sting

  • (動)刺す、ヒリヒリ痛む
  • (動)傷つける、心を刺す
  • (名)刺し傷、鋭い痛み
  • (名)おとり捜査
UK/stɪŋ/

発音のコツ

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sting の発音は /stɪŋ/ です。最初の「st」は息を鋭く吐きながら子音だけで繋げます。母音の /ɪ/ は日本語の「イ」より口をリラックスさせ、短く発音します。最後の /ŋ/ は鼻から息を抜く鼻音で、はっきりと「グ」と発音せずに喉の奥で音を止めるのが自然に聞こえるコツです。

活用形

三単現
stings
進行形(-ing)
stinging
過去形
stung
過去分詞
stung
複数形
stings

コアイメージ

針やトゲなどの鋭いものでチクッと刺して痛みを与えることがコアイメージです。虫に刺された物理的な痛みのほか、言葉によって心が傷ついた時など、鋭い痛みを表現したい時に使います。

stingの意味・例文

動詞

transitive / intransitive

刺す、ヒリヒリ痛む

To pierce or wound painfully with a sharp point or poison.

日常会話

The jellyfish stung him while he was swimming.

クラゲは彼が泳いでいる間に彼を刺しました。

→

海洋生物や虫が毒針などで刺すことを表します。

日常会話

My eyes are stinging from the smoke.

煙で目がヒリヒリします。

→

煙や薬品などで身体の一部が痛む自動詞の用法です。

アカデミック

Some plants can sting you if you touch them.

触ると刺してくる植物もあります。

→

トゲや毒を持つ植物の性質を説明する際に使われます。

SNS・カジュアル

Be careful, that insect might sting.

気をつけて、その虫は刺すかもしれないよ。

→

日常的に危険を知らせる際によく使われる表現です。

transitive / intransitive

傷つける、心を刺す

To cause someone to feel a sharp emotional pain.

日常会話

His harsh words really stung me.

彼の厳しい言葉は本当に私の心を刺しました。

→

批判や皮肉などで精神的なショックを受けた時に使います。

ニュース

The team is still stinging from the unexpected defeat.

チームは予期せぬ敗北の痛手からまだ立ち直っていません。

→

敗北や失敗による精神的な痛みを表現します。

SNS・カジュアル

It stings to know that I was not invited.

招待されなかったと知って心が痛みます。

→

It stings to do の形で、〜して辛いという感情を表せます。

名詞

countable / uncountable

刺し傷、鋭い痛み

A small but painful wound caused by an insect or plant.

日常会話

Apply this cream to the bee sting.

蜂の刺し傷にこのクリームを塗ってください。

→

虫の刺し傷という具体的な名詞として使われます。

フォーマル

He felt a sharp sting in his shoulder.

彼は肩に鋭い痛みを感じました。

→

チクッとする物理的な痛みの感覚そのものを指します。

日常会話

The lotion takes the sting out of sunburn.

そのローションは日焼けのヒリヒリ感を和らげます。

→

炎症によるヒリヒリとした痛みを表すことができます。

可算

おとり捜査

A deceptive operation designed to catch a person committing a crime.

ニュース

The police arrested the gang in a sting.

警察はおとり捜査でそのギャングを逮捕しました。

→

犯罪者を罠にかける捜査手法を指す名詞です。

ニュース

He was caught in an FBI sting operation.

彼はFBIのおとり捜査で捕まりました。

→

sting operation の形でニュース頻出の表現です。

ビジネス

They set up a sting to catch the hackers.

彼らはハッカーを捕まえるためにおとり捜査を仕掛けました。

→

set up a sting で「おとり捜査を仕掛ける」となります。

語源

sting は古英語の stingan(刺す、突き刺す)に由来しています。鋭いものでチクッと刺して痛みを与えるという成り立ちから、現代の「刺す」「ヒリヒリ痛む」という意味に発展しました。同じゲルマン語系の語根を持つ関連語には、棒や杖を意味する stick(突き刺す、くっつく)があります。

派生語・ファミリー

名詞stinger
形容詞stinging

stingの使い方

よく使う組み合わせ

feel a sting (痛みを感じる)a bee sting (蜂の刺し傷)sting the eyes (目にしみる)take the sting out of (〜の痛みを和らげる)a sting operation (おとり捜査)

使い分け

sting は毒針やトゲで刺して鋭い痛みを与えること、bite は歯やあごを使って噛み付くこと、prick は針やピンなどの極めて細く尖ったもので表面を軽くチクッと刺すことを表します。

“A bee will sting you if it feels threatened.”

