symptom

  • ()症状
  • ()兆候、しるし
UK/ˈsɪmptəm/

発音のコツ

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symptom は最初の音節「sym」にアクセントを置きます。「シ」と「ス」の中間のような音で「sím」と発音し、続く「p」は唇を閉じて軽く音を止めます。後半の「tom」は「トム」ではなく、力を抜いた曖昧な母音で「təm(タム)」と短く発音します。「シンプトム」と平坦なカタカナ読みにならないよう注意しましょう。

活用形

複数形
symptoms

コアイメージ

表面に現れた病気や問題の兆候がコアイメージです。体調不良を説明する時や、社会的な問題の兆しを指摘する時に使います。

symptomの意味・例文

名詞

可算

症状

A physical or mental feature indicating a condition of disease.

日常会話

I have severe flu symptoms.

インフルエンザの重い症状があります。

体調不良を伝える際の最も一般的な使い方です。

アカデミック

Fever is a common symptom of this infection.

発熱はこの感染症の一般的な症状です。

医学的な事実や特徴を説明する時に使います。

フォーマル

If symptoms persist, consult your doctor immediately.

症状が続く場合は、すぐに医師に相談してください。

薬の注意書きや医療機関の案内でよく見かける表現です。

可算

兆候、しるし

A sign of the existence of something, especially of an undesirable situation.

ニュース

The high crime rate is a symptom of poverty.

高い犯罪率は貧困の兆候です。

社会的な問題が表面化していることを指摘します。

ビジネス

His frequent absence is a symptom of a deeper problem.

彼の頻繁な欠勤は、より深い問題の兆候です。

組織や個人の隠れた問題を推測する際に使われます。

日常会話

Stress is often a symptom of overworking.

ストレスはしばしば働きすぎの兆候です。

根本的な原因から引き起こされる結果を表します。

語源

ギリシャ語の接頭辞 syn-(一緒に)と piptein(落ちる、起こる)が組み合わさった symptoma(降りかかること)が語源です。病気と一緒に発生する出来事という成り立ちから、現在の「症状」や「兆候」という意味に発展しました。同じ syn-(一緒に)を持つ関連語には、sympathy(同情、共感)があります。

派生語・ファミリー

形容詞symptomatic
形容詞asymptomatic

symptomの使い方

よく使う組み合わせ

flu symptoms (インフルエンザの症状)relieve symptoms (症状を和らげる)severe symptoms (重い症状)physical symptoms (身体的症状)a symptom of the problem (問題の兆候)

使い分け

symptom は病気や悪い事態が表面化した兆候であり、sign は目に見える客観的なしるしや証拠であり、indication は状況や事実から何かを示唆する間接的な手がかりです。

Fever is a symptom of the flu.

病気や、背後に潜む悪い事態が表面化した兆候というニュアンスです。

There is no sign of forced entry.

誰の目にも明らかな、客観的なしるしや証拠というニュアンスです。

His smile is an indication of agreement.

ある事実から状況を推測させる、間接的な手がかりというニュアンスです。

よくある間違い

× The symptom of the fire is unknown. ○ The cause of the fire is unknown. → symptom は結果の兆候です。原因を表す場合は cause を使います。

× I have a cold symptom. ○ I have cold symptoms. → 風邪などの症状は複数あることが多いため、通常は複数形を使います。

コラム

豆知識

symptom はもともと「偶然起こること」を意味していましたが、医学の発展とともに「病気に伴って起こる現象」に意味が限定されていきました。現在では医学用語の枠を超え、経済や社会の不調を表す際にも使われます。病気の症状も社会問題も、根本に潜む原因が表面化したものという共通点があります。

リアルな使われ方

病院で医師が診察を始める時、「What are your symptoms?(どのような症状ですか?)」と尋ねるのが定番の実用フレーズです。これに対して「I have a fever(熱があります)」のように具体的に答えます。海外で病院にかかる際、必ず耳にする重要な表現です。

映画・音楽での使われ方

人気医療ドラマ『グレイズ・アナトミー(Grey's Anatomy)』などでは、医師たちが患者の symptoms を並べて病名を推理するシーンが頻繁に登場します。ただの頭痛だと思っていた symptom が、実は重大な病気のサインだったという展開は、医療作品の定番のストーリーです。

イディオム・定型句

定型句treat the symptoms, not the cause

対症療法をする

They only treat the symptoms, not the cause.

定型句relieve the symptoms

症状を和らげる

This medicine will relieve the symptoms.

定型句present with symptoms

症状を呈する

The patient presented with severe symptoms.

symptomを使った会話例

月曜の朝、オフィスで同僚と

A

You don't look well. Do you have cold symptoms?

B

Yes, I have a headache and a sore throat.

A

That's a bad sign. You should go home and rest.

B

I think it is just a symptom of overworking.

A

Still, you need to relieve the symptoms before they get worse.

B

You are right. I will take the afternoon off.

文化的背景

欧米では体調不良の際、単に「I'm sick」と言うだけでなく、具体的な symptoms(症状)を詳しく伝えることが一般的です。職場や学校を休む際にも、どのような症状があるかを説明するとより説得力が増します。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。

よくある質問

Q. symptom とは?

病気や悪い事態の表面的な兆候のことです。『He has mild symptoms.(彼は軽い症状がある)』のように、医療の文脈でよく使われます。

Q. symptom は病気以外にも使えますか?

はい、社会や組織の「悪い問題の兆候」という意味でも使えます。『This is a symptom of a larger issue.(これはより大きな問題の兆候だ)』のように、根本的な問題を示唆する時に使います。

Q. symptom と disease の違いは?

disease は「病気そのもの」を指し、symptom はその病気が引き起こす「症状」を指します。『Fever is a symptom of the disease.(発熱はその病気の症状だ)』と使い分けます。

Q. symptom を簡単な言葉で言い換えると?

日常会話では sign がよく使われます。『It is a sign of a cold.(それは風邪の兆候だ)』のように言うと、より平易でカジュアルな響きになります。

Q. symptom の形容詞形は?

symptomatic(症状を示す)です。否定の接頭辞を付けた asymptomatic(無症状の)も頻出します。『He was completely asymptomatic.(彼は完全に無症状だった)』のように使います。

CHECK QUIZ

Q: 「ドアがこじ開けられた『形跡』がない」の自然な表現は?

Q: 「This crime is a symptom of poverty.」における symptom の意味は?

Q: 「彼はウイルスに感染していたが『無症状』だった」の空所に入る語は? He was completely ( ).