injury
- (名)ケガ、負傷
- (名)(感情や名誉の)損傷
発音のコツ
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injury は最初の母音「ɪ」にアクセントを置きます。日本語の「イ」より口をリラックスさせ、「イ」と「エ」の中間のような音を出します。続く「dʒə」は唇を少し前に突き出して「ヂャ」と発音し、最後の「ri」で軽く「リィ」と添えます。「インジャリー」と平坦に伸ばさず、最初を強く短く発音するのがコツです。
活用形
- 複数形
- injuries
コアイメージ
身体や感情などにダメージを受けることがコアイメージです。事故やスポーツなどで不意にケガをした時や、名誉が傷つけられた時に使います。
injuryの意味・例文
名詞
ケガ、負傷
Physical harm or damage to someone's body.
He suffered a severe injury to his right leg.
彼は右足に重傷を負いました。
suffer an injury で「ケガを負う」という定番の組み合わせです。
Fortunately, there were no fatal injuries in the accident.
幸いなことに、その事故による致命傷はありませんでした。
事故や災害の被害状況を伝える時によく使われます。
We must prevent workplace injuries by following safety rules.
安全規則に従って職場のケガを防がなければなりません。
労働災害や安全管理の文脈で頻出します。
The doctor explained the long-term effects of brain injury.
医師は脳損傷の長期的な影響について説明しました。
医学的・科学的な身体の損傷を指す際にも使われます。
(感情や名誉の)損傷
Harm done to a person's feelings, pride, or reputation.
His harsh words were an injury to her pride.
彼の厳しい言葉は彼女のプライドを傷つけました。
精神的・抽象的なダメージを表現できます。
The scandal caused significant injury to the company's reputation.
そのスキャンダルは会社の名誉に重大な損害を与えました。
評判や信用に対する損害をフォーマルに伝えます。
She filed a lawsuit for injury to her character.
彼女は名誉毀損で訴訟を起こしました。
法律や裁判の文脈で権利侵害を表す用法です。
語源
injury は接頭辞 in-(〜ない)とラテン語の ius(権利、法律)から成り立っています。もともとは「法に反する不当な行為」を意味していましたが、そこから他者に損害を与えること、さらに「身体的なケガ」へと意味が発展しました。同じ ius(法)の語根を持つ関連語には、justice(正義)や jury(陪審員)があります。
派生語・ファミリー
injuryの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
injury は事故やスポーツによる一般的なケガを、wound は武器や刃物による意図的で深い傷を、damage は物や建物への損害を表します。
よくある間違い
× The building suffered a major injury in the earthquake. ○ The building suffered major damage in the earthquake. → injury は人や動物の身体的なケガに使います。物や建物の損害には damage を使ってください。
× I injury my leg during the soccer game. ○ I injured my leg during the soccer game. → injury は名詞です。動詞として「ケガをする」と言いたい場合は injure を使います。
コラム
豆知識
injury の語源は、ラテン語の in-(〜ない)と ius(法、権利)に由来し、もともとは「不法行為」や「不正義」を意味していました。そこから他者の権利を侵害することへと変化し、現在のように身体を傷つける「ケガ」という意味に定着したという歴史があります。
リアルな使われ方
ネイティブは悪い状況がさらに悪化することを「add insult to injury(侮辱をケガに加える=泣きっ面に蜂)」と表現します。例えば、雨でずぶ濡れになった上に財布を落としたような最悪の状況で、自嘲気味に使われる定番のフレーズです。
映画・音楽での使われ方
サッカーの試合で、選手のケガなどによって中断された時間を補う「アディショナルタイム」は、イギリス英語では伝統的に「injury time」と呼ばれます。スポーツ中継やサッカーを題材にした映画・ドラマで頻繁に耳にする表現です。
イディオム・定型句
泣きっ面に蜂、傷口に塩を塗る
“He added insult to injury by laughing at my mistake.”
人身傷害
“The lawyer specializes in personal injury cases.”
無傷で逃れる
“The driver managed to escape without injury.”
injuryを使った会話例
月曜の朝、オフィスで同僚と
How was your weekend? Did you play basketball?
Yes, but I suffered a minor injury to my ankle.
Oh no! I hope it is not a serious one.
It is just a sprain, but it is an injury to my pride. I tripped over nothing.
That happens. Just rest so you can recover quickly.
Thanks. At least there is no damage to my bones.
True. Let me know if you need help carrying anything today.
I appreciate it. I will take it easy this week.
文化的背景
アメリカやイギリスのニュースでは、スポーツ選手のケガに関する報道で injury が日常的に使われます。また、訴訟社会のアメリカでは「personal injury lawyer(人身傷害専門の弁護士)」の看板やテレビCMを街中で頻繁に見かけるという特徴があります。
よくある質問
Q. injury とは?
人や動物の身体に受ける物理的なダメージやケガのことです。『He recovered from his minor injury.(彼は軽いケガから回復した)』のように、スポーツや事故での負傷を表す際に頻繁に使われます。
Q. injury と wound の違いは?
原因や意図の有無が異なります。injury は事故やスポーツによる不慮のケガを指しますが、wound は『a gunshot wound(銃創)』のように、刃物や武器で意図的につけられた深い傷を指します。
Q. 「ケガをする」は英語でどう表現しますか?
名詞の injury を使う場合は suffer や sustain を伴います。『He suffered a serious injury.(彼は重傷を負った)』のように表現します。また、受け身にして get injured と言うのも一般的です。
Q. injury の程度を表す時、どの形容詞を使いますか?
重いケガには serious や severe、軽いケガには minor や slight をよく使います。『She sustained a severe head injury.(彼女は頭部に重傷を負った)』のように、医療やニュースの文脈で頻出します。
Q. injury は身体のケガ以外にも使えますか?
はい、人のプライドや名誉、感情が傷つけられた時にも使えます。『It was an injury to his pride.(それは彼のプライドをいたく傷つけた)』のように、抽象的なダメージを表現できます。
CHECK QUIZ
Q: 台風で「屋根が受けた被害」を表すのに最適な名詞は?
Q: 「ケガから回復する」の自然な表現は?
Q: 「私はサッカーの試合で足をケガした」と言う時の正しい形は?