ability
- (名)(身体的・精神的に)〜する能力、実行力
- (名)才能、優れた技量
コアイメージ
「何かを成し遂げることができる力」がコアイメージ。生まれ持った才能だけでなく、学習や訓練によって身につけた実用的なスキルや実行力を表す際にも使います。
abilityの意味・例文
名詞
(身体的・精神的に)〜する能力、実行力
the physical or mental power or skill needed to do something
The new system has the ability to process data quickly.
新しいシステムにはデータを素早く処理する能力がある。
have the ability to do で「〜する能力がある」という定番フレーズです。
We need someone with strong leadership abilities.
強いリーダーシップ能力を持つ人が必要です。
複数の具体的な能力やスキルを指す場合は複数形になります。
The brain's ability to adapt to new environments is truly remarkable.
新しい環境に適応する脳の能力は実に驚くべきものだ。
生物や器官が持つ機能・能力を表す際にもよく使われます。
The athlete temporarily lost his ability to walk after the accident.
そのアスリートは事故後、歩く能力を一時的に失った。
lose one's ability to do で「〜する能力を失う」という意味になります。
I strongly doubt his ability to manage the project successfully.
彼がプロジェクトを成功させる能力があるかは強く疑問に思う。
doubt someone's ability で「〜の能力を疑う」という表現です。
才能、優れた技量
a high level of skill or intelligence
She is a musician of great ability.
彼女は素晴らしい才能を持った音楽家だ。
of great ability で「非常に才能のある」という上品な表現になります。
He was promoted based on his ability, not his age.
彼は年齢ではなく、能力に基づいて昇進した。
based on one's ability で「能力に基づいて(実力主義で)」という意味です。
Students of all abilities are welcome to join the supplementary class.
あらゆるレベルの学力の生徒がこの補習クラスに参加できます。
all abilities は「様々なレベルの才能・学力」をまとめて指す際に便利です。
語源
ラテン語の「habilis(扱いやすい、適した)」が語源です。ここから「何かをするのに適している状態」へと意味が変化し、現在の「能力」や「才能」という意味になりました。形容詞のable(できる)に名詞を作る接尾辞-ityがくっついた形と覚えると、意味がスッと入ってきます。
派生語・ファミリー
abilityの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
abilityは「人が何かを成し遂げるための力やスキル」、capabilityは「将来的に何かを行うことができる潜在的な能力や可能性」、capacityは「容器の容量や、人が情報を吸収・処理する受け皿としての能力」を表します。
“This factory has the capability to produce 1,000 cars a day.”
→ 設備などが整っており、それだけの生産を行う潜在力・機能・可能性があること。
よくある間違い
× I have an ability to swim. → ○ I have the ability to swim. (特定の『〜する能力』を指す場合は、anではなくtheを使うのが一般的です。)
× I have the ability of playing tennis. → ○ I have the ability to play tennis. (abilityの後ろは of doing よりも to do(不定詞)を続けるのが自然でよく使われる形です。)
コラム
豆知識
abilityは「能力」と訳されますが、実は「魔法の力」や「超能力」(special abilities / magical abilities) のようなファンタジーな文脈でも使われます。ゲームのキャラクターが持つスキルもよく「アビリティ」と呼ばれますね。
リアルな使われ方
ネイティブは職場で「to the best of my ability(私の全力で、力の及ぶ限り)」というフレーズをよく使います。面接や仕事を引き受ける際に「I will do it to the best of my ability.」と言うと、非常にプロフェッショナルで誠実な印象を与えられます。
映画・音楽での使われ方
アメコミ映画などでは、スーパーヒーローやミュータントたちが持つ特殊能力のことを「special abilities」と呼びます。単なるskill(技術)を超えた、生まれ持った特別な力というニュアンスが強調されています。
CHECK QUIZ
Q: 「力の及ぶ限り」を表す自然なフレーズは?