seep
- (動)滲み出る、漏れる
- (動)徐々に浸透する、広まる
発音のコツ
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seep は「シープ」ではなく、息を摩擦させる「s」の音から始めます。母音の「ee(iː)」は口を横にしっかり引き、長めに「イー」と発音してください。最後の「p」は唇を閉じてから息だけで「プ」と軽く破裂させ、母音を入れないのがコツです。同じ長母音を持つ sheep(羊)の「sh(ʃ)」と混同しないよう、舌先を歯茎に近づけて鋭い「s」を出しましょう。
活用形
- 三単現
- seeps
- 進行形(-ing)
- seeping
- 過去形
- seeped
- 過去分詞
- seeped
コアイメージ
液体や気体が小さな隙間からゆっくりと漏れ出ることがコアイメージです。水漏れや、感情・考えが徐々に浸透していく様子を表す時に使います。
seepの意味・例文
動詞
滲み出る、漏れる
To flow or leak slowly through porous material or small holes.
Water began to seep through the roof.
水が屋根から滲み出始めました。
雨水などがじわじわと浸透してくる様子を表します。
Gas was seeping out of the broken pipe.
壊れたパイプからガスが漏れ出ていました。
気体が少しずつ漏れ出す状況にも使えます。
The toxic chemicals seeped into the soil.
有毒な化学物質が土壌に染み込みました。
環境汚染の文脈で非常によく使われる表現です。
徐々に浸透する、広まる
To move or spread gradually into a place or a group of people.
Fear started to seep into his mind.
恐怖が彼の心に徐々に染み込み始めました。
感情が心にじわじわと広がっていく比喩表現です。
The new technology slowly seeped into the mainstream.
その新技術はゆっくりと主流に浸透しました。
新しい概念や技術が社会に広まる様子を描写します。
Doubt seeped through the team after the loss.
敗北後、チーム全体に疑念が広がりました。
目に見えない雰囲気が集団に行き渡ることを示します。
語源
seep は、古英語で「浸透する」を意味する sīpian を語源としています。液体が少しずつ隙間を通り抜けていくという成り立ちから、現在の「滲み出る」という意味に発展しました。同じゲルマン語系の語源を持ち、液体を少しずつ取り込むイメージを共有する関連語には、sip(少しずつ飲む)があります。
派生語・ファミリー
seepの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
seep は液体や気体が隙間からゆっくり滲み出る様子を、leak は容器の穴などから意図せず漏れる状態を、ooze は泥や血などの粘り気のある液体がじわじわと出る様子を表します。
よくある間違い
× The broken pipe seeped gas. ○ Gas seeped from the broken pipe. → seep は自動詞なので、漏れ出るもの(液体や気体)を主語にして使います。
× Water seeped from the broken dam. ○ Water gushed from the broken dam. → seep はゆっくりと滲み出る様子を表すため、勢いよく噴き出す場合には gush や pour を使います。
コラム
豆知識
seep はもともと水や泥がじわじわと浸透する物理的な現象を指す言葉でしたが、現代では「情報が漏れる」という意味でも使われます。スパイ映画などで機密情報が少しずつ外部に漏れ出す様子は、まさに水が隙間から滲み出るイメージと重なります。
リアルな使われ方
ネイティブは、疲れや寒さが体にじわじわと伝わってくる時に seep を使います。例えば「The cold seeped into my bones.(寒さが骨身に染みた)」という表現は、冬の厳しい寒さを伝える日常的なフレーズとしてよく使われます。
映画・音楽での使われ方
SF 映画やホラー作品では、未知の気体やスライム状の物質がドアの隙間から「seep」してくる描写が定番です。映画『ゴーストバスターズ(Ghostbusters)』シリーズでも、霊的なエネルギーであるピンク色のスライムが地下からじわじわと滲み出てくる不気味なシーンがあります。
イディオム・定型句
主流に浸透する
“Indie music has seeped into the mainstream.”
(寒さなどが)骨身に染みる
“The winter cold seeped into his bones.”
seepを使った会話例
月曜の朝、オフィスで同僚と
Did water seep through the ceiling after the rain this weekend?
Yes, a little bit of water was seeping from the corner.
You should fix it soon, or it might leak all over the walls.
I agree. I called a repair company this morning.
Good. You want to fix it before anxiety seeps into your mind.
Exactly. I hope the damage does not get any worse.
文化的背景
英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。環境問題のニュースでは、化学物質やオイルが土壌や地下水に「seep into(染み込む)」という表現が頻繁に登場し、深刻な汚染を伝えるキーワードとして認識されています。
よくある質問
Q. seep とは?
液体や気体が小さな隙間からゆっくりと滲み出ることです。『Water began to seep through the ceiling.(水が天井から滲み出始めた)』のように使います。
Q. seep と leak の違いは?
seep は細かな隙間からじわじわと浸透する様子に焦点が当たります。一方の leak は『The pipe is leaking.(パイプが水漏れしている)』のように、本来閉じられているべき容器の穴から漏れる事実に焦点を当てます。
Q. seep は感情に対しても使えますか?
はい、恐怖や疑念などの感情が徐々に心に広がる様子を表現できます。『Fear seeped into his mind.(恐怖が彼の心に染み込んだ)』のように、目に見えないものが浸透する比喩としてよく使われます。
Q. seep into the soil とはどういう意味ですか?
環境問題の文脈でよく見られる表現で、「土壌に染み込む」という意味です。『Toxic chemicals seeped into the soil.』のように、汚染物質が地下に浸透していく深刻な状況を描写する際に頻出します。
Q. seep の名詞形は何ですか?
名詞形は seepage(浸透、漏出)です。『We need to stop the water seepage.(水漏れを止める必要がある)』のように、漏れ出た液体そのものや、漏れる現象を指す専門的な用語として使われます。
CHECK QUIZ
Q: 「粘り気のある泥が傷口からじわじわと出た」という場面に合う動詞は?
Q: 「有毒な化学物質が土壌に染み込んだ」の自然な表現は?
Q: 「Doubt began to seep into the team.」の意味として最も適切なものは?