error

  • ()間違い、誤り
  • ()エラー、不具合
UK/ˈɛrər/

発音のコツ

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error は最初の母音「e」にアクセントを置き、日本語の「エ」より少し口を開いてはっきりと発音します。続く「rər」は舌を丸めながら喉の奥で響かせ、力を抜いた曖昧な音で終わらせます。「エラー」と平坦に伸ばすのではなく、最初を強く、後半を短く丸めるのがコツです。

活用形

複数形
errors

コアイメージ

基準や正しい状態から外れてしまうことがコアイメージです。意図しないミスや、機械・システムなどの不具合を客観的に指摘したい時に使います。

errorの意味・例文

名詞

countable / uncountable

間違い、誤り

A mistake, especially one that causes problems or affects the result of something.

ビジネス

I found a spelling error in the final report.

最終報告書にスペルミスを見つけました。

書類やデータなどにある客観的な間違いを指摘します。

アカデミック

The student made an error in the calculation.

その生徒は計算で間違いを犯しました。

make an error で「間違いを犯す」という一般的な表現になります。

ニュース

The plane crash was caused by human error.

その飛行機墜落事故は人為的ミスが原因でした。

human error は事故原因などを語る際の定型表現です。

可算

エラー、不具合

A problem in a computer program or system that prevents it from working properly.

ビジネス

The system displayed an error message on the screen.

システムは画面にエラーメッセージを表示しました。

コンピューターや機械の誤作動を表す際によく使われます。

日常会話

I cannot save the file because of an unknown error.

原因不明のエラーにより、ファイルを保存できません。

原因が分からない不具合は unknown error と表現します。

SNS・カジュアル

My app keeps crashing with a network error.

私のアプリはネットワークエラーでクラッシュし続けています。

通信上の問題など、IT特有の不具合を指します。

語源

error はラテン語の errare(さまよう、道に迷う)が語源です。正しい道から外れてさまようというイメージから、「間違い」や「誤り」という意味に発展しました。同じ語根を持つ関連語には、errand(使い走り、用事)があります。

派生語・ファミリー

動詞err
形容詞erroneous

errorの使い方

よく使う組み合わせ

make an error (間違いを犯す)human error (人為的ミス)trial and error (試行錯誤)an error message (エラーメッセージ)a spelling error (スペルミス)

使い分け

error は計算やシステムなどの客観的な誤りを、mistake は判断や行動などの個人的なミスを、fault は過失や責任の所在を表します。

There is a serious error in the system.

基準から外れた客観的な不備や不具合を指摘するニュアンスです。

I made a huge mistake in my career choice.

個人的な判断の誤りや日常的な不注意によるミスを表します。

It is my fault that we are late.

誰の責任か、過失の所在に焦点を当てるニュアンスです。

よくある間違い

× I did an error on the math test. ○ I made an error on the math test. → 「間違いを犯す」と言う場合、動詞は do ではなく make を使います。

× By trial and mistake, we found the answer. ○ By trial and error, we found the answer. → 「試行錯誤」は trial and error という決まったフレーズを使います。

コラム

豆知識

ウェブページが見つからない時に表示される「404 Not Found」は、代表的な error コードです。この番号は、初期のネットワーク開発が行われていたCERN(欧州原子核研究機構)の部屋番号「404」に由来するという都市伝説があり、IT業界の有名なトリビアとなっています。

リアルな使われ方

ネイティブは、誰かが意図的ではなくうっかり間違えた時に human error(人為的ミス)という言葉をよく使います。機械のせいではなく人間だからこそのミスだとして、ビジネスシーンで過失を客観的に説明する際の実用的な表現です。

映画・音楽での使われ方

2001年のSF映画『2001年宇宙の旅(2001: A Space Odyssey)』では、完璧なはずのAI「HAL 9000」が error を起こすシーンが物語の重要な鍵となります。機械の誤作動が引き起こす恐怖を描いた名作です。

イディオム・定型句

定型句trial and error

試行錯誤

We learned the process by trial and error.

定型句margin of error

誤差の範囲

The poll has a margin of error of three percent.

定型句in error

間違って、誤って

The payment was processed in error.

errorを使った会話例

金曜の夕方、オフィスで同僚と

A

Did you check the sales report? I think there is an error in the total.

B

Really? I might have made a mistake when entering the data.

A

Let me see. Yes, this calculation was done in error.

B

Oh, it is my fault. I will fix it right away.

A

No worries. A simple human error happens to everyone.

B

Thanks for catching it before I sent it out.

文化的背景

野球の「エラー(失策)」は英語でも error と言いますが、日常会話ではIT関連の不具合や公式な文書の誤りを指すことが多く、英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。

よくある質問

Q. error とは?

基準や正しい状態から外れた間違い、またはコンピューターの不具合のことです。『I found an error in the report.(報告書に誤りを見つけた)』のように、客観的なミスを指摘する際に使います。

Q. error と mistake の違いは?

error は計算やシステムなど「客観的な基準からのズレ」に焦点を当てます。一方 mistake は「個人の不注意や判断ミス」を表し、『I made a big mistake.(大きなミスをした)』のように日常会話でよく使われます。

Q. error はどんな場面で使いますか?

書類の不備や計算ミス、ITシステムのエラーなど、フォーマルまたは技術的な場面で頻出します。『The system displayed an error message.(システムがエラーメッセージを表示した)』のように使います。

Q. error を使った有名な表現は?

『trial and error(試行錯誤)』が代表的です。『We succeeded through trial and error.(試行錯誤の末に成功した)』のように、失敗を繰り返しながら正解に近づく過程を表す際によく使われます。

Q. human error の冠詞はどうなりますか?

human error は概念として扱う場合は不可算名詞となり、冠詞をつけません。『It was caused by human error.(それは人為的ミスが原因だった)』のように、事故原因などを説明する際によく使われます。

CHECK QUIZ

Q: 「自分の進路選択を間違えた」と言うのに最適な名詞は?

Q: 「試行錯誤」の自然な表現は?

Q: 「誤って、間違って」を意味するフレーズは?