strength

  • ()体力、腕力
  • ()精神力、気力
  • ()長所、強み
  • ()(組織や通貨の)勢力、強度
UK/ˈstrɛŋkθ/

発音のコツ

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strength は「ストレングス」とカタカナで発音しがちですが、英語では 1 音節です。最初の str は唇を少し丸めて「ストゥル」と素早く発音し、続く母音 e を短くはっきりと出します。後半の ng は鼻に抜ける音(ŋ)で、最後の th は舌先を上の前歯に軽く当てて息だけを摩擦させる「ス」の音(θ)です。余計な母音を入れないよう注意しましょう。

活用形

複数形
strengths
「長所や強み」という意味で使われる場合

コアイメージ

物理的・精神的に物事を支えたり、外部からの圧力に耐え抜いたりする「強さ」がコアイメージです。困難な状況を乗り越える力や、人や組織の長所を表現したい時に使います。

strengthの意味・例文

名詞

不可算

体力、腕力

Physical power and energy to do something.

日常会話

He lacks the strength to lift this heavy box.

彼にはこの重い箱を持ち上げる体力がありません。

肉体的なパワーを表す最も基本的な使い方です。

ニュース

The athlete showed incredible physical strength during the match.

その選手は試合中に信じられないほどの体力を示しました。

physical を付けることで肉体的な力であることを強調できます。

アカデミック

Muscle strength naturally decreases as people get older.

筋力は年齢とともに自然に低下します。

医学やスポーツ科学の文脈で筋力を表す際によく使われます。

不可算

精神力、気力

The emotional or mental qualities necessary to deal with difficult situations.

日常会話

It takes a lot of inner strength to overcome grief.

悲しみを乗り越えるには多くの内面の強さが必要です。

inner strength は精神的なたくましさを表す定番フレーズです。

フォーマル

She faced the tragedy with great courage and strength.

彼女は大きな勇気と精神力でその悲劇に立ち向かいました。

困難な状況に耐え抜く心の強さを表現します。

SNS・カジュアル

Sending you love and strength during this hard time.

この辛い時期に、あなたに愛と力を送ります。

困難に直面している人を励ます時の決まり文句です。

可算

長所、強み

A good or beneficial quality or attribute of a person or thing.

ビジネス

We need to focus on our core strengths.

私たちは自社の核となる強みに集中する必要があります。

企業や個人の有利な特徴を指し、複数形でよく使われます。

日常会話

Her biggest strength is her ability to listen carefully.

彼女の最大の長所は注意深く話を聞く能力です。

人の優れた性格やスキルを評価する時に使います。

アカデミック

The essay clearly outlines the strengths of the new theory.

その論文は新しい理論の長所を明確に概説しています。

学術的な主張や手法の利点を論じる場面で適しています。

不可算

(組織や通貨の)勢力、強度

The degree of intensity, influence, or effectiveness of something.

ニュース

The hurricane is expected to gain strength tonight.

そのハリケーンは今夜勢力を増す見込みです。

自然災害や天候の激しさを表す報道で頻出します。

ビジネス

The strength of the yen affects our export profits.

円の強さが私たちの輸出利益に影響を与えます。

経済ニュースで通貨の価値や市場の勢いを表します。

アカデミック

They tested the tensile strength of the new material.

彼らは新素材の引っ張り強度をテストしました。

素材や構造物が物理的な力に耐える度合いを示します。

語源

strength は古英語の strong(強い)に、名詞を作る接尾辞 -th が結びついて生まれました。もともとは肉体的な力強さを指していましたが、そこから精神的なたくましさや組織の耐久性、さらには人の長所へと意味が広がりました。同じ接尾辞 -th を持つ関連語には、long(長い)から派生した length(長さ)があります。

派生語・ファミリー

形容詞strong
副詞strongly

strengthの使い方

よく使う組み合わせ

inner strength (内面の強さ)physical strength (体力)strengths and weaknesses (長所と短所)gather one's strength (力を振り絞る)gain strength (力をつける)

使い分け

strength は内面に備わった強さや耐久力を、power は他を動かしたり影響を与えたりする力を、force は物理的または強制的に物事を動かす力を表します。

I admire her inner strength.

