fault

  • ()責任、過失
  • ()欠点、不具合
  • ()断層
  • ()非難する、粗探しをする
UK/fɔlt/

発音のコツ

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fault の発音は /fɔːlt/ です。f は上の前歯で下唇を軽く押さえ、息を摩擦させて「フ」と出します。母音の /ɔː/ は口を縦に大きく開け、喉の奥から「オー」と長く伸ばします。続く /l/ は舌先を上の歯茎の裏に当てて「ル」と響かせ、最後の /t/ で短く息を破裂させます。カタカナの「フォルト」のように「ォ」を短く切らないよう注意しましょう。

活用形

三単現
faults
進行形(-ing)
faulting
過去形
faulted
過去分詞
faulted
複数形
faults

コアイメージ

基準やあるべき状態から外れて生じた欠陥や過失がコアイメージです。誰かの責任や、物事の欠点、システムの不具合を指摘する時に使います。

faultの意味・例文

名詞

uncountable / countable

責任、過失

Responsibility for an accident or misfortune.

日常会話

Please do not apologize, it is not your fault.

謝らないでください、あなたのせいではありません。

誰に責任があるかを明確にする際によく使います。

ビジネス

We must decide who should take the fault for this failure.

この失敗の責任は誰が取るべきか決める必要があります。

失敗や問題の責任の所在を議論する時に適しています。

SNS・カジュアル

My fault! I completely forgot to reply to your text.

私のミス!あなたのメッセージに返信するのを完全に忘れていました。

自分の非を軽く認めて謝罪する時にも使えます。

可算

欠点、不具合

An unattractive or unsatisfactory feature; a defect.

日常会話

He has many faults, but I still like him.

彼には多くの欠点がありますが、それでも好きです。

人の性格や振る舞いにおける短所を表します。

ビジネス

The engineers found a serious fault in the new software.

エンジニアたちは新しいソフトウェアに重大な不具合を見つけました。

システムや機械の欠陥を指摘するビジネス表現です。

アカデミック

The main fault of this theory is its lack of evidence.

この理論の主な欠点は、証拠が不足していることです。

論理や主張の弱点を指摘する文脈で使われます。

可算

断層

An extended break in a body of rock.

ニュース

The major earthquake occurred along an active fault.

その大地震は活断層に沿って発生しました。

地質学的な地層のずれを指す専門的な用法です。

アカデミック

Geologists are mapping the fault lines in this region.

地質学者たちはこの地域の断層線を地図に記録しています。

地殻変動や地震の研究において頻出する単語です。

日常会話

San Andreas is a very famous fault in California.

サンアンドレアスはカリフォルニア州の非常に有名な断層です。

特定の断層帯の名前を挙げる際にも使います。

動詞

他動詞

非難する、粗探しをする

To criticize someone or something for a mistake.

日常会話

I cannot fault him for trying his best.

ベストを尽くそうとした彼を非難することはできません。

否定形で「〜を責められない」という形でよく使います。

ビジネス

You cannot fault their dedication to the project.

彼らのプロジェクトへの献身を非難することはできません。

相手の努力や姿勢を評価する時に使われます。

ニュース

The manager was faulted for the team's poor performance.

監督はチームの成績不振で非難されました。

責任を問われて批判される状況を表します。

語源

fault の語源は、ラテン語の fallere(欺く、失敗する)にさかのぼります。「正しい状態から外れること」や「期待を裏切ること」という成り立ちから、現在の「欠点」や「責任」という意味に発展しました。同じ fallere を語根に持つ関連語には、false(誤った)や fail(失敗する)があります。

派生語・ファミリー

形容詞faulty
形容詞faultless

faultの使い方

よく使う組み合わせ

my own fault (私自身の責任)find fault with (〜の粗探しをする)a mechanical fault (機械の故障)an active fault (活断層)admit a fault (過ちを認める)

使い分け

fault は誰の責任かという道義的な側面に焦点が当たり、mistake は判断や行動の誤りを指し、defect は製品やシステムの物理的な欠陥を表します。

It is my fault that we are late.

