preferable
- (形)より好ましい、ましな
発音のコツ
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preferable のアクセントは最初の「pre」にあります。下唇を軽く噛んで「レ」と強く発音し、続く「fer」は曖昧な音で弱く流します。「プリファーラブル」と「ファ」を強く発音するのは日本人に多い間違いです。アメリカ英語では「プレファラブル」のように3音節に近いリズムで発音すると自然に聞こえます。
コアイメージ
他の選択肢と比べて、より良い、またはより望ましい状態であることがコアイメージです。複数の選択肢がある中で、どちらかと言えばこちらの方が良いと客観的に伝えたい時に使います。
preferableの意味・例文
形容詞
より好ましい、ましな
being more desirable, suitable, or pleasing than something else
Early morning meetings are preferable to late night ones.
深夜の会議より早朝の会議の方が好ましいです。
preferable to 〜 で「〜より好ましい」という比較を表します。
It is preferable that you arrive ten minutes early.
10分早く到着していただくのが望ましいです。
It is preferable that 〜 の構文で丁寧な提案ができます。
This method is preferable because it yields more accurate results.
より正確な結果が得られるため、この手法の方が好ましいです。
論文などで客観的な理由を添えて選択肢を推奨する際に使います。
A quiet room is preferable for my study.
静かな部屋の方が私の勉強には好ましいです。
比較対象を明示せず、単独で「好ましい」と伝えることもできます。
語源
preferable は、ラテン語の接頭辞 prae-(前に)と ferre(運ぶ)、そして接尾辞 -able(〜できる)から成り立っています。他のものより「前に運んで選ぶことができる」、つまり優先して選ぶ価値があるという成り立ちから、現在の「より好ましい」という意味に発展しました。同じ ferre(運ぶ)の語根を持つ関連語には、transfer(移動させる)があります。
派生語・ファミリー
preferableの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
preferable は複数の選択肢を比較して客観的に優れていることを、desirable はそれ単独で望ましい価値があることを、better は日常会話で主観的かつ直感的な良さを表します。
よくある間違い
× This option is preferable than the other. ○ This option is preferable to the other. → preferable は「〜より」を表す際に than ではなく to を使います。単語自体に比較の意味が含まれているためです。
× This plan is more preferable. ○ This plan is preferable. → preferable 自体に「より好ましい」という意味が含まれているため、more を付けるのは二重表現になり不自然です。
コラム
豆知識
preferable は、動詞 prefer(好む)に可能を表す接尾辞 -able が結びついた単語です。ラテン語の「前に運ぶ」というイメージから、複数の選択肢を目の前に並べ、その中から最も良いものを「選び出せる」というニュアンスが生まれました。単なる好き嫌いではなく、理由に基づいた選択を表します。
リアルな使われ方
ネイティブはビジネスメールで、相手に何かを依頼する際に It is preferable to 〜(〜していただけると好ましいです)という表現をよく使います。You must 〜(〜しなければならない)と言うよりも響きが柔らかく、プロフェッショナルな印象を与える実用的なフレーズです。
映画・音楽での使われ方
SF映画『マトリックス(The Matrix)』などのディストピア作品では、厳しい現実と心地よい仮想現実のどちらが preferable(好ましい)かという哲学的な問いがよく描かれます。究極の選択を迫られる場面で、この単語が持つ「比較して選ぶ」という本質的な意味が際立ちます。
イディオム・定型句
〜する方が好ましい
“It is preferable to book your tickets in advance.”
はるかに好ましい
“A peaceful life is infinitely preferable to a stressful one.”
〜する方が好ましいと思う
“I find it preferable to work in a quiet environment.”
preferableを使った会話例
水曜の午後、会議室でプロジェクトの進め方について
Should we schedule the meeting for Thursday or Friday?
Friday is preferable since we need more time to prepare.
I agree. It is highly preferable to have all the data ready.
Exactly. Is a morning slot better for you?
Yes, morning is preferable to afternoon for me.
Great. I will send out the invitations shortly.
Thanks. I find it preferable to finalize these things early.
Me too. Let's get it done.
文化的背景
preferable は客観的で丁寧な響きを持つため、ビジネスやフォーマルな場面で好まれます。相手に直接的な指示を出すのを避け、「〜する方が望ましい」と柔らかく提案する際に非常に便利な単語です。英米間で使い方に大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. preferable とは?
複数の選択肢の中で、より良い、またはより望ましいことを表す形容詞です。『A direct flight is preferable.(直行便の方が好ましい)』のように、客観的な選択を伝える際に使います。
Q. preferable と prefer の違いは?
prefer は「〜の方を好む」という主観的な感情を表す動詞です。一方の preferable は「より好ましい」という客観的な状態を表す形容詞であり、『This method is preferable.(この手法の方が好ましい)』のように使います。
Q. preferable の後に続く前置詞は?
比較対象を示す場合は than ではなく to を使います。『Tea is preferable to coffee.(コーヒーより紅茶の方が好ましい)』のように、A is preferable to B の形で使う点に注意が必要です。
Q. preferable に more は付けられますか?
基本的に more は付けません。preferable 自体に「より好ましい」という比較の意味がすでに含まれているためです。『This option is preferable.(こちらの選択肢の方が好ましい)』とするだけで十分にニュアンスが伝わります。
Q. preferable をカジュアルに言い換えると?
日常会話では better に言い換えるのが自然です。『It is preferable to leave early.』という文は、カジュアルな場面では『It is better to leave early.(早く出発する方が良い)』と言うと親しみやすくなります。
CHECK QUIZ
Q: 「それ自体に価値があり望ましい」状態を表す形容詞は?
Q: 「電車より車で行く方が好ましい」の自然な表現は?
Q: 「It is highly preferable.」のニュアンスは?