disability
- (名)(個々の)身体・精神の障害
- (名)障害があること、不自由
発音のコツ
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disability は「ビ(bɪ)」の部分にメインのアクセントを置きます。最初の「dis」は短く軽く発音し、「a」は口をリラックスさせて曖昧な「ア(ə)」の音にします。後半の「lity」は「リティ」と強く区切らず、舌を上あごに弾くように滑らかに発音すると、自然な英語のリズムに近づきます。
活用形
- 複数形
- disabilities
コアイメージ
身体的、精神的、または知的な理由により、特定の行動や活動が制限されている状態がコアイメージです。病気やケガ、生まれつきの特性などで日常生活に困難を伴う状況を客観的に表現したい時に使います。
disabilityの意味・例文
名詞
(個々の)身体・精神の障害
A specific physical or mental condition that limits a person's movements, senses, or activities.
My uncle lives with a physical disability.
私の叔父は身体障害を抱えて生活しています。
具体的な一つの障害を指すため可算名詞として扱われます。
Dyslexia is classified as a learning disability.
ディスレクシアは学習障害として分類されます。
医療や教育の分野で特定の症状を定義する際に使います。
The new law supports people with multiple disabilities.
新しい法律は複数の障害を持つ人々を支援します。
複数の異なる障害を指す場合は複数形になります。
障害があること、不自由
The state of having a physical or mental condition that limits what you can do.
The company does not discriminate on the basis of disability.
その会社は障害を理由とした差別を行いません。
個別の症状ではなく「障害の有無」という概念を表します。
He receives a pension due to severe disability.
彼は重度の障害がある状態のため年金を受け取っています。
行政や保険の文脈で、状態そのものを指す時に使われます。
They are fighting for disability rights in the workplace.
彼らは職場における障害者の権利のために戦っています。
複合名詞の一部として使われ、全体の概念を示します。
語源
disability は、否定や分離を表す接頭辞 dis- と、能力を表す ability から成り立っています。ability をさらに分解すると「できる」を意味する able と名詞接尾辞 -ity になります。「能力がないこと」という直訳から、心身の機能が制限された「障害」という意味に発展しました。同じ able の語根を持つ関連語には、enable(可能にする)があります。
派生語・ファミリー
disabilityの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
disability は心身の機能制限による活動の困難を、impairment は臓器や身体機能の損傷そのものを、handicap は障害によって生じる社会的な不利益を指します。
よくある間違い
× He is a disability. ○ He has a disability. → disability は「障害」という状態や特性を表す名詞であり、人そのものを指すわけではないため has を使います。
× The disability person needs some help. ○ The disabled person needs some help. → 名詞の前に置いて「障害のある〜」と修飾する場合は、形容詞形の disabled を使います。
コラム
豆知識
アメリカでは1990年に ADA(Americans with Disabilities Act:障害者差別禁止法)という画期的な法律が制定されました。これにより、公共の場や職場でのバリアフリー化が義務付けられ、社会全体の意識が大きく変わるきっかけとなりました。
リアルな使われ方
外見からは分からない内部疾患や精神的な困難を、日常会話やニュースでは hidden disability(隠れた障害)や invisible disability(見えない障害)と呼びます。周囲から理解されにくい困難を抱える人への配慮を促す際によく使われる表現です。
映画・音楽での使われ方
2020年のNetflixのドキュメンタリー映画『ハンディキャップ・キャンプ(Crip Camp: A Disability Revolution)』は、障害者権利運動の歴史を描き高く評価されました。社会の壁を打ち破ろうとする若者たちの力強い姿が記録されています。
イディオム・定型句
学習障害
“Dyslexia is a common learning disability.”
外見からは分からない障害
“Not every hidden disability is easy to recognize.”
障害を抱えて生きる
“Living with a disability presents unique daily challenges.”
disabilityを使った会話例
金曜の夕方、オフィスで同僚と
We need to make our office more accessible for people with disabilities.
I agree. The current layout is a bit of a handicap for wheelchair users.
Exactly. We should also consider those with a hidden disability.
That is a great point. What specific changes do you suggest?
Let's start by installing ramps to reduce any physical impairment barriers.
Sounds good. I will draft a proposal for the management team tomorrow.
文化的背景
英語圏では、障害のある人を表現する際、「disabled people」よりも「people with disabilities」という「人を先にする表現(Person-First Language)」が推奨される傾向があります。障害は人の一部の特性であり、その人自身を定義するものではないという尊重の考え方に基づいています。
よくある質問
Q. disability とは?
身体的・精神的な理由で生活の活動が制限されている「障害」を指す名詞です。『He has a physical disability.(彼には身体障害があります)』のように客観的な状態を表す時に使います。
Q. disability は可算名詞ですか、不可算名詞ですか?
文脈によって両方で使われます。個々の具体的な障害を指す時は『He has multiple disabilities.』と可算名詞になり、障害がある状態全般を指す時は不可算名詞になります。
Q. disability と inability の違いは?
disability は主に医学的・身体的な「障害」を指します。一方の inability は単に能力がないことによる「無能・できないこと」を表し、『his inability to speak French(彼のフランス語が話せないこと)』のように使います。
Q. ニュースでよく聞く disability benefits とはどういう意味ですか?
障害によって働くことが困難な人に対して支払われる「障害手当」や「障害年金」のことです。『He applied for disability benefits.』のように、福祉や行政の話題で頻出します。
Q. 人を修飾する時、disability 以外の表現はありますか?
形容詞の disabled がよく使われます。また近年では人を尊重する観点から、『disabled people』よりも『people with disabilities』という表現が好まれる傾向にあります。
CHECK QUIZ
Q: 「視覚機能の損傷」を医学的に表現するのに最適な名詞は?
Q: 「障害のある人々」を表す自然な英語表現は?
Q: 「その障害のある生徒は支援を必要としている」の空欄に入る語は? The [ ] student needs support.