duty
- (名)義務、本分
- (名)職務、任務
- (名)関税、税金
発音のコツ
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duty の発音は地域によって異なります。アメリカ英語では最初の「d」の後に「ウー」と発音し(ドゥーティー)、イギリス英語では「ユー」を入れて(デューティー)と発音します。また、アメリカ英語では中間の「t」がフラップT(ラ行に近い音)になり、「ドゥーリー」のように聞こえることが多い点に注意しましょう。
活用形
- 複数形
- duties
コアイメージ
道徳的、社会的、あるいは法的に当然果たすべき役割や行動がコアイメージです。自分の立場や職業において、責任を持ってやらなければならない任務や義務を表す時に使います。
dutyの意味・例文
名詞
義務、本分
A moral or legal obligation; a responsibility.
It is your duty to respect your parents.
親を敬うのはあなたの義務です。
親としての義務や人としての本分を表します。
The citizens have a duty to vote in the election.
市民には選挙で投票する義務があります。
社会的・法的な義務について述べる際に使います。
Doctors have a moral duty to save lives.
医師には命を救う道徳的な義務があります。
職業倫理や道徳的な責任を強調する表現です。
The company failed in its duty of care to employees.
その企業は従業員に対する安全配慮義務を怠りました。
法律で定められた企業の義務(duty of care)を指します。
職務、任務
A task or action that someone is required to perform for their job.
She was promoted and took on new duties.
彼女は昇進し、新しい職務を引き受けました。
複数形で具体的な業務内容を指すことが多いです。
The police officer is currently on duty.
その警察官は現在勤務中です。
on duty で「勤務中」、off duty で「勤務時間外」を表します。
He was suspended from his official duties.
彼は公式な職務から停職処分を受けました。
役職に伴う公式な任務や仕事を意味します。
関税、税金
A payment levied on the import, export, manufacture, or sale of goods.
We have to pay customs duty on these imported goods.
これらの輸入品には関税を支払わなければなりません。
輸出入時にかかる税金を指します。
The government decided to raise the duty on alcohol.
政府はアルコールにかかる税金を引き上げる決定をしました。
特定の物品にかかる税金を表します。
I bought some perfume at the duty-free shop.
免税店で香水を買いました。
duty-free は旅行者によく使われる表現です。
語源
duty は古フランス語の deu(当然支払われるべきもの)に、抽象名詞を作る接尾辞が結びついて生まれました。「当然負っているもの」「支払うべきもの」という成り立ちから、「義務」や「関税」という意味に発展しました。同じ語源を持つ関連語には、due(期限が来た、当然支払われるべき)や debt(借金)があります。
派生語・ファミリー
dutyの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
duty は立場上当然果たすべき道徳的・社会的な義務を、obligation は法律や契約により強制される義務を、responsibility は引き受けた役割や行動の結果に対する責任を表します。
よくある間違い
× I am on a duty today. ○ I am on duty today. → 「勤務中で」を意味する on duty は無冠詞で使われる決まり文句です。a は不要です。
× It is my duty to fix the window I broke. ○ It is my responsibility to fix the window I broke. → 自分の過失による事後対応には responsibility を使います。duty は立場上の本来の役目です。
コラム
豆知識
duty は「税金・関税」という意味も持ちます。これは語源である「当然支払うべきもの」から来ています。空港の duty-free(免税)ショップは、「税金(duty)が免除されている(free)」という意味で、旅行者にはおなじみの表現です。
リアルな使われ方
日常会話で仕事や用事に戻らなければならない時、ネイティブは冗談めかして Duty calls.(義務が呼んでいる)と言います。楽しく話している途中で電話が鳴ったり、休憩時間が終わったりした時にサッとその場を離れる便利な決まり文句です。
映画・音楽での使われ方
世界的に大ヒットしているファーストパーソン・シューティングゲーム『Call of Duty(コール オブ デューティ)』は、直訳すると「義務の呼び声」となります。軍人として国や任務に尽くす使命感を表現した、緊迫感のあるタイトルです。
イディオム・定型句
義務が呼んでいる、仕事に戻らなきゃ
“I have to go now, duty calls.”
期待される義務以上の、期待をはるかに超えて
“She went above and beyond the call of duty.”
耐久性のある、激しい使用に耐える
“We need heavy duty boots for hiking.”
dutyを使った会話例
金曜の夕方、病院のナースステーションで
Are you still on duty?
No, I just got off shift. I'm heading home now.
I see. It is my duty to check the patients in Room 302 tonight.
They are stable. You have a lot of responsibility, but you'll do fine.
Thanks. I want to go above and beyond the call of duty.
That's the spirit! Have a good night.
文化的背景
アメリカでは、市民権を持つ者に jury duty(陪審員の義務)が課せられます。手紙で召喚状が届くと原則として仕事を休んで参加しなければならず、日常会話でも「来週は jury duty だ」とよく話題に上ります。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. duty とは?
道徳的、社会的、あるいは法的に当然果たすべき役割や行動のことです。『It is my duty to help you.(あなたを助けるのが私の義務です)』のように、立場にふさわしい行いを表す際に使います。
Q. duty と obligation の違いは?
duty は良心や立場に基づく「当然の義務」、obligation は法律や契約による「強制的な義務」です。『a sense of duty(義務感)』とは言いますが、obligation には個人の内面的な使命感はあまり含まれません。
Q. 「勤務中」は英語で何と言いますか?
on duty と表現します。『Are you on duty today?(今日は勤務中ですか?)』のように、警察官や看護師など、シフト制で社会の安全や健康を守る職業で特によく使われます。
Q. 空港でよく見る duty-free とはどういう意味ですか?
duty には「関税」という意味があり、free(免除された)と組み合わさって「免税の」という意味になります。『I bought this at a duty-free shop.(これを免税店で買いました)』のように使います。
Q. duty をビジネスで言い換えると?
具体的な業務内容を指す場合は task(課題・任務)や role(役割)に言い換えられます。『my daily tasks(日々の業務)』のように言うと、より日常的な実務のニュアンスが伝わります。
CHECK QUIZ
Q: 法律や契約によって強制される「義務」に最適な単語は?
Q: 警察官が「勤務中で」と言いたい時の自然な表現は?
Q: 空港の「duty-free」の duty はどういう意味?