entire
- (形)全体の、全部の
- (形)全くの、完全な
発音のコツ
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entire は「ɪnˈtaɪər」と発音します。最初の「in」は短くリラックスした「イ」で発音し、アクセントは後半の「ti」に置きます。「タイ」としっかり二重母音を発音しながら、最後に舌を丸めて「ア」と「ル」の中間のような R 音を響かせます。「エンタイア」と平坦なカタカナ読みにならないよう注意してください。
活用形
- 複数形
- entires
- 名詞として「種馬」を意味する場合の複数形
コアイメージ
欠けている部分がなく、一つのまとまりとして完全に揃っていることがコアイメージです。時間や空間、数量などが最初から最後まで全て含まれていることを強調したい時に使います。
entireの意味・例文
形容詞
全体の、全部の
With no part left out; whole.
I spent the entire day cleaning my room.
私は一日中ずっと部屋の掃除をしていました。
朝から晩まで欠けることなく丸一日であることを強調します。
We need to review the entire process.
私たちはプロセス全体を見直す必要があります。
最初から最後までのすべての段階を指します。
The entire city was without power for hours.
街全体が数時間にわたって停電しました。
空間的に余すところなくすべてが影響を受けた状況を表します。
He read the entire book in one sitting.
彼はその本を一度座ったまま全部読み終えました。
情報や内容が一つも欠けていない状態を示します。
全くの、完全な
Absolute; complete.
You have my entire support on this project.
このプロジェクトにおいて、私はあなたを全面的に支持します。
支持や信頼が完全であり、揺るぎないことを表します。
The company took entire responsibility for the accident.
その会社は事故の全責任を負いました。
責任の所在が完全に一方にあることを明示する表現です。
I am in entire agreement with you.
私はあなたと完全に同意見です。
少しの異論もなく、完全に同意している状態を表します。
語源
entire はラテン語の in-(〜ない)と tangere(触れる)が組み合わさった integer(触れられていない、無傷の)を語源としています。そこから「欠けるところのない完全な状態」という意味に発展しました。同じ語源を持つ関連語には、数学の「整数」を意味する integer があります。
派生語・ファミリー
entireの使い方
よく使う組み合わせ
使い分け
entire は欠けた部分がなく全体が揃っている状態、whole は分割されず1つのまとまりであること、complete は必要な要素がすべて完了していることを表します。
よくある間違い
× Entire the city lost power. ○ The entire city lost power. → entire は形容詞なので冠詞 the の直後に置きます。all のように冠詞の前に置くことはできません。
× The entire students passed the exam. ○ All the students passed the exam. → entire は一つのまとまりの全体を指すため、個別の集団には all を使うのが自然です。
コラム
豆知識
entire の語源であるラテン語の integer(触れられていない)は、数学の「整数(integer)」と同じ語源です。小数が混ざっていない「欠けのない完全な数」という概念が、entire の「一つも欠けていない全体」というコアイメージと深く繋がっているのは興味深い点です。
リアルな使われ方
ネイティブは会話の中で「最初から最後までずっと」と強調したい時に the entire time という定型フレーズをよく使います。例えば、映画館で隣の人がずっと喋っていた時に「He was talking the entire time!」のように、不満や驚きを込めて使われます。
映画・音楽での使われ方
イギリスのSFドラマ『ブラック・ミラー(Black Mirror)』のエピソードに「The Entire History of You」という作品があります。記憶をすべて記録・再生できる世界を描いており、entire が持つ「欠けるところのない完全な全体」というニュアンスがタイトルに込められています。
イディオム・定型句
最初から最後までずっと
“She was sleeping the entire time.”
一生涯、一生
“It takes an entire lifetime to learn.”
完全合意
“This document constitutes the entire agreement.”
entireを使った会話例
金曜の夕方、オフィスで同僚と
Have you finished reviewing the entire report for next week?
Not yet. I have read a partial draft, but not the entire document.
We need to make sure the whole team is on the same page.
I agree. I will spend the entire evening checking the details.
Thanks. I will take entire responsibility for the final presentation.
Sounds good. Let's aim for our complete success.
文化的背景
英米間で大きな差はなく、どの地域でも広く使われます。ビジネス契約書などで「Entire Agreement(完全合意条項)」という表現がよく登場し、これまでの口約束などを無効にして文書の内容のみを最終的な合意とする重要な法務用語として定着しています。
よくある質問
Q. entire とは?
欠けている部分がなく、一つのまとまりとして完全に揃っていることを表す形容詞です。『I read the entire book.(私はその本を全部読んだ)』のように、最初から最後まで全てであることを強調します。
Q. entire と whole の違いは?
どちらも「全体の」を意味しますが、entire の方がややフォーマルで「一つも欠けていない」という完全性を強調します。日常会話では『the whole world(全世界)』のように whole がよく使われます。
Q. entire の後に複数形の名詞は置けますか?
基本的には単数形を伴いますが、期間や距離などのまとまりを表す場合は複数形も可能です。『I waited for three entire weeks.(丸 3 週間待った)』のように、期間の長さを強調する時に使います。
Q. entire を使って「全責任を負う」と言えますか?
はい、言えます。entire には「全くの、完全な」という意味もあり、『I take entire responsibility for the mistake.(そのミスの全責任を負います)』のようにフォーマルな場面で使われます。
Q. entire をフォーマルに言い換えると?
必要な要素がすべて揃っていることを強調する場合は complete に言い換えられます。『the entire process(プロセス全体)』を『the complete process』とすると、完了しているニュアンスが強まります。
CHECK QUIZ
Q: 「街全体が停電した」の自然な英語表現は?
Q: 「すべての学生が試験に合格した」を表す際、最も自然な単語は?
Q: 「I spent the entire day reading.」の意味として最も適切なものは?