monsoon

  • ()季節風、モンスーン
  • ()雨季、豪雨
UK/mɑnˈsun/

発音のコツ

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monsoon は後半の「soon」にアクセントを置きます。最初の「mon」の母音は口をリラックスさせて短く「ア」と発音し、「マン」のように響かせます。後半の「soon」は唇を丸めてしっかり突き出し、「ウー」と長く伸ばしながら発音するのがポイントです。平坦なカタカナ読みにならないよう注意しましょう。

活用形

複数形
monsoons

コアイメージ

特定の季節に吹く風や、それがもたらす大雨がコアイメージです。主にアジア地域における雨季や豪雨について話す時に使います。

monsoonの意味・例文

名詞

可算

季節風、モンスーン

A seasonal prevailing wind in the region of South and Southeast Asia.

アカデミック

The summer monsoon blows from the southwest.

夏の季節風は南西から吹きます。

地理や気象学において風そのものを指す専門的な使い方です。

ニュース

The winter monsoon brings cold air to the region.

冬のモンスーンはその地域に冷たい空気を運びます。

季節によって風向きが変わる現象を説明しています。

日常会話

The monsoon consists of a series of wet winds.

モンスーンは一連の湿った風で成り立っています。

風の性質を客観的に表現する際に使われます。

countable / uncountable

雨季、豪雨

The rainy season accompanying the wet monsoon, or the heavy rain itself.

日常会話

It rained heavily during the monsoon.

モンスーンの時期には激しい雨が降りました。

風ではなく、雨が続く時期(雨季)を指す一般的な用法です。

ニュース

The late monsoon caused severe damage to the crops.

遅れた雨季が農作物に深刻な被害をもたらしました。

雨季の到来時期が社会に与える影響を報じる際に頻出します。

ビジネス

Construction will pause until the monsoon passes.

モンスーンが過ぎるまで建設工事は一時中断されます。

大雨の期間を避けて計画を立てる文脈で使われます。

語源

monsoon の語源は、アラビア語で「季節」を意味する mawsim です。アラビア海で半年ごとに風向きが変わる季節風を指していたこの言葉が、ポルトガル語やオランダ語を経て英語に取り入れられました。特定の季節に吹く風という成り立ちから、現在ではそれがもたらす「大雨」や「雨季」そのものを指す意味へと発展しました。

派生語・ファミリー

形容詞monsoonal

monsoonの使い方

よく使う組み合わせ

the monsoon season (モンスーンの季節)monsoon rains (モンスーンの雨)the summer monsoon (夏の季節風)bring the monsoon (モンスーンをもたらす)heavy monsoon (激しいモンスーン)

使い分け

monsoon は季節的に吹く風やそれに伴う長期間の雨季を、typhoon は北西太平洋で発生する熱帯低気圧を、hurricane は大西洋や北東太平洋で発生する熱帯低気圧を指します。

The monsoon brings months of heavy rain.

特定の季節に長期間続く風や雨のニュアンスです。

A powerful typhoon is approaching Japan.

アジア周辺で発生する突発的で激しい暴風雨のニュアンスです。

The hurricane caused massive damage in Florida.

アメリカ周辺などで発生する熱帯低気圧のニュアンスです。

よくある間違い

× We had a monsoon yesterday. ○ We had heavy rain yesterday. → monsoon は数か月にわたる季節風や雨季を指すため、単発の雨には heavy rain などを使いましょう。

× The monsoon is a sudden storm. ○ The monsoon is a seasonal wind. → monsoon は突発的な嵐ではなく、特定の季節に毎年吹く風やそれに伴う雨季のことです。

コラム

豆知識

語源であるアラビア語の mawsim は、もともと「季節」や「祭り」を意味する言葉でした。昔のアラブの船乗りたちは、この季節風を巧みに利用してインド洋を横断し、広範囲で交易を行っていました。風が単なる気象現象にとどまらず、人々の文化や経済を海を越えてつないできた歴史を感じさせる言葉です。

リアルな使われ方

日常会話では、the monsoon season(モンスーンの季節)という形で「雨季」を指すのが一般的です。インドや東南アジアに住むネイティブ、あるいは旅行者の間では、「モンスーンが始まった」という会話が季節の挨拶のように交わされます。現地の生活に密着した実用的な表現です。

映画・音楽での使われ方

2001年のインド映画『モンスーン・ウェディング(Monsoon Wedding)』は、雨季のニューデリーを舞台に、結婚式に集まる親族の人間模様を描いた名作です。インドにおけるモンスーンが、人々の生活や感情、そして文化にどれほど密接に関わっているかがよく分かる作品です。

イディオム・定型句

定型句monsoon season

雨季、モンスーンの季節

We should travel before the monsoon season starts.

定型句monsoon rains

モンスーンによる大雨

The monsoon rains flooded the streets.

monsoonを使った会話例

旅行の計画について友人と

A

I am planning a trip to Southeast Asia in July.

B

You should be careful. July is right in the middle of the monsoon season.

A

Does that mean it will rain every day?

B

Yes, the monsoon rains can be quite heavy and last for hours.

A

I see. Maybe I should go during the dry season instead.

B

That is a better idea. A typhoon could also ruin your summer plans.

文化的背景

アジア地域、特にインドにおいては、モンスーンは農業や経済に直結する非常に重要な気象現象です。恵みの雨であると同時に、洪水などの甚大な災害を引き起こす原因にもなるため、現地のニュースでは毎年大きく報じられます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。

よくある質問

Q. monsoon とは?

特定の季節に吹く風や、それがもたらす大雨・雨季のことです。『The monsoon season starts in June.(モンスーンの季節は6月に始まります)』のように、アジア地域の気象を説明する際に頻出します。

Q. monsoon と typhoon の違いは?

monsoon は数か月続く季節風や雨季を指すのに対し、typhoon は短期間で通過する激しい熱帯低気圧(台風)を指します。『The typhoon passed quickly.』のように、台風は一時的な災害として扱われます。

Q. monsoon はどの地域でよく使われますか?

主にインドや東南アジアなど、季節によって風向きが大きく変わる地域の気象について話す時に使います。『India relies heavily on the monsoon.(インドはモンスーンに大きく依存しています)』のように表現します。

Q. monsoon の「雨季」という意味を言い換えると?

より一般的に「雨季」と言いたい場合は rainy season が使えます。『We visited Thailand during the rainy season.(私たちは雨季にタイを訪れました)』のように、日常会話で広く通じる表現です。

Q. monsoon に関連する形容詞はありますか?

monsoonal(モンスーンの)という形容詞があります。『They experienced monsoonal rains.(彼らはモンスーンによる大雨を経験した)』のように、ニュースや学術的な文脈で用いられます。

CHECK QUIZ

Q: 「短期間で通過する激しい暴風雨」を指すのに最適な単語は?

Q: 「私たちは雨季の前に出発すべきだ」の自然な表現は?