zest

  • (名)熱意、情熱
  • (名)面白み、趣、刺激
  • (名)柑橘類の皮
  • (動)(皮を)すりおろす
UK/zɛst/

発音のコツ

▶ 表示する

zest は最初の子音 /z/ をしっかり濁らせることがポイントです。上の歯と下の歯を近づけ、隙間から息を摩擦させて「ズ」と音を出します。続く母音 /e/ は日本語の「エ」とほぼ同じで、最後の /st/ は息だけで「スト」と軽く発音します。「ゼスト」とカタカナで平坦に読まず、/z/ の摩擦音と語尾の無声音を意識しましょう。

活用形

三単現
zests
進行形(-ing)
zesting
過去形
zested
過去分詞
zested

コアイメージ

物事に風味や刺激を加えるスパイスのようなエネルギーがコアイメージです。人生や活動に対する強い熱意や、料理の風味付けを表したい時に使います。

zestの意味・例文

名詞

不可算

熱意、情熱

Great enthusiasm and energy.

日常会話

She brings a real zest for life to everyone around her.

彼女は周りのすべての人に、本当の生きる喜びをもたらします。

→

zest for life(生きる喜び)は頻出の定型表現です。

ビジネス

He tackled the new project with renewed zest.

彼は新たな熱意を持って新プロジェクトに取り組みました。

→

仕事や課題に対する前向きなエネルギーを表します。

アカデミック

The students showed great zest for learning foreign languages.

学生たちは外国語学習に対して大きな熱意を見せました。

→

学ぶことへの強い意欲や好奇心を示します。

不可算

面白み、趣、刺激

A quality of being exciting, interesting, and enjoyable.

ニュース

The unexpected plot twist added zest to the movie.

予期せぬ物語の展開が、その映画に面白みを加えました。

→

add zest to で「〜に面白みを加える」となります。

SNS・カジュアル

Traveling alone adds a certain zest to the experience.

一人旅は、その経験に特有の刺激を加えてくれます。

→

日常や経験のスパイスとなるような要素を指します。

日常会話

The sense of danger gave a zest to the adventure.

危険な感覚が冒険にスリルを与えました。

→

ワクワクする要素やスリルを表現します。

不可算

柑橘類の皮

The outer colored part of the peel of a citrus fruit, used as flavoring.

日常会話

Add a teaspoon of grated lemon zest to the batter.

生地におろしたレモンの皮を小さじ1杯加えてください。

→

お菓子作りや料理のレシピで頻出します。

日常会話

The orange zest gives the sauce a fresh flavor.

オレンジの皮がソースに爽やかな風味を与えます。

→

果汁ではなく外側の色のついた部分を指します。

SNS・カジュアル

I love the aroma of fresh lime zest.

新鮮なライムの皮の香りが大好きです。

→

爽やかな香りを表現するのによく使われます。

動詞

他動詞

(皮を)すりおろす

To scrape the outer colored part of the peel of a citrus fruit.

日常会話

You need to zest the lemon before squeezing it.

レモンを絞る前に、皮をすりおろす必要があります。

→

果汁を絞る前に皮を取る調理工程を表します。

SNS・カジュアル

I am zesting an orange for the cake right now.

今、ケーキのためにオレンジの皮をすりおろしています。

→

現在進行形での使用例です。

日常会話

She carefully zested the lime over the salad.

彼女はサラダの上にライムの皮を丁寧にすりおろしました。

→

料理の仕上げの風味付けに使われます。

語源

zest は、フランス語の zeste(オレンジやレモンの皮)に由来します。昔から柑橘類の皮は料理に爽やかな香りと刺激を与えるスパイスとして使われており、そこから「物事に面白みを加えるもの」となり、現在では「人生や活動に対する強い熱意」という意味に発展しました。関連語はありませんが、料理のスパイスが精神的なエネルギーの比喩として定着したユニークな単語です。

派生語・ファミリー

形容詞zestful
形容詞zesty
副詞zestfully

zestの使い方

よく使う組み合わせ

zest for life (人生に対する情熱)add zest to (〜に面白みを加える)lemon zest (レモンの皮)with great zest (大いなる熱意を持って)a zest for learning (学ぶことへの熱意)

使い分け

zest は人生を楽しむ前向きでエネルギッシュな活力を、enthusiasm は特定の活動に対する強い興味ややる気を、passion は心を強く突き動かす激しく深い情熱を表します。

“He has a great zest for life.”

