tolerable
- (形)我慢できる、耐えられる
- (形)まずまずの、悪くない
発音のコツ
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tolerable は最初の母音「ɑː」にアクセントを置きます。口を縦に大きく開けて「タァ」と発音してください。続く「lə」と「rə」は力を抜いた曖昧な音(シュワー)にし、「bl」は母音を入れずに唇を閉じてから軽く弾くように音を出します。「トレラブル」とカタカナで平坦に読まないよう、最初のリズムを強調するのがコツです。
コアイメージ
不快なことや困難なことでも、何とか我慢できる範囲内であることがコアイメージです。状況や痛みなどが「完璧ではないが受け入れられる」と言いたい時に使います。
tolerableの意味・例文
形容詞
我慢できる、耐えられる
Capable of being endured or borne.
The pain in my knee is tolerable today.
今日の膝の痛みは我慢できる程度です。
痛みや苦痛が耐えられるレベルであることを表します。
The extreme heat is barely tolerable for these plants.
この猛暑はこれらの植物にとってかろうじて耐えられるレベルです。
環境や気候などの厳しさに耐えうる限界を示します。
The noise from the construction site is still tolerable.
建設現場からの騒音はまだ我慢できる範囲です。
不快な状況が許容限度内であることを伝えます。
まずまずの、悪くない
Acceptable or passable, though not outstanding.
The food at the hotel was tolerable, but nothing special.
ホテルの食事はまずまずでしたが、特別ではありませんでした。
絶賛するほどではないが、及第点を与えられる時に使います。
We reached a tolerable agreement after hours of negotiation.
何時間もの交渉の末、妥協できる合意に達しました。
双方にとって完璧ではないが、受け入れ可能な条件を表します。
The movie was tolerable because my favorite actor was in it.
好きな俳優が出ていたので、その映画はまあまあ見られました。
不満はあるものの、何とか楽しめるレベルの評価を示します。
語源
ラテン語の tolerare(耐える)と、接尾辞 -able(〜できる)から成り立っています。苦痛や困難を「耐えることができる」という成り立ちから、現在の「我慢できる」「許容できる」「まずまずの」という意味に発展しました。同じ語源を持つ関連語には、tolerate(許容する、大目に見る)があります。
派生語・ファミリー
tolerableの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
tolerable は不快だが何とか我慢できる状態を、bearable は苦痛や困難に耐えうる限界を、acceptable は条件や品質が基準を満たし受け入れ可能であることを表します。
よくある間違い
× The movie was tolerable good. ○ The movie was tolerably good. → tolerable は形容詞なので、他の形容詞を修飾できません。「まあまあ良い」と言いたい場合は、副詞形の tolerably を使って修飾するのが正しい文法です。
× I am tolerable of his behavior. ○ I am tolerant of his behavior. → 「〜に寛容である」と人の態度を表す場合は tolerant を使います。tolerable は物事が「我慢できる」状態を指すため、人を主語にするのは不自然です。
コラム
豆知識
語源のラテン語 tolerare(耐える)は、古代ローマ時代から「重荷を背負う」という物理的な意味合いを持っていました。そこから派生した tolerable は、現代でも「心の重荷や苦痛に耐えうる限界」を示す言葉として使われます。医療現場で痛みの程度を尋ねる際にもよく登場する重要な単語です。
リアルな使われ方
ネイティブの日常会話では、The food was tolerable.(食事はまずまずだった)のように、少し皮肉や妥協を含んだニュアンスで使われることがよくあります。「最高ではないけれど、クレームを入れるほどでもない」という微妙な心理状態を的確に表現できる実用的なフレーズです。
映画・音楽での使われ方
ジェーン・オースティンの名作小説『高慢と偏見(Pride and Prejudice)』の中で、ダーシー氏がエリザベスを初めて見た時に「She is tolerable, but not handsome enough to tempt me.」と冷たく評価する有名なセリフがあります。
イディオム・定型句
生活を何とか耐えられるものにする
“Good friends make life tolerable in difficult times.”
何とか我慢できる許容範囲の水準で
“We need to keep the noise at a tolerable level.”
多すぎず許容できるまずまずの量
“He drank a tolerable amount of wine.”
tolerableを使った会話例
月曜の朝、オフィスで同僚と
How was your business trip to the new branch?
It was okay. The long flight was barely tolerable, to be honest.
I can imagine. Was the hotel at least acceptable?
Yes, the room was clean and the breakfast was tolerable.
That's good to hear. Did you reach a compromise with the local team?
We did. We finally agreed on a tolerable schedule for the project.
文化的背景
tolerable はイギリス英語でもアメリカ英語でも同様に使われますが、日常会話では「最高ではないが、悪くはない(not bad)」という控えめな評価を下す際によく好まれます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. tolerable とは?
苦痛や不快な状況が「何とか我慢できる」、あるいは品質が「まずまずの」状態を表す形容詞です。『The pain is tolerable.(痛みは我慢できる)』のように、完璧ではないが許容範囲内である時に使います。
Q. tolerable と tolerant の違いは?
tolerable は物事が「我慢できる・許容できる」状態を表し、tolerant は人が「寛容である・大目に見る」性格や態度を表します。『He is tolerant.(彼は寛大だ)』のように使い分けます。
Q. tolerable は人を主語にして使えますか?
基本的には状況や物事を主語にして使います。人を主語にして『He is tolerable.』と言うと、「彼の存在は何とか我慢できる(=あまり好きではない)」という少しネガティブな響きになります。
Q. tolerable を別の簡単な言葉で言い換えると?
状況に応じて OK や acceptable、passable などに言い換えられます。『The food was tolerable.』は『The food was passable.(食事はまずまずだった)』と同じような意味合いで使えます。
Q. tolerable の名詞形や動詞形は何ですか?
名詞形は tolerance(忍耐力、寛容)、動詞形は tolerate(許容する、我慢する)です。『I cannot tolerate this noise.(この騒音には耐えられない)』のように、セットで覚えておくと便利です。
CHECK QUIZ
Q: 「彼の態度は大目に見るべきだ」の自然な表現は?
Q: 「その映画はまあまあ面白かった」の自然な表現は?
Q: 「The pain is tolerable.」の正しい意味は?