merit

  • ()長所、価値
  • ()〜に値する
UK/ˈmɛrɪt/

発音のコツ

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merit は最初の音節「me」にアクセントを置きます。口を少し横に開いて「メ」と発音し、続く「rit」は舌先を口蓋に触れさせずに「リ」と発音しながら、最後に軽く「t」で息を止めます。「メリット」と日本語の促音(ッ)を入れないように注意してください。

活用形

三単現
merits
進行形(-ing)
meriting
過去形
merited
過去分詞
merited
複数形
merits

コアイメージ

称賛や報酬を受けるにふさわしい価値や長所がコアイメージです。人や物の優れた点や、特定の対応をする価値があることを表す時に使います。

meritの意味・例文

名詞

countable / uncountable

長所、価値

The quality of being good and deserving praise.

日常会話

Each idea has its own merit.

それぞれのアイデアには独自の価値があります。

have merit で「価値がある、一理ある」と表現します。

ビジネス

We should evaluate the proposal on its merits.

その提案は内容そのものの価値で評価すべきです。

on its merits は公平な評価を求める際の定番フレーズです。

アカデミック

The academic merit of his research is unquestionable.

彼の研究の学術的価値は疑う余地がありません。

学術的や芸術的な質の高さを説明する際に適しています。

動詞

他動詞

〜に値する

To deserve or be worthy of something.

ビジネス

This issue merits further investigation.

この問題はさらに調査する価値があります。

フォーマルな文脈で「〜するだけの重要性がある」と伝えます。

ニュース

The team's performance merited a gold medal.

そのチームの活躍は金メダルに値しました。

素晴らしい結果や称賛を受けるにふさわしいことを表します。

アカデミック

Her excellent work on the essay merits an A plus.

彼女の素晴らしいエッセイはA+の成績に値します。

努力や成果に対して正当な評価が与えられるべき状況で使います。

語源

merit は、ラテン語の meritum(価値、報酬)や mereri(得る、値する)に由来します。自分の行いによって何かを得るという成り立ちから、「ふさわしい報酬」や「称賛に値する性質」へと意味が広がり、現代の「長所」「〜に値する」という意味に発展しました。同じ語根を持つ関連語には、emeritus(名誉退職した)があります。

派生語・ファミリー

形容詞meritorious
副詞meritoriously

meritの使い方

よく使う組み合わせ

have merit (価値がある)judge on its merits (実力で評価する)merit attention (注目に値する)merit consideration (検討に値する)relative merits (相対的な長所)

使い分け

merit は性質としての優れた長所を、advantage は他と比べた時の有利な点を、value は金銭的または個人的な重要性や価値を表します。

The plan has a lot of merit.

称賛に値する優れた性質や長所があるというニュアンスです。

He has an advantage in the competition.

他と比べて有利な状況や立場にあるというニュアンスです。

The emotional value of this ring is high.

個人的な思い入れや実用的な重要性を持つというニュアンスです。

よくある間違い

× This plan has many merits and demerits. ○ This plan has many pros and cons. → 英語の merit / demerit は長所・短所という意味で日常的に対比させることは少なく、pros and cons を使うのが自然です。

× The book merits to read. ○ The book merits reading. → 動詞 merit の後ろに動詞を続ける場合は、不定詞ではなく動名詞や名詞を置きます。

コラム

豆知識

merit はスコットランドなどの学校教育において、成績優秀や善行に対して与えられる「賞」を指す言葉として使われます。逆に規律違反をすると demerit(減点)が与えられます。日本人が使う「メリット・デメリット」に近い対比は、こうした教育や評価の文脈に由来しています。

リアルな使われ方

ビジネスシーンでは、提案やアイデアを評価する際によく on its merits(実力で、内容自体で)というフレーズが使われます。誰が提案したかや過去の実績にとらわれず、公平に判断するという姿勢を示す際に非常に便利な表現です。

映画・音楽での使われ方

アメリカのボーイスカウトやガールスカウトでは、特定のスキルを習得した証として merit badge(功労バッジ)が授与されます。ピクサー映画『カールじいさんの空飛ぶ家(Up)』でも、少年ラッセルが最後のお手伝いバッジを手に入れようと奮闘する姿が描かれています。

イディオム・定型句

定型句on its merits

実力で、内容そのもので

We will judge each case on its merits.

定型句have merit

(アイデアなどが)一理ある

I think your suggestion has merit.

meritを使った会話例

オフィスで、新しいプロジェクトの提案書について同僚と

A

We need to review the new project proposal.

B

Do you think it has any merit?

A

Yes, the core idea is good, and it merits serious consideration.

B

But there are some clear disadvantages too, right?

A

True. We should list the pros and cons before the meeting.

B

Agreed. Let's judge the proposal purely on its merits.

文化的背景

日本では「メリット・デメリット」という言葉が日常的に使われますが、英語圏では advantages and disadvantages や pros and cons を使うのが一般的です。merit はよりフォーマルに「優れた価値」を表現するニュアンスを持ちます。

よくある質問

Q. merit とは?

称賛や報酬を受けるにふさわしい価値や長所のことです。また、動詞として「〜に値する」という意味も持ちます。『This idea has merit.(このアイデアには価値がある)』のように使います。

Q. 日本語の「メリット・デメリット」は英語でどう言いますか?

英語では pros and cons や advantages and disadvantages と表現するのが一般的です。『Let's discuss the pros and cons.(メリットとデメリットを話し合おう)』のように使い分けます。

Q. 動詞 merit の使い方は?

他動詞として「〜に値する」という意味で使い、直後に名詞や動名詞を置きます。フォーマルな文脈でよく使われ、『This issue merits attention.(この問題は注目に値する)』のように表現します。

Q. on its merits とはどういう意味ですか?

「他の要素に影響されず、それ自体の価値や実力に基づいて」という意味の定型フレーズです。公平な評価を求める際によく使われ、『Each application is judged on its merits.(各応募は実力で審査されます)』のように用います。

Q. 動詞の merit をカジュアルに言い換えると?

「〜に値する」という意味の deserve に言い換えることができます。日常会話では deserve の方が一般的で、『You deserve a break.(あなたは休憩をとるに値する=休んだ方がいい)』のように使われます。

CHECK QUIZ

Q: 「この仕事のメリット(利点)は何ですか?」と尋ねる自然な表現は?

Q: 「この報告書は詳しく読む価値がある」の自然な表現は?

Q: We will judge the candidate on his merits. の意味は?