cope

  • ()対処する、うまく処理する
UK/koʊp/

発音のコツ

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cope の発音は「コウプ」です。最初の母音 /oʊ/ は「オ」と発音した後に口をすぼめて「ウ」を添える二重母音です。「コップ」と平坦に短く切らないように注意してください。語尾の /p/ は唇を閉じてから息だけを鋭く弾かせて発音し、母音の「プ」を入れないのが自然に聞こえるコツです。

活用形

三単現
copes
進行形(-ing)
coping
過去形
coped
過去分詞
coped

コアイメージ

困難な状況やストレスに対して、うまく対処して乗り切ることがコアイメージです。問題や精神的な負担を自分の力でコントロールし、やり過ごす時に使います。

copeの意味・例文

動詞

自動詞

対処する、うまく処理する

To deal successfully with a difficult situation or problem.

ビジネス

We must learn how to cope with the sudden changes.

突然の変化にどう対処するか学ぶ必要があります。

cope with はビジネスで困難な課題に直面した際の頻出表現です。

アカデミック

The study explores how humans cope with extreme environments.

その研究は人間が極限環境にどう適応するかを探求しています。

環境やストレスへの適応を論じる際によく使われます。

日常会話

She has a lot of work, but she is coping well.

彼女は仕事が多いですが、うまく対処しています。

with を伴わず、自動詞として単独で使うことも可能です。

ニュース

Hospitals are struggling to cope with the number of patients.

病院は患者数への対応に苦慮しています。

社会的な危機や許容量の限界を報じる際によく用いられます。

語源

cope は古フランス語の couper(打つ、切る)に由来し、「相手と打ち合う」という意味合いを持っていました。そこから「困難な状況と戦う」「うまく処理する」へと意味が発展しました。同じ語根を持つ関連語には、coup(クーデター、大成功)があり、これも「打撃」や「一撃」という本来のニュアンスを残しています。

派生語・ファミリー

名詞coping
名詞coper

copeの使い方

よく使う組み合わせ

cope with stress (ストレスに対処する)cope with the situation (状況に対処する)cope with the loss (喪失感を乗り越える)learn to cope (対処法を学ぶ)struggle to cope (対処に苦しむ)

使い分け

cope は精神的な負担や困難を何とか乗り切ることに、deal は問題や事務作業などを処理することに、handle は自身の能力で状況を完全にコントロールすることに重点があります。

It is hard to cope with the loss of a pet.

精神的な痛みや負担をどうにかやり過ごすニュアンスです。

I will deal with this customer's complaint.

発生した問題に対して必要な対応を行うニュアンスです。

Let me handle this difficult negotiation.

自分のスキルや能力で状況を適切に制御するニュアンスです。

よくある間違い

× He couldn't cope the heavy workload. ○ He couldn't cope with the heavy workload. → cope は自動詞なので、対象を示す際には必ず前置詞の with を伴います。

× I will cope with this simple task. ○ I will handle this simple task. → cope は困難や精神的負担に対して使い、単純な作業の処理には不自然です。

コラム

豆知識

語源である古フランス語の couper は「打つ」という意味ですが、これは英語の cut(切る)とは別の語源です。かつては馬上槍試合などで「相手と打ち合う」ことを表しており、それが現代の「困難と戦って乗り切る」という心理的な意味合いに変化したのは非常に興味深い点です。

リアルな使われ方

SNS や若者の間では、現実逃避や自分を慰めるための言い訳を指して「copium(コピウム)」というネットスラングがよく使われます。これは cope と opium(アヘン)を掛け合わせた造語で、つらい現実に対処するための気休めを皮肉交じりに表現するユニークな実例です。

映画・音楽での使われ方

バリー・マニロウの有名なヒット曲『Copacabana(コパカバーナ)』のタイトルは地名ですが、歌詞の中では登場人物たちが悲劇的な運命に翻弄されながらも生きていく姿が描かれています。英語圏のポップカルチャーにおいて、悲しみや喪失とどう cope するかは常に重要なテーマです。

イディオム・定型句

定型句coping mechanism

ストレスへの対処法、防衛機制

The therapist taught him a healthy coping mechanism.

定型句coping strategy

対処戦略、乗り切るための方法

We need an effective coping strategy for the crisis.

copeを使った会話例

月曜の朝、職場の休憩室で

A

You look tired today. Are you coping with the new project?

B

Barely. I am actually struggling to keep up with the deadlines.

A

I know it is a lot. Everyone has a different coping mechanism for stress.

B

What do you usually do to handle the pressure?

A

I usually go for a run. It helps me cope with anxiety.

B

That sounds healthy. I should find a better way to deal with my workload.

文化的背景

欧米ではメンタルヘルスへの関心が高く、ストレスや精神的負担とどう向き合うか(how to cope)が日常会話やメディアで頻繁に話題になります。英米間で使い方に大きな差はなく、どの地域でも広く使われる非常に重要な単語です。

よくある質問

Q. cope とは?

困難な状況や精神的なストレスに対して、うまく対処して乗り切ることです。『She is coping with the pressure.(彼女はプレッシャーにうまく対処している)』のように使います。

Q. cope と deal の違いは?

cope は困難や精神的な負担を何とか乗り切ることに焦点を当てます。一方の deal は事務処理や問題解決に幅広く使われ、『deal with the paperwork(書類を処理する)』のように使います。

Q. cope with はどんな場面で使いますか?

ストレス、悲しみ、急な変化など、感情的・精神的な負担が伴う状況でよく使います。『cope with anxiety(不安に対処する)』は医療や心理学の分野でも頻出する表現です。

Q. cope の後に with は必ず必要ですか?

目的語を置く場合は with が必須ですが、文脈によっては単独でも使えます。『How are you coping?(どうやって乗り切っているの?)』のように、自動詞として単独で機能します。

Q. coping mechanism とはどういう意味ですか?

ストレスや困難な状況を乗り越えるための心理的な「対処法」や「防衛機制」を指します。『Music is my coping mechanism.(音楽が私のストレス対処法です)』のように日常でも使われます。

CHECK QUIZ

Q: 「この簡単な書類作業を処理する」の自然な表現は?

Q: 「彼女はプレッシャーにうまく対処した」の正しい英文は?

Q: 「Music is my coping mechanism.」の意味として最も適切なのは?