誰の責任であるかを明確にし、非を認めるニュアンスです。

I made a mistake in the calculation.

不注意や誤解による行動や判断の誤りを表すニュアンスです。

The car was recalled due to a manufacturing defect.

製品が本来備えるべき機能や品質が欠けているニュアンスです。

よくある間違い

× I did a fault. ○ I made a mistake. → 不注意による行動の間違いには make a mistake を使います。fault は責任の所在を表す名詞です。

× It is my fault to lose the key. ○ It is my fault that I lost the key. → fault を使って具体的な過失の内容を述べる時は、to 不定詞ではなく that 節を使います。

コラム

豆知識

語源の fault はラテン語の fallere(欺く、失敗する)に由来します。同じ語源を持つ単語には false(誤った)や fail(失敗する)があり、どれも「正しい状態から外れる」という共通のイメージを持っています。地質学の「断層」も、地層が本来の連続性を失ってずれることから名付けられました。

リアルな使われ方

ネイティブは誰かに責任があると言う時、be at fault という表現をよく使います。交通事故のニュースや保険会社のやり取りでも「The driver was at fault.(運転手に過失があった)」のように、法的な責任の所在を明確にする実用的なフレーズとして頻出します。

映画・音楽での使われ方

2014年の大ヒット映画『The Fault in Our Stars(邦題:きっと、星のせいじゃない。)』のタイトルに使われています。このタイトルはシェイクスピアの戯曲『ジュリアス・シーザー』のセリフ「運命のせい(fault)ではない」をもじったもので、変えられない宿命や不条理を表現しています。

イディオム・定型句

定型句at fault

責任がある、間違っている

The police decided that the driver was at fault.

イディオムfind fault with

〜の粗探しをする、文句を言う

She always finds fault with my cooking.

イディオムto a fault

度を越して、極端に

He is generous to a fault.

faultを使った会話例

金曜の夕方、オフィスで同僚と

A

The server went down again. Is it a mechanical fault?

B

I am not sure, but it is causing a defect in our system.

A

The client is upset. Who is at fault here?

B

It is my fault. I forgot to update the software yesterday.

A

Do not worry, anyone can make a mistake.

B

Thanks. I will try not to fault myself too much and fix it now.

文化的背景

英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。スポーツのテニスでサーブを失敗した時の「フォールト」はこの単語から来ており、ルールという基準から外れた「過失」を意味しています。日常会話では自分の非を潔く認める際によく登場します。

よくある質問

Q. fault とは?

基準から外れたことによる欠陥や、誰かの責任であることを表す名詞です。『It is all my fault.(すべて私の責任です)』のように謝罪する時によく使います。

Q. fault と mistake の違いは?

fault は「誰の責任か」という結果に対する咎めに重点があります。一方の mistake は行動や判断の誤りそのものを指し、『I made a mistake.(間違えました)』のように使います。

Q. fault はどんな場面で使いますか?

自分の非を認める時や、システム・機械の不具合を指摘する場面で使います。『There is a fault in the system.(システムに不具合があります)』はビジネスでも頻出します。

Q. fault を使った有名なイディオムは?

『find fault with(〜の粗探しをする)』が代表的です。『He always finds fault with my work.(彼はいつも私の仕事に文句を言う)』のように、否定的な態度を表す時に使います。

Q. 「活断層」は英語で何と言いますか?

地震のニュースなどで使われる「活断層」は an active fault と言います。『The earthquake occurred on an active fault.(その地震は活断層で起きた)』のように表現します。

CHECK QUIZ

Q: 「計算でミスをした」と言うのに最適な名詞は?

Q: 「彼の粗探しをする」の自然な表現は?

Q: 「He is generous to a fault.」の意味は?