own
- (形)自分自身の、特有の
- (動)所有する
- (動)認める、白状する
発音のコツ
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own の発音は /oʊn/ です。カタカナの「オン」と短く切るのではなく、「オゥン」と二重母音を意識してください。口を丸めて「オ」と発音した後、唇をすぼめながら「ウ」へと滑らかに変化させます。最後に舌先を上の歯茎の裏側にしっかり当てて「ン」と鼻から音を抜くと、ネイティブらしい響きになります。
活用形
- 三単現
- owns
- 進行形(-ing)
- owning
- 過去形
- owned
- 過去分詞
- owned
コアイメージ
他人のものではなく、自分自身に完全に属していることがコアイメージです。自分だけのものだと強調したり、所有権を明確にしたい時に使います。
ownの意味・例文
形容詞
自分自身の、特有の
belonging to or done by a particular person or thing.
I want to have my own room someday.
いつか自分自身の部屋を持ちたいです。
所有格(my, hisなど)の直後に置いて所有を強調します。
She started her own company five years ago.
彼女は5年前に自分自身の会社を立ち上げました。
独立して事業を始める際によく使われる表現です。
He has his own way of doing things.
彼には彼特有のやり方があります。
物や財産だけでなく、やり方やスタイルにも使えます。
動詞
所有する
to have something that legally belongs to you.
Do you own this beautiful house?
あなたはこの美しい家を所有しているのですか?
法的な所有権を持っていることを明確に示します。
Our company owns several patents in this field.
我が社はこの分野でいくつかの特許を所有しています。
不動産や特許などの重要な財産を持つ時に適しています。
The government owns the majority of the shares.
政府が株式の過半数を所有しています。
権利や資産を誰が保持しているかを報じる際に頻出します。
認める、白状する
to admit that you are responsible for something.
He finally owned up to his mistake.
彼はついに自分の過ちを認めました。
own up to で「過ちや責任を認める」という句動詞になります。
You must own your flaws to grow.
成長するためには自分の欠点を認めなければなりません。
自分の弱さや事実を受け入れるという精神的な用法です。
The suspect owned that he had stolen the money.
容疑者は自分がお金を盗んだことを白状しました。
that節を伴って「〜という事実を認める」と表現できます。
語源
own の語源は、古英語の「āgen(所有された、自身の)」に由来します。これは動詞「āgan(持つ)」の過去分詞形でした。自分が手に入れて完全に属している状態から、「自分自身の」「所有する」という意味に発展しました。同じ語根を持つ関連語には、owe(借りている、義務がある)があります。
派生語・ファミリー
ownの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
own は法的な所有権を明確にして自分のものだと強調し、possess は物理的な保持や特別な能力・性質を備えていることを表し、have は最も一般的に「持っている」という状態を幅広く指します。
よくある間違い
× I have own car. ○ I have my own car. → own を形容詞として使う時は、必ず my や his などの所有格を直前に置きます。
× He owns to his mistake. ○ He owns up to his mistake. → 自分の過ちを認める場合は、own to ではなく own up to という句動詞を使います。
コラム
豆知識
古英語の「āgan」から派生した own は、実は owe(借りている)と同じ語源を持っています。かつては「持つべきものを持っている」という義務や責任のニュアンスがありましたが、時代とともに「完全に自分のもの」という所有の概念に特化していきました。言葉の歴史を感じさせる興味深い事実です。
リアルな使われ方
ネイティブは「I saw it with my own eyes.(自分の目で見たんだ)」のように、my eyes ではなく my own eyes と言って事実を強調します。「人から聞いたのではなく、間違いなく私が体験した」という強い確信や驚きを伝えたい時に、日常会話で頻繁に使う実用的なテクニックです。
映画・音楽での使われ方
ヴァージニア・ウルフの有名なエッセイ『A Room of One's Own(自分だけの部屋)』は、女性が自立して創作活動を行うためには経済的独立と自分専用の空間が必要だと説いた歴史的傑作です。このタイトルに含まれる one's own は、精神的・物理的な自立の象徴として現代でも広く引用されています。
イディオム・定型句
自分の運命は自分で切り開くものだ
“Remember that every man is the architect of his own fortune.”
一人で、独力で
“She raised three children on her own.”
他人のことに干渉しない、余計なお世話だ
“Just mind your own business and leave me alone.”
持ちこたえる、引けを取らない
“He can hold his own in any debate.”
ownを使った会話例
新規事業の打ち合わせで
I heard you are going to start your own business.
Yes, I finally decided to work on my own.
That is amazing. Will you use a shared office?
No, I actually own a small building downtown.
Wow! You already possess everything you need to succeed.
Well, I still have a lot to learn, but I am excited.
文化的背景
欧米文化では、自立や個人の所有権が強く尊重されます。「a room of one's own(自分だけの部屋)」や「start one's own business(起業する)」という表現には、他人に依存せず自立するというポジティブな価値観が含まれます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. own とは?
他人のものではなく、自分自身に完全に属していることを表す単語です。『I want my own room.(自分だけの部屋が欲しい)』のように、所有権や独立性を強調する場面でよく使われます。
Q. own と possess の違いは?
own は家や車など法的な所有権を持つことを強調します。一方の possess は『possess a special skill(特別なスキルを備えている)』のように、能力や性質を持っていることを表す際によく使われます。
Q. on my own と by myself の違いは?
どちらも「ひとりで」という意味ですが、on my own は「他人の助けを借りずに(自立して)」というニュアンスが強くなります。『I fixed the car on my own.』のように、独力で達成したことを強調できます。
Q. 「過ちを認める」を own を使って言うと?
句動詞の own up to を使って表現できます。『He finally owned up to his mistake.(彼はついに自分の過ちを認めた)』のように、責任を受け入れて白状する場面で使われる自然な表現です。
Q. mind your own business とはどういう意味ですか?
直訳すると「自分の仕事(問題)を気にしろ」となり、「大きなお世話だ」「干渉するな」という強い拒絶を表す決まり文句です。『Mind your own business.』は相手の詮索をピシャリと跳ね除ける時に使います。
CHECK QUIZ
Q: 「彼女は独力でその問題を解決した」の自然な表現は?
Q: 「彼は優れたリーダーシップを備えている」に最適な動詞は?
Q: 「私は自分の車を持っています」の正しい英語は?