ability
- (名)能力、できること
- (名)才能、技量
発音のコツ
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ability は最初の「a」にアクセントがなく、力を抜いた曖昧な「ア」になります。2音節目「bi」の「bɪ」に強勢を置き、日本語の「イ」より少し口をリラックスさせて短く発音してください。後半の「li-ty」は滑らかに繋げ、アメリカ英語では「t」がラ行のような弾き音(フラップT)になるため、「アビリティ」ではなく「アビラリ」に近い響きになります。
活用形
- 複数形
- abilities
コアイメージ
人が何かを実行できる力や、生まれ持った才能がコアイメージです。特定の行動を成し遂げるためのスキルや知的な能力を表現したい時に使います。
abilityの意味・例文
名詞
能力、できること
The physical or mental power or skill needed to do something.
She has the ability to make everyone smile.
彼女には皆を笑顔にする能力があります。
have the ability to do で「〜する能力がある」を表します。
We value his ability to solve complex problems.
複雑な問題を解決する彼の能力を高く評価しています。
採用や評価の場面でよく使われる表現です。
The test measures the cognitive abilities of children.
そのテストは子供たちの認知能力を測定します。
複数の能力を指す場合は abilities と複数形になります。
The government lacks the ability to handle the crisis.
政府にはその危機に対処する能力が欠けています。
lack the ability で「能力が欠けている」という否定的な状況を表します。
才能、技量
A high level of skill or intelligence.
He is a musician of great ability.
彼は素晴らしい才能を持った音楽家です。
of great ability で「優れた才能を持つ」と表現できます。
Students are grouped according to their reading ability.
生徒たちは読解力に応じてグループ分けされます。
reading ability (読解力) のような複合名詞の形でも頻出します。
I want to improve my athletic abilities.
私は運動の才能を伸ばしたいです。
分野を特定して「〜の才能」と言う時に便利です。
語源
ability はラテン語の habilitas(適性、能力)に由来し、もともとは habere(持つ)という語根から派生しました。人間が「自分の内に持っている力」という成り立ちから、現在の「能力」や「才能」という意味に発展しました。同じ habere の語根を持つ関連語には、habit(習慣:身について持っているもの)があります。
派生語・ファミリー
abilityの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
ability は今すでに持っている力や才能を、capability は目標を達成するための潜在的な実行力を、capacity は受け入れる器の大きさや吸収力を表します。
よくある間違い
× She has the ability of speaking French. ○ She has the ability to speak French. → ability の後には to不定詞を続けるのが原則です。of + 動名詞を使うのは不自然になります。
× I have the ability to swim. ○ I can swim. → 日常的な動作ができることには can を使います。ability は特別で高度な能力に対して使うのが自然です。
コラム
豆知識
日本のゲームやアニメでは「アビリティ」という言葉が特殊能力や魔法のスキルとしてよく使われますが、現実の英語では「読む能力」や「問題解決能力」など、より現実的で実用的な力を指すのが一般的です。語源的には「内側に持っている力」という意味合いがあります。
リアルな使われ方
履歴書や面接で自己アピールをする際、ability は欠かせない単語です。I have the ability to work under pressure(プレッシャーの下でも働ける能力があります)のように、自分の強みを客観的かつ論理的に説明するのに非常に役立ちます。
映画・音楽での使われ方
2001年の映画『アイ・アム・サム(I Am Sam)』は、知的障害(intellectual disability)を持つ父親の物語です。disability は ability に否定の接頭辞 dis- がついた言葉で、身体的・精神的な障害を表す際に使われます。能力の限界と愛情の深さを描いた名作です。
イディオム・定型句
力の及ぶ限り、全力を尽くして
“I will complete the task to the best of my ability.”
有能な人、才能ある人
“We need a person of ability for this project.”
自分の能力を超えて
“The math problem was completely beyond my ability.”
abilityを使った会話例
金曜日の午後、上司と部下の面談で
How do you feel about your new role in the marketing team?
It is challenging, but I am trying to do the work to the best of my ability.
You have a natural ability to understand customer needs.
Thank you. However, I feel I still lack the capability to manage large projects.
That is a skill you will learn over time. Do not worry.
I appreciate your support. I will keep improving my abilities.
文化的背景
英米間で意味や使い方に大きな違いはなく、どの地域でも広く使われます。欧米の教育やビジネスの場では、個人の ability を評価し伸ばすことが非常に重視されるため、日常会話からフォーマルな文書まで頻出する重要な単語です。
よくある質問
Q. ability とは?
人が何かを実行できる力や才能のことです。『She has the ability to lead the team.(彼女にはチームをまとめる能力がある)』のように、特別なスキルや知的能力を表現する時に使います。
Q. 日常的な「できる」に ability を使ってもいいですか?
日常の単純な動作には can や be able to を使うのが自然です。『I can ride a bike.(自転車に乗れる)』と言うところを ability で表現すると、大げさで不自然な印象を与えます。
Q. ability に続く前置詞は何ですか?
動詞を続ける場合は to不定詞を使います。『the ability to think critically(批判的に考える能力)』の形が最も一般的です。of を使って of thinking のようにするのは誤りです。
Q. ability と skill の違いは何ですか?
ability は生まれつきの才能やすでに備わっている力を含みます。一方の skill は、訓練や学習によって後天的に身につけた技術を指します。『He has great communication skills.』のように使い分けます。
Q. ability をビジネスで言い換えると?
職務を遂行する能力や適性を強調したい場合は competence に言い換えられます。『core competence(中核となる能力)』のように、企業や個人の専門的な強みを示す際によく使われます。
CHECK QUIZ
Q: 「彼は問題を解決する能力がある」の自然な英語は?
Q: 「このスタジアムの『収容能力』は5万人です」に最適な単語は?
Q: 日常会話で「私は泳ぐ能力がある」と言う時、不自然なのはどれ?