内から湧き出る精神的なたくましさというニュアンスです。

The president has the power to veto the bill.

権力や影響力を行使して物事を動かすニュアンスです。

The police used force to open the door.

物理的なエネルギーや強制力を用いるニュアンスです。

よくある間違い

× He has a strong strength. ○ He has great physical strength. → strength は strong の名詞形なので、strong と一緒に使うと意味が重複して不自然になります。

× I want to know your strong points. ○ I want to know your strengths. → 日本語の「ストロングポイント」は和製英語に近い表現です。英語ではシンプルに strengths を使います。

コラム

豆知識

タロットカードの大アルカナには「力(Strength)」というカードがあります。このカードにはライオンを手なずける女性が描かれており、腕力や権力(power)ではなく、慈愛や忍耐といった「内面の強さ(inner strength)」で困難を乗り越えることを象徴しています。

リアルな使われ方

ネイティブは励ましの言葉として「Sending you strength(強さを送ります)」というフレーズをよく使います。病気や不幸など、困難な状況に直面している友人に対して、SNS のコメントやメッセージカードで精神的なサポートを示す際の大切な表現です。

映画・音楽での使われ方

ケリー・クラークソンの大ヒット曲『Stronger (What Doesn't Kill You)』は、有名な格言「What doesn't kill you makes you stronger(死ぬほど辛い経験が人を強くする)」をテーマにしています。試練を乗り越えることで新しい strength を手に入れるという力強いメッセージが込められています。

イディオム・定型句

定型句a tower of strength

非常に頼りになる人

My father was a tower of strength during the crisis.

定型句on the strength of

〜を頼りに、〜を根拠にして

I got the job on the strength of my previous experience.

定型句go from strength to strength

ますます発展する

The company has gone from strength to strength.

strengthを使った会話例

面接の準備中、大学のカフェテリアで友人と

A

Can you help me practice for my job interview tomorrow?

B

Sure. Let's start with a classic question. What are your greatest strengths?

A

I think my biggest strength is my problem-solving ability.

B

That sounds good. What about your weaknesses?

A

I struggle to delegate tasks. I want to build the strength to trust others more.

B

Good answer. You are always a tower of strength in group projects.

A

Thanks! I feel much more confident now.

B

You will easily get the job on the strength of your experience.

文化的背景

アメリカやイギリスの就職面接では、長所と短所(strengths and weaknesses)を聞かれるのが定番です。自分の強みを堂々とアピールしつつ、短所をどう克服するかを論理的に説明できるかが評価されます。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。

よくある質問

Q. strength とは?

物理的・精神的な「強さ」や、人や組織の「長所」を表す名詞です。『She has great inner strength.(彼女には素晴らしい内面の強さがある)』のように使います。

Q. strength と power の違いは?

strength が「内に秘めた耐久力や長所」を表すのに対し、power は「他に対して行使する影響力や権力」を表します。『knowledge is power(知は力なり)』のように、外へ働きかける力が power です。

Q. 面接で「長所」を伝える時に strength は使えますか?

はい、面接で長所を伝える際の最も一般的な単語です。『My greatest strength is my communication skills.(私の最大の強みはコミュニケーション能力です)』のように表現できます。

Q. physical strength を言い換えると?

文脈によっては stamina(持久力)や endurance(忍耐力)に言い換えられます。『He lacks the stamina to run a marathon.(彼にはマラソンを走る体力が足りない)』のように使います。

Q. strength を使った有名なイディオムはありますか?

『a tower of strength(頼りになる人)』という表現が有名です。『He is a tower of strength.』のように、困難な時に非常に頼りになる人を強固な塔に例えて使います。

CHECK QUIZ

Q: 「大統領は法案に拒否権を行使する権力がある」の空欄に入るのは?

Q: 「彼はその経験を頼りに仕事を得た」の自然な表現は?

Q: 面接官に「What are your strengths?」と聞かれました。何を答えるべき?