versus
- (前)〜対〜
- (前)〜に対して、〜と比較して
発音のコツ
▶ 表示する▼ 閉じる
最初の v は上の前歯を下唇に軽く当てて「ヴ」と摩擦音を出します。続く er は舌を丸めて喉の奥で「アー」と響かせ、アクセントを置きます。最後の sus は力を抜いて「サス」と短く発音します。「バーサス」と日本語の平坦な b の音にならないよう、最初の摩擦音を意識することが重要です。
活用形
- 三単現
- versuses
- 口語で「対戦する」という動詞として使う場合
- 進行形(-ing)
- versusing
- 口語の動詞用法
- 過去形
- versused
- 口語の動詞用法
- 過去分詞
- versused
- 口語の動詞用法
コアイメージ
2つの物事を対立させたり、比較したりすることがコアイメージです。スポーツの対戦カードや裁判の当事者、あるいは2つの選択肢のメリットを天秤にかける時に使います。
versusの意味・例文
前置詞
〜対〜
Against; used to indicate that two teams or people are competing.
Today's match is France versus Brazil.
今日の試合はフランス対ブラジルです。
スポーツの対戦カードを表す最も一般的な使い方です。
The famous case of Brown versus Board of Education changed history.
ブラウン対教育委員会の有名な裁判は歴史を変えました。
裁判の当事者を示す法的な文脈でもよく使われます。
Who will win in a fight, Batman versus Superman?
バットマン対スーパーマン、戦ったらどっちが勝つでしょうか。
架空のキャラクター同士の対決を語る際にも便利です。
〜に対して、〜と比較して
As opposed to; in contrast with.
We should weigh the benefits of renting versus buying a house.
家を借りるか買うかのメリットを比較検討するべきです。
2つの選択肢を天秤にかけるビジネスシーンで頻出します。
The professor discussed the concept of nature versus nurture.
教授は遺伝か環境かという概念について議論しました。
対立する2つの学術的な概念を並べる時に使います。
I prefer traveling by train versus taking a bus.
私はバスに乗るよりも電車で旅行する方が好きです。
日常生活の中でどちらが良いかを比べる時にも使えます。
語源
versus はラテン語の vertere(回す、向ける)の過去分詞である versus(〜の方へ向いて)に由来します。もともとは畑を耕す際の「すきの向きを変えること」を表していましたが、そこから2つのものが「向き合って対立する」という意味に発展しました。同じ vertere を語根に持つ関連語には、reverse(逆にする)があります。
派生語・ファミリー
versusの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
versus は2つのものを並列に置いて比較・対立させ、against は相手への抵抗や敵対の動作を伴い、opposed to は性質や意見が根本的に相反している状態を表します。
よくある間違い
× We played versus them. ○ We played against them. → 動詞 play の後で「〜と対戦する」と言う場合は against を使います。versus は名詞同士を並べる時に使います。
× I am versus this idea. ○ I am against this idea. → 「〜に反対である」と意見を述べる場合は against を使います。versus は2つの概念を比較する前置詞です。
コラム
豆知識
法律用語としての versus には独特のルールがあります。アメリカの裁判の事件名(例:Brown v. Board of Education)では、versus を「v.」と一文字で略すのが伝統的な表記法です。さらに、法廷で読み上げる際は「ヴァーサス」ではなく「アンド」や「アゲインスト」と発音されることもあります。
リアルな使われ方
ネイティブは日常の些細な「究極の選択」を迫る時に A vs B の形をよく使います。例えば「猫派か犬派か」を英語で cats versus dogs と表現し、SNS のアンケートや気軽な議論のテーマとして頻繁に登場します。真面目な対立だけでなく、遊び心のある比較にも使える便利な表現です。
映画・音楽での使われ方
2016年の映画『Batman v Superman: Dawn of Justice(バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生)』では、二大ヒーローの対決が描かれています。タイトルに versus や vs. ではなく法廷劇を思わせる「v」が使われており、2人の深刻な対立と正義を巡るテーマを暗示しています。
イディオム・定型句
遺伝か環境か
“The debate of nature versus nurture continues.”
善対悪
“It is a classic tale of good versus evil.”
質対量
“They discussed quality versus quantity.”
versusを使った会話例
金曜の夕方、オフィスで同僚と
Are you going to watch the big game tonight?
Who is playing?
It is our local team versus the national champions.
That sounds exciting. We are playing against a very strong opponent.
Exactly. It will be a classic match of offense versus defense.
I agree. I love analyzing the team strategies.
Me too. It is always interesting to see skill versus pure power.
I will bring some snacks to your place tonight.
文化的背景
英語圏では日常的に頻出する表現で、表記する際はアメリカ英語では「vs.」とピリオドを打ちますが、イギリス英語では「vs」とピリオドを省略する傾向があります。英米間で大きな意味の差はなく、どちらの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. versus とは?
2つの要素を対立させたり比較したりする前置詞です。『Brazil versus France(ブラジル対フランス)』のように試合の対戦カードや、選択肢を比べる時に使います。
Q. versus と against の違いは?
versus は2つのものを並列に置いて比較・対立させるニュアンスです。一方の against は『fight against them(彼らと戦う)』のように、一方から他方への抵抗や敵対の動作を強調します。
Q. versus は日常会話でどう使いますか?
2つの選択肢を比較する場面でよく使われます。『It is a choice of renting versus buying.(それは賃貸か購入かの選択だ)』のように、メリットやデメリットを比べる時に便利です。
Q. versus は略して書けますか?
はい、一般的に vs. や vs と略されます。『Dogs vs. Cats(犬対猫)』のようにSNSやポスターで頻繁に見かけます。裁判の記録ではさらに短く v. と表記されることもあります。
Q. versus を使った定番のフレーズは?
『nature versus nurture(氏か育ちか)』という表現が有名です。『The documentary explores nature versus nurture.』のように、人間の性質が遺伝か環境のどちらで決まるかを論じる際に使われます。
CHECK QUIZ
Q: 「私はその新しい法律に反対です」の自然な表現は?
Q: 「質と量のどちらを優先するか」を議論する際の定番フレーズは?
Q: 裁判の記録「Smith v. Jones」の v. は通常どう読みますか?