drudgery
- (名)骨の折れる単調な仕事
発音のコツ
▶ 表示する▼ 閉じる
drudgery の発音は /ˈdrʌdʒ.ər.i/ です。最初の「dr」は、舌先を上あごにつけてから「ヂュ」と破裂させるように発音します。続く「u」は「ア」と声に出す短い /ʌ/ の音です。真ん中の「dge」の /dʒ/ は唇を丸めて「ヂ」と濁らせ、最後の「ry」は舌を丸めながら「リィ」と軽く添えるイメージで発音しましょう。
活用形
- 複数形
- drudgeries
- 具体的な個々の退屈な作業を指す場合
コアイメージ
長くて退屈で骨の折れる仕事であることがコアイメージです。単純作業の繰り返しや、精神的・肉体的に疲労を伴う労働に対するうんざりした気持ちを表現したい時に使います。
drudgeryの意味・例文
名詞
骨の折れる単調な仕事
Hard, menial, or dull work that makes you feel tired.
We need to automate the drudgery of data entry.
データ入力の退屈な作業を自動化する必要があります。
データ入力などの単調な事務作業によく使われます。
Doing the laundry every day can feel like drudgery.
毎日洗濯をすることは、骨の折れる仕事のように感じることがあります。
家事などの繰り返される日常の作業を表すのに適しています。
The students complained about the drudgery of memorizing vocabulary.
学生たちは単語を暗記する単調な作業について不満を漏らしました。
創造性がなく、ただ暗記するだけの学習を指す際にも使えます。
The new software aims to eliminate administrative drudgery.
新しいソフトウェアは、管理部門の単調な業務を排除することを目指しています。
業務効率化の文脈で頻繁に登場する表現です。
語源
drudgery は、中英語で「あくせく働く」を意味する動詞 drudge に、状態や性質を表す接尾辞 -ery が結びついて生まれました。ここから、ただひたすらに体を動かして行う退屈で骨の折れる労働という意味に発展しました。同じ語源を持つ関連語には、名詞や動詞として使われる drudge(あくせく働く人、骨折って働く)があります。
派生語・ファミリー
drudgeryの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
drudgery は退屈でつまらない単調な作業を、toil は肉体的・精神的に極めて疲労を伴う激しい労働を、labor は生産的な目的を持つ一般的な労働や労力を表します。
よくある間違い
× He gave me many drudgeries to do. ○ He gave me a lot of drudgery to do. → drudgery は基本的に不可算名詞なので、量を表す時は a lot of などを使い、複数形にはしません。
× I have to drudgery all day. ○ I have to do drudgery all day. → drudgery は名詞です。動詞として「あくせく働く」と言いたい場合は drudge を使います。
コラム
豆知識
18 世紀のイギリスの文学者サミュエル・ジョンソンは、自身の編纂した英語辞典の中で、辞書編集者(lexicographer)のことを「a harmless drudge(無害な、あくせく働く人)」と自嘲気味に定義しました。辞書作りがいかに単調で骨の折れる drudgery であったかが分かる有名なエピソードです。
リアルな使われ方
ネイティブは、日々の退屈なルーティンワークを daily drudgery と表現します。特に月曜日の朝や、休暇明けに仕事に戻る際、「Back to the daily drudgery.(また日々の退屈な作業に戻るよ)」とため息交じりに SNS でつぶやくことがよくあります。
映画・音楽での使われ方
映画『ロード・オブ・ザ・リング』の製作ドキュメンタリーなどでは、特殊メイクや膨大な小道具を作る裏方の作業がしばしば drudgery と表現されます。華やかな映画の裏には、気の遠くなるような単調で骨の折れる作業が隠されていることが伝わります。
イディオム・定型句
全くの苦役、完全な単調作業
“Washing dishes by hand is sheer drudgery.”
頭を使わない単調な作業
“He quit his job to avoid mindless drudgery.”
骨の折れる単調な人生
“She wanted to escape a life of drudgery.”
drudgeryを使った会話例
金曜の夕方、オフィスで同僚と
I finally finished the data entry. It was sheer drudgery.
Good job. That kind of mindless work is exhausting.
I know. I wish we could automate this drudgery completely.
Actually, the IT team is working on a tool to reduce manual labor.
That would be great. I want to focus on more creative tasks.
Me too. Let's hope the new system relieves the drudgery soon.
Definitely. Have a good weekend and enjoy your leisure time!
You too. Get some rest!
文化的背景
英語圏では、AI やテクノロジーの導入によって「drudgery(退屈な単純作業)」から人間を解放しようという考え方が強く支持されています。日常の家事から職場の事務作業まで、いかにしてこの drudgery を減らすかがよく議論の的になります。
よくある質問
Q. drudgery とは?
退屈で骨の折れる、やりがいのない単調な仕事のことです。『I want to avoid the drudgery of paperwork.(書類作成の単調な作業は避けたい)』のように、うんざりする気持ちを込めて使います。
Q. drudgery はどのような仕事に対して使われますか?
主にデータ入力、掃除、書類整理など、創造性を必要としない反復作業に対して使われます。『Cleaning the whole house is such drudgery.』のように、肉体的・精神的に疲れる家事や雑務にぴったりです。
Q. drudgery と hard work の違いは?
hard work は「一生懸命働くこと」を指し、やりがいや肯定的な意味を含みます。一方の drudgery は退屈でつまらないという否定的な感情が強く、『It is pure drudgery.』のように苦痛を伴う作業を表します。
Q. drudgery をもっと簡単な言葉で言い換えると?
boring work や tedious task に言い換えられます。『This task is tedious.(この作業は退屈だ)』とすると、より日常的な表現になりますが、drudgery の方がうんざりする疲労感を強く伝えられます。
Q. drudgery はビジネスシーンでも使えますか?
はい、業務効率化や自動化の文脈でよく使われます。『AI will eliminate administrative drudgery.(AIが管理部門の単調な作業をなくすだろう)』のように、なくすべきネガティブな対象として登場します。
CHECK QUIZ
Q: 「農民たちは炎天下で過酷な肉体労働に耐えた」の自然な表現は?
Q: 「AI will eliminate administrative drudgery.」が意味するものは?
Q: 「全くの苦役だ」と強調する際の自然な表現は?