tolerant
- (形)寛容な、許容する
- (形)耐性がある、強い
発音のコツ
▶ 表示する▼ 閉じる
tolerant のアクセントは最初の音節「tɑ́」にあります。口を縦に大きく開けて「タ」と「ト」の中間のような音を出します。続く「lər」は舌を軽く丸めながら力を抜いた曖昧な音にし、最後の「ənt」は鼻から息を抜く「ン」の後に、舌先を歯茎に当てて軽く「ト」と破裂させます。
活用形
- 比較級
- more tolerant
- moreを用いて比較級を作ります
- 最上級
- most tolerant
- mostを用いて最上級を作ります
コアイメージ
異なる意見や不快な状況を否定せずに受け入れることがコアイメージです。自分とは違う価値観を持つ人や、厳しい環境に対して理解や耐性を示したい時に使います。
tolerantの意味・例文
形容詞
寛容な、許容する
willing to accept behavior and beliefs that are different from your own
We should be tolerant of different cultures and religions.
私たちは異なる文化や宗教に対して寛容であるべきです。
他者の価値観を尊重し受け入れる際によく使われます。
The manager is generally tolerant of minor mistakes.
そのマネージャーは細かいミスに対して概して寛容です。
人の失敗や欠点に対して厳しく咎めない態度を表します。
A tolerant society respects the rights of all individuals.
寛容な社会はすべての個人の権利を尊重します。
社会全体が多様性を受け入れる文脈で頻出します。
My parents were not very tolerant of my career choices.
両親は私のキャリアの選択に対してあまり寛容ではありませんでした。
not tolerant と否定形にすることで不満を表せます。
耐性がある、強い
able to survive or operate in difficult conditions
These plants are highly tolerant to drought and heat.
これらの植物は干ばつと熱に対して高い耐性を持っています。
植物や動物が厳しい自然環境に耐えうることを示します。
We need to build a fault-tolerant system for the server.
サーバー用に障害に強いシステムを構築する必要があります。
IT分野で「耐障害性のある」という意味で使われます。
Some people are less tolerant to pain than others.
痛みに弱い(耐性が低い)人もいます。
薬や痛みに対する身体的な強さを表すことができます。
語源
tolerant はラテン語の tolerare(耐える、支える)に由来します。もともとは重い荷物を支えたり苦痛に耐えたりする物理的な意味でしたが、そこから自分とは異なる意見や不快な状況を「受け入れて耐える」という心理的な意味へと発展しました。同じ(支える・運ぶ)の語根を持つ関連語には、translate(翻訳する)があります。
派生語・ファミリー
tolerantの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
tolerant は異なる意見や不快なことを我慢して受け入れ、open-minded は新しい考えを偏見なく歓迎し、lenient は規則や罰に対して寛大で甘いことを表します。
よくある間違い
× He is tolerant about different opinions. ○ He is tolerant of different opinions. → 人や意見に対して寛容であると言う場合、前置詞は about ではなく of を使います。
× We must tolerant each other's differences. ○ We must tolerate each other's differences. → tolerant は形容詞です。動詞として「許容する」と言いたい場合は tolerate を使います。
コラム
豆知識
tolerant の語源であるラテン語の tolerare は、もともと「重い荷物を背負う」という物理的な意味でした。そこから、自分とは異なる意見や文化、少し不快な状況という「心理的な重荷」に耐えて受け入れるという現代の意味に変化しました。
リアルな使われ方
ビジネスシーンやITの分野では、fault-tolerant(フォールトトレラント)という表現がよく使われます。これはシステムの一部に障害が発生しても、全体が停止することなく正常に稼働し続ける「耐障害性」を指す重要な専門用語です。
映画・音楽での使われ方
2016 年のディズニー映画『Zootopia(ズートピア)』は、異なる動物たちが共存する社会を描いており、まさに tolerant な社会のあり方をテーマにしています。多様性を受け入れることの難しさと大切さが作品全体を通して表現されています。
イディオム・定型句
規則違反を一切許容しない
“The school has a zero-tolerant policy on bullying.”
障害が発生しても機能する
“We need a fault-tolerant network architecture.”
広く寛容な
“Our community is broadly tolerant of diverse lifestyles.”
tolerantを使った会話例
金曜の夕方、オフィスで同僚と
The new manager seems very tolerant of flexible working hours.
Yes, he is quite open-minded compared to the previous one.
I agree. He even tolerates remote work on short notice.
That is a relief. The old manager was completely intolerant of any schedule changes.
Exactly. It makes a big difference to work in a tolerant environment.
Definitely. It helps everyone stay motivated and productive.
文化的背景
多民族国家であるアメリカやイギリスなどでは、多様な価値観を尊重する「tolerance(寛容さ)」が非常に重要な社会的テーマとして扱われます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. tolerant とは?
異なる意見や価値観、あるいは不快な状況を否定せずに受け入れることを表す形容詞です。『She is tolerant of different cultures.(彼女は異文化に寛容だ)』のように使います。
Q. tolerant と patient の違いは?
tolerant は「異なる考えや不快な事象を受け入れる」ことに焦点があります。一方の patient は「時間的な遅れや困難に対してイライラせずに待つ」忍耐強さを表し、『Be patient with him.(彼に気長に接して)』のように使います。
Q. tolerant はどんな前置詞と結びつきますか?
意見や人に対する寛容さを表す時は of を使い、『tolerant of mistakes(ミスに寛容)』のように表現します。一方、薬や環境への耐性を表す時は to を使い、『tolerant to cold(寒さに強い)』と表現することが多いです。
Q. tolerant の反対の意味を持つ単語は?
intolerant(不寛容な)が直接の対義語です。偏狭で他者の意見を受け入れない態度を表し、『He is intolerant of opposition.(彼は反対意見に対して不寛容だ)』のように使われます。
Q. tolerant の名詞形と動詞形はどう使い分けますか?
名詞形の tolerance は「寛容さ・耐性」、動詞形の tolerate は「許容する・我慢する」を意味します。『I cannot tolerate this noise.(この騒音は我慢できない)』のように、動詞は不快なものを耐え忍ぶ文脈でよく使われます。
CHECK QUIZ
Q: 「彼は他人のミスに対して寛容だ」の自然な表現は?
Q: 「新しいアイデアを偏見なく歓迎する」のに最適な形容詞は?
Q: 「私は彼の無礼な態度を許容できない」の空欄に入る語は? I cannot [ ] his rude behavior.