experience
- (動)経験する、体験する
- (名)経験、知識、スキル
- (名)体験、出来事
発音のコツ
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experience は第2音節の「pe」にアクセントを置きます。最初は「イク」と軽く発音し、「ス」の後に最も強く「ピ」と発音して「イア」と二重母音のように響かせます。後半は「リエンス」ではなく、口の力を抜いて「リアンス」のように曖昧に発音し、最後の s は息だけで終わらせます。
活用形
- 三単現
- experiences
- 進行形(-ing)
- experiencing
- 過去形
- experienced
- 過去分詞
- experienced
- 複数形
- experiences
コアイメージ
実際に自分で見たり、聞いたり、行ったりして何かを身をもって知ることがコアイメージです。出来事を体験した時や、そこから得られた知識やスキルについて話す時に使います。
experienceの意味・例文
動詞
経験する、体験する
To encounter or undergo an event or situation.
I want to experience different cultures.
異文化を体験したいです。
自分が直接関わって何かを感じ取る際に使います。
We experienced a significant drop in sales.
私たちは売上の大幅な落ち込みを経験しました。
会社や組織が特定の状況に見舞われる際にも使われます。
The city is experiencing heavy rainfall.
その都市は猛烈な降雨に見舞われています。
天候や災害などの事象に直面している状況を表します。
名詞
経験、知識、スキル
Knowledge or skill from doing, seeing, or feeling things.
She has a lot of experience in marketing.
彼女はマーケティングの経験が豊富です。
仕事や実務を通して得たスキルや背景を指します。
Practical experience is essential for this course.
このコースには実践的な経験が不可欠です。
学習だけでなく実際に手を動かして得る知識を表します。
He lacks the necessary experience for the job.
彼はその仕事に必要な経験が不足しています。
特定の役割に求められる実績や能力を意味します。
体験、出来事
An event or occurrence that leaves an impression on someone.
Meeting him was a wonderful experience.
彼に会ったことは素晴らしい体験でした。
心に残る個別の出来事を振り返る時に使います。
Skydiving was the craziest experience ever!
スカイダイビングは今までで最高にクレイジーな体験だった!
強い感情を伴う特別なイベントを表現できます。
The survivors shared their terrifying experiences.
生存者たちは恐ろしい体験を語りました。
人が直面した具体的な事象を複数形で表すことができます。
語源
experience は接頭辞 ex-(外に)と periri(試す)から成り立っています。実際に試して外に引き出したものという根本的な意味合いから、自ら関わって得た「経験」や「体験」を表すようになりました。同じ「試す」の語根を持つ関連語には、experiment(実験)があります。
派生語・ファミリー
experienceの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
experience は出来事を自ら身をもって体験し、undergo は組織の変化や治療など避けられないことを経験し、endure は困難や苦痛に対してじっと耐え忍ぶことを意味します。
よくある間違い
× I have many experiences. ○ I have a lot of experience. → 知識やスキルとしての経験は不可算名詞なので、複数形の -s はつけません。
× I experienced to go to New York. ○ I experienced life in New York. → 目的語に to 不定詞は使えません。名詞や動名詞を直後に置きましょう。
コラム
豆知識
語源の「試す(periri)」は、危険を伴う挑戦を意味する peril(危険)とも同じルーツを持っています。つまり、昔の人にとって「経験」とは、単なる日常の出来事ではなく、リスクを冒して試みた結果得られる貴重なものだったことがうかがえます。言葉の歴史を感じるエピソードです。
リアルな使われ方
ネイティブは失敗した時や嫌な思いをした時に「Chalk it up to experience(良い経験になったと思おう)」とよく言います。起きてしまったマイナスな出来事を、将来のための教訓として前向きに捉え直すための便利なフレーズです。日常会話で非常によく使われます。
映画・音楽での使われ方
ジミ・ヘンドリックスの伝説的なバンド名「The Jimi Hendrix Experience」にも使われています。ここでの experience は単なる音楽の演奏を超えた、聴衆を包み込む「圧倒的な音楽体験」を意味しており、サイケデリックな世界観を見事に表現しています。
イディオム・定型句
経験は最良の教師
“Do not be afraid to fail, because experience is the best teacher.”
自分の経験から言う
“I speak from experience when I say this.”
良い勉強になったと思う
“We lost the game, but we will put it down to experience.”
経験者の言葉、経験からの忠告
“Listen to the voice of experience.”
experienceを使った会話例
就職面接で
Could you tell me about your previous work experience?
I have five years of experience in digital marketing.
That is great. Did you undergo any specific training for that?
Yes, I experienced an intensive bootcamp last year.
Excellent. We value candidates who can speak from experience.
Thank you. I believe my background will be a great asset to your team.
文化的背景
欧米の採用市場では、学歴以上に即戦力となる実務経験(work experience)が非常に重視されます。学生がインターンシップに熱心なのも、この経験値を証明するためです。英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。
よくある質問
Q. experience とは?
実際に自分で見聞きしたり、行ったりして何かを身をもって知ることや、その結果得られる知識のことです。『I have 10 years of experience.(私には10年の経験があります)』のようにビジネスでも頻出します。
Q. experience は数えられますか?
意味によって異なります。知識やスキルとしての「経験」は不可算名詞ですが、個別の出来事としての「体験」は可算名詞です。『I had a wonderful experience.(素晴らしい体験をした)』のように使い分けます。
Q. 「経験を積む」は英語でどう言いますか?
gain experience や get experience と表現します。特にスキルアップの文脈では gain が好まれます。『You need to gain more experience.(もっと経験を積む必要がある)』のように使います。
Q. experience と background の違いは?
experience は実際にやって得た知識やスキルを指します。一方の background は学歴や生い立ちを含むより広い背景や経歴を指し、『He has a strong background.(彼には素晴らしい経歴がある)』のように使います。
Q. speak from experience とはどういう意味ですか?
「自分の経験から言う」という意味の定型フレーズです。他人にアドバイスをして説得力を持たせたい時によく使われます。『I speak from experience.(私の経験から言っています)』のように、日常会話で頻出する表現です。
CHECK QUIZ
Q: 就職面接で「営業の経験が豊富にあります」と言う場合、正しいのは?
Q: 「彼女は難しい手術を受けた」の「受けた」に最適な動詞は?
Q: 「経験を積む」の自然な英語表現は?