→ 毒針で刺してヒリヒリとした痛みを与えるニュアンスです。

“Be careful, that dog might bite.”

→ 歯を使って物理的に噛み付くニュアンスです。

prick

“The nurse will prick your finger for a blood test.”

→ 表面に小さな穴を開ける程度に軽く刺すニュアンスです。

よくある間違い

× A mosquito stung me last night. ○ A mosquito bit me last night. → 蚊は血を吸うために口吻(口)を刺すため、英語では sting ではなく bite を使います。

× A bee bit me on the arm. ○ A bee stung me on the arm. → 蜂やサソリなど、口ではなく尾などの毒針で攻撃する場合は bite ではなく sting を使います。

コラム

豆知識

警察の「おとり捜査」を意味する sting operation は、1973 年の大ヒット映画『スティング』で詐欺師たちがターゲットを騙す鮮やかな手口が描かれたことから一般に定着したと言われています。もともとはターゲットを「チクッと刺す(騙す)」という裏社会の隠語でした。

リアルな使われ方

日常会話では、予想外に高い買い物をした時や法外な料金を請求された時に「I got stung for $100.(100 ドルもぼったくられた)」のように使われます。財布に対する痛みを、虫に刺された鋭い痛みに例えたユーモアのある実用的な表現です。

映画・音楽での使われ方

1983 年にリリースされたポリス(The Police)の名曲『Every Breath You Take』を歌うフロントマンの Sting(スティング)は、世界的に有名なミュージシャンです。彼の芸名は、若い頃に黄色と黒の縞模様のセーターを着ていて「蜂みたいだ」と言われたことに由来しています。

イディオム・定型句

イディオムa sting in the tail

思いがけない不快な結末

“The story has a sting in the tail.”

イディオムtake the sting out of

〜の痛みを和らげる

“The apology took the sting out of his words.”

定型句a sting operation

おとり捜査

“The mayor was caught in a sting operation.”

stingを使った会話例

夏のキャンプ場で友人と

A

Ouch! Something just stung my leg.

B

Are you okay? Was it a bee or a mosquito?

A

I think it was a bee. The sting is really starting to hurt.

B

Let me get some ice to soothe the pain.

A

Thanks. I hope it doesn't swell up too much.

B

Keep an eye on it. If it gets worse, we will go to the doctor.

文化的背景

英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。英語では虫刺されの表現が厳密に区別されており、蜂やサソリ、クラゲなど毒針や触手を使って痛みを与える場合は sting、蚊やダニなど口を使って血を吸う場合は bite を使うのが一般的です。

よくある質問

Q. sting とは?

針やトゲで刺して痛みを与えることや、その痛みを表します。『A bee tried to sting me.(蜂が私を刺そうとした)』のように、物理的・心理的な鋭い痛みを表現します。

Q. 蚊に刺された時は sting を使いますか?

いいえ、蚊に刺された場合は bite を使います。『I got a mosquito bite.(蚊に刺された)』のように、口を使って血を吸う虫には bite を使うのが一般的です。

Q. 物理的な痛み以外にも使えますか?

はい、言葉による心の痛みや、高い代金を払わされた時の痛みにも使えます。『His criticism really stung me.(彼の批判は本当にこたえた)』のように、精神的なショックを表現できます。

Q. sting の過去形・過去分詞形は?

過去形・過去分詞形ともに stung になります。『I was stung by a jellyfish.(クラゲに刺された)』のように、受動態で使われる頻度が非常に高い不規則動詞です。

Q. 警察の「おとり捜査」を英語で何と言いますか?

sting operation と言います。『The police conducted a sting operation.(警察はおとり捜査を行った)』のように、ニュースや犯罪ドラマでよく耳にする定番フレーズです。

CHECK QUIZ

Q: 「昨夜、蚊に腕を刺された」の自然な表現は?

Q: ニュースで「The FBI conducted a sting.」と聞こえました。意味は?

Q: 「クラゲに刺された」の正しい英語表現は?