without
- (前)~なしで、~を持たずに
- (前)~せずに
- (副)なしで済ませて
発音のコツ
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without は後ろの音節「out」にアクセントを置きます。最初の「wi」は唇を軽く丸めてから緩め、「ウィ」と短く発音します。続く「th」は舌先を上の前歯の裏に軽く当て、隙間から息を出しながら有声音の「ð」を作ります。最後の「out」は「ア」から「ウ」へ滑らかに変化する二重母音をしっかり響かせましょう。平坦なカタカナ読みにならないよう注意してください。
活用形
- 複数形
- withouts
- 名詞用法(外部、欠如)の複数形として稀に使われる
コアイメージ
何かが「外にある(out)」状態のまま「共にいる(with)」、つまり「〜を持たずに、〜なしで」というのがコアイメージです。人や物、条件が欠けている状態を表したい時に使います。
withoutの意味・例文
前置詞
~なしで、~を持たずに
not having, experiencing, or showing something in a particular situation
I feel so lonely without my girlfriend.
私はガールフレンドがいなくて、とても孤独に感じます。
人や物がそばにいない状態を表す最も一般的な表現です。
We cannot start the meeting without the manager.
マネージャーなしでは会議を始めることができません。
不可欠な人物や条件が欠けている状況で使います。
I can't survive a single day without coffee!
コーヒーなしでは1日も生きていけない!
大好きなものへの依存を大げさに表現する定番フレーズです。
~せずに
not doing the specific action that is mentioned in the context
She left the room without saying a word.
彼女は一言も言わずに部屋を出て行きました。
without の後ろに動名詞を置いて「〜せずに」を表します。
Do not sign the contract without reading it carefully.
注意深く読まずに契約書にサインしないでください。
行動を起こす前の注意喚起として頻出する形です。
He solved the complex math problem without using a calculator.
彼は電卓を使わずにその複雑な数学の問題を解きました。
特定の道具や手段を使わずに成し遂げたことを示します。
副詞
なしで済ませて
managing to survive or continue lacking something or not having it
If there is no milk, we will just have to do without.
牛乳がないなら、なしで済ませるしかありません。
文脈から目的語が明らかな場合、副詞として単独で使えます。
I forgot my umbrella, so I had to go without today.
傘を忘れたので、今日はなしで過ごさなければなりませんでした。
不便な状況を受け入れるニュアンスを含みます。
Many families have been going without electricity for days.
多くの家族が何日も電気なしで過ごしています。
go without で「生活必需品が欠如した状態」を表します。
語源
without は古英語の「with(〜と共に、〜に対して)」と「out(外に)」が組み合わさってできました。もともとは「建物の外に」という物理的な場所を表していましたが、そこから「枠の外にある」、つまり「〜を持たずに、〜が欠けている」という抽象的な意味へと発展しました。同じ with(〜に対して)の語根を持つ関連語には、withstand(耐える、抵抗する)があります。
派生語・ファミリー
withoutの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
withoutは一般的な「〜なしで」を、lackingは必要なものが不足している状態を、minusは計算やインフォーマルな場面で何かが差し引かれていることを表します。
よくある間違い
× He left without say goodbye. ○ He left without saying goodbye. → without は前置詞なので、直後の動詞は必ず -ing 形にします。
× I can't do it without no help. ○ I can't do it without any help. → without は否定語なので、後ろには no ではなく any を使います。
コラム
豆知識
語源的には「with(共に)」と「out(外に)」という正反対の言葉が組み合わさってできた非常に珍しい単語です。もともとは建物の「外側に」いることを意味していましたが、時代とともに「持たずに」「欠如して」という意味に変化しました。現代では物理的な場所よりも、所有や条件の欠如を表すのが一般的です。
リアルな使われ方
ネイティブは会話の中で、何かを諦めたり我慢したりする時に「I guess we'll just have to do without.(なしで済ませるしかないね)」と目的語を省略して使うことがよくあります。文脈から何がないのか明らかな場合に便利な定型表現です。
映画・音楽での使われ方
U2 の大ヒット曲『With or Without You』(1987年)は、愛する人と「一緒にいても、いなくても」苦悩する複雑な感情を歌った名曲です。このタイトルは、with と without という対義語のコントラストを美しく表現しており、世界中で愛され続けています。
イディオム・定型句
噂が立つからには、必ず何らかの根拠や原因がある
“There is no smoke without fire in this scandal.”
全く疑いの余地がなく、確実に、間違いなく
“He is the best player, without a doubt.”
わざわざ言葉にして言うまでもなく、当たり前である
“It goes without saying that practice is important.”
必要なものが手に入らない状況でも、なしで何とか済ませる
“We will just have to do without it.”
withoutを使った会話例
月曜の朝、オフィスの休憩室で同僚と
Did you survive the weekend without internet?
Barely. It went down suddenly, without warning.
That sounds awful. I can't imagine going a whole day without checking my messages.
It was tough, but I had to do without it. I read a book instead.
Look at the bright side. It's not a minus to disconnect sometimes.
True. It goes without saying that we rely on technology too much.
Definitely. Well, let's get back to work before the boss notices.
Yeah, I'll grab a coffee without sugar and head to my desk.
文化的背景
英語圏では「It goes without saying(言うまでもない)」や「without a doubt(間違いなく)」といった表現が日常会話やビジネスで頻繁に使われます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. without とは?
人や物、条件が欠けている状態を表す前置詞です。『I can't live without you.(あなたなしでは生きられない)』のように、何かが存在しない状況を説明します。
Q. without の後ろには何が来ますか?
前置詞なので、名詞や代名詞、または動名詞(-ing形)が続きます。『She left without saying a word.(彼女は一言も言わずに去った)』のように、動作を伴わないことを表す際によく使われます。
Q. do without はどういう意味ですか?
「〜なしで済ます」「〜なしでやっていく」という意味の定型表現です。『We will have to do without air conditioning.(エアコンなしで過ごさなければならない)』のように、不便を受け入れる状況で使います。
Q. goes without saying の言い換えは?
「言うまでもない」という意味で、当たり前のことを述べる時に使います。『It goes without saying that health is important.』は、『Needless to say, health is important.』と言い換えることができます。
Q. without と lacking の違いは?
without は単に「〜がない」という事実を表しますが、lacking は「本来あるべき必要なものが不足している」というネガティブなニュアンスを含みます。『He is lacking in experience.(彼は経験が不足している)』のように使います。
CHECK QUIZ
Q: 「彼はためらうことなく同意した」の自然な表現は?
Q: 「It goes without saying」の意味として最適なのは?
Q: 「スープの風味が『不足している』」のに最適な表現は?