→ 人生を思い切り楽しむ前向きなエネルギーのニュアンスです。

“She showed great enthusiasm for the project.”

→ 特定の活動に対する強い興味ややる気のニュアンスです。

“Music is his lifelong passion.”

→ 感情の奥底から湧き上がる激しく深い情熱のニュアンスです。

よくある間違い

× He has a zest of life. ○ He has a zest for life. → 「〜に対する熱意」と言いたい時は前置詞 for を使います。of ではないので注意しましょう。

× She brings many zests to the team. ○ She brings a lot of zest to the team. → 熱意や活力を意味する zest は不可算名詞です。複数形にはせず、a lot of などで量を表現します。

コラム

豆知識

zest の語源はフランス語で「レモンやオレンジの皮」を意味する zeste です。昔のヨーロッパでは、柑橘類の皮は料理や飲み物に爽やかな香りと刺激を与える貴重なスパイスでした。そこから「人生に刺激を与えるもの=熱意・活力」という精神的な意味に発展した、非常に詩的な単語です。

リアルな使われ方

日常会話では、料理や飲み物の風味について話す時に形容詞形の zesty(ピリッとした、風味豊かな)がよく使われます。単なる「辛い(spicy)」とは違い、柑橘系の爽やかな酸味やハーブの効いた爽快な刺激を表現するのにぴったりの言葉です。

映画・音楽での使われ方

1950年代からアメリカで販売されている有名な石鹸ブランドに「Zest」があります。この名前には「爽快感」や「活力」という意味が込められており、朝のシャワーで目を覚まし、エネルギッシュな1日をスタートさせるというブランドイメージにぴったり合っています。

イディオム・定型句

定型句zest for life

人生に対する情熱、生きる喜び

“He has a remarkable zest for life.”

定型句add zest to

〜に面白みや風味を加える

“The new character added zest to the story.”

定型句with zest

熱意を持って

“They tackled the difficult problem with zest.”

zestを使った会話例

月曜の朝、オフィスのキッチンで同僚と

A

Good morning! You seem to have a lot of zest today.

B

Morning! I had a great weekend, so I'm full of enthusiasm for the new project.

A

That's great. We definitely need more zest in our team meetings.

B

I agree. Maybe we should spice up the agenda a bit.

A

Good idea. By the way, are you eating lemon cake?

B

Yes, I baked it yesterday. I added extra lemon zest for flavor.

A

It smells amazing. Your zest for baking is really impressive.

B

Thanks! I will bring you a slice later.

文化的背景

英語圏では「zest for life(生きる喜び、人生を謳歌する姿勢)」が非常にポジティブな価値観として重視されます。料理の文脈でも、レモンなどの zest(皮)は料理を格上げする手軽な魔法のアイテムとして日常的に親しまれています。

よくある質問

Q. zest とは?

人生や活動に対する強い熱意や、物事に加える面白みのことです。もともとは料理に使う柑橘類の皮を指し、『He has a great zest for life.(彼には素晴らしい生きる喜びがある)』のように使われます。

Q. 料理のレシピで zest と出てきたらどういう意味ですか?

レモンやオレンジなどの「柑橘類の皮の外側の色のついた部分」を指します。『Add a teaspoon of lemon zest.(レモンの皮を小さじ1杯加える)』のように、風味付けの文脈で頻出します。

Q. zest と enthusiasm の違いは?

どちらも熱意を表しますが、zest は「人生そのものを楽しむ活力やスパイス」というニュアンスが強いです。『an enthusiasm for sports(スポーツへの熱意)』のように、enthusiasm は特定の対象へのやる気を指すことが多いです。

Q. add zest to を言い換えると?

「〜を面白くする、活気づける」という意味の spice up が近い表現です。『We need to spice up the presentation.(プレゼンをもっと面白くする必要がある)』のように、日常会話でよく使われます。

Q. zest の形容詞形は?

zesty(風味豊かな、刺激的な)や zestful(熱意にあふれた)があります。『This soup has a zesty flavor.(このスープは風味豊かな味がする)』のように、料理や気分の表現として使えます。

CHECK QUIZ

Q: 料理番組で「You will need the zest of one lemon.」と言われたら、何が必要?

Q: 「彼は学ぶことへの強い熱意を持っている」の自然な表現は?

Q: 「特定のスポーツに対する強い興味ややる気」を表すのに最も適した単語は?