく登場します。

CHECK QUIZ

Q: 「We might as well go home.」の意味に最も近いのは?

Q: 最も客観的で硬いニュアンスで「五分五分の可能性」を表す助動詞は?

Q: 「彼は昨日、その映画を見たかもしれない」の正しい英語は?