thunder
- (名)雷鳴、雷の音
- (名)轟音、大歓声
- (動)雷が鳴る
- (動)怒鳴る、轟音を立てる
発音のコツ
▶ 表示する▼ 閉じる
冒頭の「th」は、上下の歯で舌先を軽く挟み、隙間から息を摩擦させて「ス」と発音する無声音です。続く「u」は日本語の「ア」より口をリラックスさせて短く発音します。最後の「der」は舌先を丸めながら「ダー」と響かせるR音を意識してください。「サンダー」とカタカナ読みにならないよう、最初の摩擦音に特に注意しましょう。
活用形
- 三単現
- thunders
- 進行形(-ing)
- thundering
- 過去形
- thundered
- 過去分詞
- thundered
コアイメージ
空から轟く雷鳴や、それに似た大きな音がコアイメージです。雷の音そのものを指す時や、大声で怒鳴る場面などで使います。
thunderの意味・例文
名詞
雷鳴、雷の音
The loud noise in the sky that you hear after a flash of lightning.
Did you hear the thunder last night?
昨夜の雷鳴を聞きましたか?
稲妻の光ではなく、音そのものを指します。
Heavy rain and thunder are expected tomorrow.
明日は大雨と雷が予想されています。
天気予報でよく使われる定番の表現です。
The delay between lightning and thunder indicates distance.
稲妻と雷鳴の遅れは距離を示しています。
物理的な現象を論理的に説明する文脈です。
轟音、大歓声
A loud, deep noise that sounds like thunder.
We heard the thunder of the waterfall from miles away.
何マイルも離れた場所から滝の轟音が聞こえました。
巨大な自然の音を雷に見立てて表現します。
The thunder of applause filled the stadium.
万雷の拍手がスタジアムを満たしました。
拍手や歓声の大きさを例える際にも使います。
The thunder of the train shook the old house.
電車の轟音が古い家を揺らしました。
乗り物などが発する重低音を表します。
動詞
雷が鳴る
To make the loud noise of thunder.
It is going to thunder soon.
もうすぐ雷が鳴りそうです。
天候を表す it を主語にして使います。
It thundered loudly during the storm.
嵐の間に雷が大きな音で鳴りました。
動詞として使うと音の発生を直接表現できます。
It began to rain and thunder in the afternoon.
午後になって雨が降り、雷が鳴り始めました。
ニュースでも天気の変化を伝える際に使われます。
怒鳴る、轟音を立てる
To shout loudly, or to move making a loud noise.
The manager thundered at the team for their mistake.
マネージャーはミスをしたチームに向かって怒鳴りました。
怒りで大声を出す様子を比喩的に表します。
The heavy trucks thundered down the narrow street.
大型トラックが狭い通りを轟音を立てて走り抜けました。
轟音を立てて移動する様子を描写します。
The general thundered his orders to the soldiers.
将軍は兵士たちに大声で命令を下しました。
威厳を持って大声で指示を出す文脈です。
語源
thunder は、ゲルマン祖語で「雷」や「雷鳴」を意味する *þunraz に由来します。空から響く巨大な音や、その音を司る神を意味する言葉から、現在の「雷鳴」や「轟音」という意味に発展しました。同じ語根を持つ関連語には、北欧神話の雷神トール(Thor)や、木曜日(Thursday)があります。
派生語・ファミリー
thunderの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
thunder は雷やそれに似た大音量を、boom は爆発や衝突による突然の重低音を、rumble は雷や車などが発する持続的な低い音を指します。
よくある間違い
× The thunder struck the tall tree. ○ The lightning struck the tall tree. → thunder は「音」であり、物理的に落ちて被害をもたらす「光」は lightning を使います。
× I heard a big thunder yesterday. ○ I heard a loud clap of thunder yesterday. → thunder は不可算名詞です。1回の雷鳴を数える場合は a clap of を使います。
コラム
豆知識
thunder はゲルマン祖語で「雷」を意味する言葉に由来します。同じ語源から生まれたのが、北欧神話の雷と農耕の神「トール(Thor)」です。マーベル映画のキャラクターとしても有名ですが、木曜日(Thursday)も「トールの日(Thor's day)」に由来しており、雷と深い繋がりがあります。
リアルな使われ方
日常会話でよく使われる steal someone's thunder(手柄を横取りする)は、18世紀の劇作家が舞台用に発明した「雷の音を出す装置」を、他の劇団に盗用された際に叫んだ言葉が語源だと言われています。現在では、他人のアイデアや発表の機会を奪うことを指す定番フレーズです。
映画・音楽での使われ方
アメリカのロックバンド Imagine Dragons の大ヒット曲『Thunder』では、この単語が効果的に使われています。曲中では、雷鳴のように力強く成功を収めるという決意が歌われており、thunder という単語が持つ「圧倒的なエネルギー」や「轟音」のイメージが存分に活かされています。
イディオム・定型句
人の手柄を横取りする、話題をさらう
“He stole my thunder by announcing his engagement.”
非常に怒った険しい顔つき
“The boss walked in with a face like thunder.”
大げさなメロドラマ、血湧き肉躍る
“It was a classic tale of blood and thunder.”
thunderを使った会話例
オフィスの休憩室で同僚と
Did you hear the thunder last night?
Yes, it was so loud! The lightning was bright, too.
I could not sleep at all because it kept thundering until dawn.
Me neither. The rumble actually shook my entire apartment.
I have a big presentation today. I hope my tiredness does not ruin it.
You will do great. Just do not let anyone steal your thunder.
文化的背景
英語圏では、雷の「音(thunder)」と「光(lightning)」を明確に区別して表現します。日本語の「雷が落ちた」は稲妻の光による現象ですが、英語では音である thunder が落ちるとは言いません。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. thunder とは?
雷の音や、それに似た轟音を表す名詞、または雷が鳴ることを表す動詞です。『I am scared of thunder.(雷の音が怖いです)』のように使います。
Q. thunder と lightning の違いは?
thunder は「音」、lightning は「光」を指します。『Thunder follows lightning.(雷鳴は稲妻の後に来る)』のように、光の後に音が聞こえるという使い分けをします。
Q. thunder は数えられますか?
不可算名詞なので、a thunder とは言いません。1回の雷鳴を表す時は『a clap of thunder(一発の雷鳴)』のように数詞を含む定型句で表します。
Q. 雷以外の音にも使えますか?
はい、比喩的に巨大な音や歓声などを表す時に使えます。『the thunder of hooves(馬のひづめの轟音)』のように、地響きがするような大音量に対して用います。
Q. steal someone's thunder とはどういう意味ですか?
誰かの手柄や注目を横取りするという意味のイディオムです。『Don't steal my thunder.(手柄を横取りしないで)』のように、日常会話やビジネスでよく使われます。
CHECK QUIZ
Q: 「雷が木に落ちた」と言う時の自然な表現は?
Q: 「大きな雷鳴が1回聞こえた」と言う時の自然な表現は?
Q: 「Don't steal my thunder.」の意味は?