disclose
- (動)開示する、公表する
- (動)明らかにする、打ち明ける
発音のコツ
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disclose は後半の「close(kloʊz)」にアクセントを置きます。最初の「dis」は力を抜いて短く「ディス」と発音します。後半の「oʊ」は「オウ」と二重母音になるため、口を丸めてから少しすぼめるように長めに発音してください。最後の「s」は濁って「z(ズ)」の音になるため、喉を震わせて有声音で終わるのがポイントです。
活用形
- 三単現
- discloses
- 進行形(-ing)
- disclosing
- 過去形
- disclosed
- 過去分詞
- disclosed
コアイメージ
隠されていた情報や秘密のベールを取り払い、明るみに出すことがコアイメージです。企業が業績を開示したり、人が個人的な秘密を打ち明けたりする時に使います。
discloseの意味・例文
動詞
開示する、公表する
To make information known to the public.
The company refused to disclose its financial details.
企業はその財務詳細を開示することを拒否しました。
企業の業績や計画などを公にする場面で頻出します。
The government disclosed the new tax policy yesterday.
政府は昨日、新しい税制方針を公表しました。
公式な発表やニュース報道でよく使われる表現です。
You are required to disclose all sources of income.
すべての収入源を開示することが求められます。
法的・制度的な義務として情報を申告する際にも適しています。
明らかにする、打ち明ける
To reveal a secret or something hidden.
She didn't disclose the truth to her parents.
彼女は両親に真実を打ち明けませんでした。
隠していた個人的な事実を人に話す時に使います。
The study disclosed a link between stress and sleep.
その研究はストレスと睡眠の関連性を明らかにしました。
研究や調査によって未知の事実が判明した時に使えます。
I can't disclose who told me about the surprise party.
サプライズパーティーのことを誰から聞いたかは明かせません。
誰かの秘密を守るために言えない状況を表現できます。
語源
discloseは、接頭辞 dis-(逆の動作、否定)と close(閉じる)の語源であるラテン語 claudere から成り立っています。つまり「閉じていたものを開ける」という成り立ちから、隠されていた情報や秘密を「明らかにする」「開示する」という現在の意味に発展しました。同じ claudere(閉じる)の語根を持つ関連語には、enclose(同封する)があります。
派生語・ファミリー
discloseの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
disclose は意図的に情報を公式に開示し、reveal は隠されていた事実を劇的または自然に明らかにし、expose は悪事や不正を暴いて非難の対象にします。
よくある間違い
× The company disclosed about the new product. ○ The company disclosed the new product. → disclose は他動詞なので、直後に about などの前置詞を置かずに目的語をとります。
× The scandal disclosed his true character. ○ The scandal revealed his true character. → 意図しない形で本性が現れる場合は reveal が自然です。disclose は意図的な情報開示に使います。
コラム
豆知識
disclose は「否定・反対」を表す dis- と「閉じる」の close が組み合わさった単語です。扉が閉ざされていた部屋の鍵を開け、中の様子を世間に見せるようなイメージを持つと覚えやすくなります。同じ成り立ちの単語に discover(カバーを外す=発見する)があります。
リアルな使われ方
英語圏のユーチューバーやブロガーは、スポンサーから提供された商品を紹介する際、「In the interest of full disclosure...(包み隠さず言うと…)」と前置きすることがよくあります。視聴者に対して誠実さを示すための定番の実用フレーズです。
映画・音楽での使われ方
1994年の映画『ディスクロージャー(Disclosure)』は、社内政治とセクシュアル・ハラスメントを題材にしたサスペンス作品です。隠蔽された事実が次々と「明るみに出る」というスリリングな展開を通じて、この単語の持つ重みと緊張感がよく伝わります。
イディオム・定型句
完全な情報開示、包み隠さず言うと
“In the interest of full disclosure, I used to work there.”
秘密保持契約(NDA)
“All employees must sign a non-disclosure agreement.”
開示を拒否する
“The spokesperson declined to disclose the exact figure.”
discloseを使った会話例
火曜日の午後、会議室で同僚と
Have we finalized the press release for the merger?
Almost. We just need to decide how much financial data to disclose.
The legal team advised us to sign a non-disclosure agreement first.
That makes sense. We shouldn't reveal everything too early.
Right. We will only disclose the basic outline for now.
I agree. I will send the revised draft by the end of the day.
文化的背景
現代のビジネスにおいて「transparency(透明性)」が重視されるため、適切なタイミングで情報を disclose することは企業の信頼に直結します。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. disclose とは?
隠されていた情報や秘密を意図的に明るみに出すことです。『The company will disclose its earnings.(企業は収益を開示する)』のようにビジネスや公式発表で頻出します。
Q. disclose と reveal の違いは?
disclose はビジネスや法的な文脈で意図的に情報を「開示する」際に使われます。一方の reveal は『He revealed his true feelings.(彼は本音を明かした)』のように、隠していた感情や秘密が自然に現れる場面に適しています。
Q. disclose はどんな場面で使いますか?
企業の業績発表や、政府による情報公開、または個人が秘密を打ち明ける場面で使います。『disclose personal information(個人情報を開示する)』はプライバシーに関する規約でよく見かける定型表現です。
Q. disclose の名詞形は何ですか?
名詞形は disclosure(情報開示、暴露)です。『full disclosure(完全な情報開示)』というフレーズは、ビジネスだけでなく日常会話でも「包み隠さず言うと」という前置きとしてよく使われます。
Q. disclose は日常会話でも使えますか?
使えますが、やや硬い印象を与えます。日常会話では tell や share に言い換えることが多いです。ただし『I cannot disclose that.(それは言えません)』のように、あえて真面目に秘密を守る意思を示す時には効果的です。
CHECK QUIZ
Q: 政治家の「隠された汚職を暴く」のに最適な動詞は?
Q: 「He signed a non-disclosure agreement.」が意味する状況は?
Q: 「情報を一般に公開する」の自然な表現は?